今回の十二月議会は計13人が一般質問に立つことになっており、今日9日と週明け12日に分けて行われます。私の一般質問は12日ですから、今日は出番なし。出番が全くないと思えば、緊張感はダイブ緩むのが正直なところ。


余談ながら、一般質問は通告した上で原稿も提出します。全く答弁することがない理事者(部長や事務局長など)は出席する必要があるのでしょうか?理事者の方も、自分のセクションに質問が飛んでこないと分かっている場合、緊張感が緩みながら「さっさと戻って仕事させろ」と思っているのではないでしょうか・・・?違うか・・・?


もっとも、今日の質問者の内、一人だけよーく聞いていなければならない質問者がおります。生嶋議員です。なぜかというと、生嶋議員の通告内容は「市長の市政運営」の一本であり、私の通告は「これまでの登市政の自己評価」の一本ですから、かぶってしまっています。しかも、生嶋議員は今日、私は12日ですから、私が後攻・・・

具体的な質問がかぶらないようにせねば・・・

と思って聞いていると、市長のリーダーシップや「あれもします、これもします」と色々な事業を掲げ選挙民に夢を与えるのもいいが、実現性(財政的な裏づけ)があるのか?など、やはりかぶっています・・・(;;)


生嶋議員が他に何を聞かれたかの詳細はここでは紹介しませんが、一つだけ書いておきたいと思います。市長の来春の市長選への再出馬についてです。

結論から言えば、12月議会で市長は再出馬を明言しました。


生嶋議員「一つは今の財政計画を23年一般財政ベースでやっていますね。(中略)(事業計画を)やり直してゼロベースから組み立ててしっかりと市民に示すんですか?(後略)」

市長:浸水対策が最優先課題となったので、事業計画を練り直している旨の答弁。

生嶋議員「(登氏の選挙を応援した一人として)成果がなにのは残念ですが、あれだけのことを述べられたのは評価しますね。(中略)9万5千市民の代表として責任をもってやっていく意思がおありなのか最後にお聞きしたい」

と聞くも、得意の抽象論でごまかそうとしているのか煮え切らない答弁。

そこで、生嶋議員が業を煮やして聞き直す。

生嶋議員「ちょっと何かこうはっきりしませんね。(議場では笑いが生じる)今後、2期目の体制はどうするかは後でよろしやん。もう1期責任をもってしかりやるんだいう意思を明確にするのかどうかはっきりしないと、われわれ新政会も膝を突き合わせてマニュフェストを含めてどう取り組んでいくのか、私としても新政会の代表として責任がありますから。(中略)60周年に向けてしっかりとやっていく意思があるのか明確にはっきりと言った方がよくないですか?(中略)もう市長、何やせんと、きっちりと自分の政治生命に賭けてでも頑張っていくんだという意思があるのであればはっきりと意思をおっしゃてください。」


登市長「今までの総括を申し上げました。残された任期もございます。しっかりとやっていきたいと思います。その後につきましても、今まで色々ご指摘いただきましたことを胸にしっかり受け止めまして、(長いので中略)次の2期目でございますが引き続き市長の重責を担いたく思っております。しっかりと頑張らさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。


生嶋議員「議会のみなさんも含めて職員のみなさんにもご協力いただいて、やるという前段をちょっと忘れてはしませんか?市民のみなさんにもご理解いただく、議員にもご理解いただく、職員のみなさんにもご理解いただく、そして頑張るんだという前段を忘れている。もう年(生嶋議員は市長の8歳上)ですので偉そうにいうてすんませんけど。『そういうことじゃないか』と。答弁はもうよろしいよ。『そういうこと』でしょ!?」

(議場内は爆笑)


登市長のことですから「そういうこと」でしょ!(笑)