2024年2月3日(土) その強さ、トラウマ級 | 雪解けの先に広がる足跡

雪解けの先に広がる足跡

ADHDの夫とHSPの私。
2022年冬に北海道へ移住。
日々のできごとを綴っています。

最近購入したIH用の土鍋でご飯を炊いているのだが、ガス火のものより火加減が難しく、未だに満足のいくご飯が炊けていないので、今日も昼から練習のためにご飯を炊いた。
ちょっと水が多すぎた印象。
そしておこげが好きなのに、なかなかおこげない。
まだまだ研究が必要だ。

そんな土鍋を洗うのは、炊飯ジャーより重いし蓋が2枚あるので大変だ。
洗い物をしながら思い出した恐怖の言葉をご紹介しよう。

昔、専門学校時代は学生寮だったのでご飯は作っていなかったけれど、1年で退学したあとは当時付き合っていたろくでもない男と半同棲状態を楽しむため、アパートを借りた。
彼は実家暮らしなので、なんの苦労も知らずに一人暮らしの私と都合のいい時だけ一緒に暮らすという状態だった。

彼のことは、当時は本当に好きだったし、私にとっては長い付き合いだった。
自分で料理を作るということが楽しくなった頃だったので、家事も頑張った。

彼にもたくさん、慣れない料理をふるまった。
当時はガラケーだったし、そのガラケーも性能のいいものではなかったので(多分ネット使い放題プランとかはなかった気がする)、料理は重い本を買って、見ながら作った。

ある日、ご飯を食べ終わって可愛いエプロンをし、彼にアピールしながら洗い物をしていたら、
「洗うの遅いね。うちのママは流した食器を置くと同時に次の食器を流してるよ」と言われた。

彼が自分の母親をママ呼びすることは知っていたけれど、ずっとママをやってきた人とまだママにも主婦にもなったことがない私を比較するか?
頑張っていただけにショックが大きかった。
彼と別れたあとからずっと思っていることだが、どうしてこの時点で別れなかったのだろうと思う。

私はあんたのママじゃないし、ママ像を彼女に求めてるなら私と別れてくれと言えなかった自分が幼なすぎて悔しい。

彼は今でも都合のいい時だけ連絡を取ってくる人で、今まではそれに付き合ってもきたけれど、ラインをやりとりすれば下ネタか昔の話しかしない彼に嫌気がさして、北海道移住と同時に全てブロックした。
別にもう話さなくても困らない相手だし、どうか私のことは記憶から消してほしい。

夜は、前々から呼ばれていたので実家にご飯を食べに行ってきた。
今年の節分は恵方巻の代わりに手巻き寿司をやるからおいで、と言われていた。
準備も片付けもしなくていいご飯は最高に美味しかったが、また夫にありえない量を食べさせていたので可哀想だった。
夫はそれを止めろと言うが、私が何を言っても止まらない親だというのはわかるだろう……
明日からまた減量が始まる……

どこか外食をするなら量を食べすぎなくて済むのだが、実家で作られたご飯は量が4人分じゃない。
次は私達と両親の結婚記念日に外食に呼ばれたので、それならいいかと約束をした。

2月は両親の誕生日と先代のわんこ2匹の誕生日、そしてバレンタインデーもあるので、全てのプレゼントを持って行った。
実家のうさぎを撫でながらサッカーを見て、負けて、帰宅。
うさぎ、幸せだと思っていればいいな。
命はとても温かく、愛おしかった。