先日、以前から行ってみたいと思っていたイタリア料理屋さんに行きました。
そのお店は、フェルネーからバスでスイス側に入ってわりとすぐのところの、Grand Saconnex Place(グラン・サコネ・プラス)というバス停の前にある、La Colombiere(ラ・コロンビエール)という名前のお店です。小さなホテルの一部です。
職場からの帰り、バスでお店の前を通りかかると、いつもテラス席のところの電気が明るくついていて、いい雰囲気なのです。きっとおいしいのではないか、と前から行ってみたかったので、妹がいるときに行き、その後日本の職場の同僚が来た際にもいきました。
今はキノコの季節になったので、スーパーにも朝市にもたくさんの種類のキノコが山盛りに盛られています。ぜひ食べてみたいのですが、いったいどんな料理にするものやらわかりません。スーパーに山盛りになっているキノコをつまんで鼻にもっていき臭いを嗅いでみても、なんの臭いもしません。日本のように、シイタケの香りとか、マツタケの香りとかを楽しむ、という食文化はないように思います。
しかし、妹とこのお店に来た時に、「季節のキノコのタリアテッレ」というパスタを見つけたので食べてみたら、これがとてもおいしくて、二度目に来た時も同僚たちに勧めて注文しました。ピザはナスとチーズのピザにマッシュルームを追加してもらいました。
ビールはスイスのビール、Feldschlosschen(ドイツ語の分かる方、「O」の上にウムラウトが付きます。フェルトゥシュレッシェン??と読むのでしょうか)をお願いしました。昨年バーゼルに行った際には、どのレストランでもビールはほぼすべてこのビールでしたが、ジュネーブ周辺ではほとんど見ることがありません。
ナスとチーズとマッシュルームのピザ。パイ生地は薄くてサクサクお腹に入ります。
ほかに、「四季のピザ」というのも頼みました。
キノコのパスタです。
ワインはロゼ。ワインを入れている容器が珍しい形でした。スイスでは、グラスワインをお願いすると、グラスにワインを入れてきてくれる場合と、このように別の容器に入れて、空のグラスを添えて持ってきてくれる場合とがあります。
どれもとてもおいしかったです。
最後にコーヒーをお願いしました。コーヒーについてきたお砂糖がまたかわいい袋に入っていました。
ウサギ