みなさん、こんにちは
はーろんです。
去年（2016)のことで恐縮ですが、中国の南寧市で健身気功/八段錦の研修会が開催されました。
初めて行く南寧は穏やかな温暖地域。
リゾート地として急ピッチに開発中、どこもかしこも工事現場でした。山々が削られていくのを見ると胸が痛みますね (ﾉ_･｡)・ﾟﾟ･
健身気功を科学する
中国では健身気功を近代医学・心理学・生理学・免疫学など科学的検証を進めて功法を編成し直し、世界に向けて発信しています。
その為、各国のインストラクターが招待され、最新の套路（動作）を身につけてもらう為に研修会が開かれました。
健身気功を練功されていらっしゃる方はご存知だと思いますが、DVD出演でおなじみ北京体育大学教授YANG Bailong 先生（中央）
Bailong 先生は八段錦を研究する最高顧問の教授です。
まさか直接教わるとは夢にも思っていませんでした 。
先生は早産で生まれ（身長180センチくらいに見えますけど・・・大きく育ったんですね。）虚弱体質だったようです。そのためヨガなど含めた健康法を色々と試した結果、健身気功にたどり着いて丈夫な身体を手に入れたと話されました。
冗談ひとつない言わない気迫の套路。
先生から放たれる『気』は正真正銘、凄いものがありました。
左の方は先生のお弟子さん（中国の武術家）
会場を隅々まで見透かすような鋭い眼光‼︎ 画像から伝わるでしょうか⁈
八段錦の功法
八段錦：第２式。
弓を射るようなポーズは、肩と胸を開くことで肺機能を高めます。
また手先の指末端まで力が入るので、手三陽三陰経を刺激します。
腰を低く沈めることで、足腰を強くし、正中線のバランス能力も高めます。
肩肘関節の活性などなど・・・。
さすがお弟子さん！決まってます
八段錦：第５式
腰を軸に尾骶骨回旋。足腰の強化にもつながります。
尾骶骨の回旋動作を通して、脊柱・腰・頸・股関節部筋群の可動域が増加し、これら部位の筋力が増強されると言われています。
また督脈が刺激されるので精神的な疲れを解消し、不眠・動悸などに効果があります。
休憩時間、お弟子さんがコツを教しえて下さいました。
気功の健康養生の仕組みは 調身・調息・調心 により、陰陽平衡の規則に従い、臓腑の陰陽のバランスを保ち、気血の偏り盛衰を調整します。
神経・体液システムの調節機能を改善増強することができるので、人体の自然治癒能力を引き出し、病気を追い払い丈夫な体に鍛える効果があります。
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