京都大原 金毘羅山

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5月下旬。。。
百丈岩で偶然に出合った【よか】さんから思いもよらないメール

『比良か金毘羅山のバリエーションに行きませんか』

六甲ブロガーの憧れの人からお誘いを受け夢心地
実現したのは2ヶ月後だった


灼熱のアプローチ

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八ヶ岳~中央アルプスと 梅雨明け十日で高所の避暑をむさぼった体には
京都大原の低山は灼熱地獄に感じられた

それでも自分の倍ほど担いでいるよかさんに必至でついていく

Y懸尾根の取り付きで一服
先行の2パーティーが準備しているので のんびりと給水していると

よか『そろそろ行きましょう』
げん『えっ? 順番待ちではないんですか?』
よか『ここはザイルはいらんでしょう♪』と登りだすよかさん


フリーで登るY懸尾根

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Y懸尾根の真ん中に北尾根の頭がある
そこに荷物をデポして北尾根の北のルンゼを下り 北尾根の基部に降りる


見つけたのはよかさん

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いよいよ北尾根

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2ピッチ目

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よかさんからいただいた写真

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3級ルートは一眼片手

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3ピッチ目 凹角ルート

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リズミカルに遠ざかるよかさん

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ザイルは余ってるのに途中でビレーをとって ラストを自分にリードさせてくれる

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北尾根の頭に戻ってランチ
暑くて食欲はないが 冷やし中華(冷えてないが)を無理やり流し込む

ランチの後は Y懸尾根後半


これもノーザイルでいく

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『好きなようにどうぞ』と先に行かせてくれるよかさん

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写真を撮るため トップを交代しながら。。。

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Y懸の頭から眺める大原の里

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よ『ここからは一般道で 頂上までは30分くらいかな』
げ『あ ピークハントには興味ないので。。。(^^;』

この日の熱射は半端なかった
早く帰って ジョッキを傾けたかったのが本音

よ『じゃ 頂上はやめて。。。』
げ(ほっ)

よ『これを1本づつやって帰りましょう(ニコニコ)』

よかさんが指す先は奈落に続いている(汗

よ『懸垂で降りますけど 先に行く? 後から?』
げ『。。。。。。。。あ 先降ります』

懸垂下降など大学以来

自分のあと レスキューのようにスピーディーに下降するよかさん

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よ『先に登りますか?』
げ『・・・』
よ『自分で登ってみませんか?』
げ『あ 後でいいです 先にどーぞ(どきどき)』

これ。。。登るん?(聞いてないけど。。。)

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トップロープでよかさんを確保
写真を撮る余裕もなく よかさんのルートを必至で見つめる
つま先で立ってるし。。。(涙

登り終えたよかさんが懸垂で戻ってきたとき 雨が降り出した
げ(しめしめ この雨で下山やな♪)

よ『じゃ げんさん どーぞ♪』
げ『あ あの~ 雨が。。。』
よ『降ってきましたね だから早く(^^』
げ『は は~や~く~なんですね?』
よ『(^^)』
げ『じゃ テンションお願いします!!!!!』
よ『4級です(^^』

3級でないのは判っていたが 聞いたらビビるので聞かなかったのに(涙
しかも 雨で濡れてますけど(涙

このあたりは余裕(よかさん一眼提供))

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次の1手(右足のスメアリング)が核心

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↑よかさん撮影(なんで? テンションお願いしたのに 落ちたらどうするん)

なんとかクリアしたあと 初4級の満足感よりも膝のガクガクでへたりこむ

よ『早く降りて(雨だから)』


よかさんが氷とともに担いでくださったのは ホップの香りのグリーンエビス

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アオバセセリもよかさんがお気に入り

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よかさん ありがとうございました
自分の志向と技量にふさわしい山でした

そして 自分を半歩高めてくれたビビリフェース
グリーンエビスは最高でした(^^

ビビリなヤツですけど またよろしくおねがいします






河原町 8:26(京都バス17系統)9:10 戸寺 9:20 ~ 10:20(Y懸尾根)~ 11:20(北尾根)~
12:45 北尾根の頭(ランチ)13:15(Y懸尾根)13:30(ビビリフェース)13:50 ~