こんにちは!

最近YouTubeデビューを果たした良玄です(*^-^*)

 

というのも実は「法話巡礼33」という企画を頂きまして

YouTubeで初めて法話をアップしました!

 

https://youtu.be/DKTNjjZEDVA

 

 

この企画は『三十三所観音巡礼』にヒントを得て

宗派を超えた33人の若手僧侶たちが目

YouTube上に法話の動画を公開しているものですダルマ

 

実は最近オズモモバイルという

iPhoneに着けるジンバルを手に入れたのでカラオケ

ひたすら一人で撮影してスマホ

ひたすら一人で編集しておりましたPC

 

改めてユーチューバーの方々を尊敬した次第ですびっくり

 

今後の更新は未定ですが

新しいことを試みるのは面白いと感じた瞬間でしたキラキラ

 

 

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さてそんな今回のテーマは

この字を何と読む!?

です上差し

 

先日の記事では自粛期間中に

お茶室の大掃除を紹介しましたが鉛筆

 

 

その茶室の名前がずっと気になっていましたキョロキョロ

 

 

恥ずかしながら祖父から聞いておらず

寺族も誰も知らないとのことでアセアセ

唯一の手がかりは目

お茶室に掛けられた『扁額(へんがく)』のみでしたタラー

 

それがこちら!!

 

 

さて何と読むでしょう?

 

私も最初はさっぱり分かりませんでしたタラー

 

最初は単純に左から順に

「亦」か「赤」と「成」か「戌」??

かなぐらいに考えておりましたがメガネ

お茶室の名前にはどうしても結びつきませんくるくる

 

 

案の定すぐに行き詰まり

そもそも幼少期から苦手な科目は国語でしてタラー

漢字にもめっきり弱くて書道にも疎いのでガーン

何から手を付けていいかも分かりませんでしたもやもや

 

 

そこでまずは

祖父の茶道のお弟子さんに伺うことに!!

 

するとやはり人のご縁の力は凄く

有難いことにすぐには分からないまでもうずまき

同じ生徒さん達に聞いて調べてくれるとのことでしたラブラブ

 

 

その間にも何かできないかと考えまして

後輩の書道に詳しいお坊さんにも尋ねてパー

字を調べてももらいましたお願い

 

 

さらには茶事の際に祖父が書いた

「会記」が残っていたのでびっくり

その古紙をひたすら読み漁り目

茶室の名前が書いてないかを調べましたメガネ

 

ちなみに「茶会記」というのは

お茶席を設けた際にお茶

掛け軸を何にしたとか?

花や花入れをどういうものにしたか??

を全て書き記した紙であります上差し

 

 

祖父の遺品とともに残っていたので

改めてひたすらに祖父の字を辿りましたメガネ

 

 

そんな折に電話が鳴り

お弟子さん達が記憶しているお茶室の名前は脳みそ

「エンアン」

だったと思うとの回答をいただきました!

 

エンアン!!

 

なるほどOK

 

確かに祖父の僧侶の名前が

「円応(えんのう)」だったのでズバリうずまき

「円庵」であると確信しました!!

 

 

ところがところが

上記の文字「円庵」に読めますか??

 

「円」は「圓」とも書くので

「圓庵」が正式かと思いましたがくるくる

それでも文字と結びつきませんでしたガーン

 

 

そこで改めて祖父の茶会記と照らしてみると

同じような文字を幾つか発見!!

 

 

扁額とそっくりなそのままの字が登場上差し

 

これで扁額自体も

祖父自身が書いたものであると判明しました目

 

そして・・・くるくる

 

 

「庵」の字がついに登場しました!

 

さらに・・・くるくる

 

 

ついに楷書を発見!!

 

円庵=圓庵=茶室の名前=扁額の文字

がつながることができましたキラキラ

 

 

さらに字を調べてもらった後輩からも

「圓」の草書体に「亦」のように書くものを発見した!!

との吉報もいただきましたキラキラ

 

 

要するにこの扁額の文字は

「圓庵」を草書体としてやしの木

祖父が自分で書いたものであり鉛筆

さらには左下の小さい文字(烙印)はメガネ

祖父の僧名の「円応」の「応」であるびっくり

と推察されました上差し

 

 

禅の僧侶が書く文字は

本当に独特のものが多く存在しますアセアセ

 

掛け軸などでも元の言葉を知っていないと

とても解読することのできない書が沢山ありますタラー

 

今回は身内の禅僧である祖父の字に

大変悩まされましたがもやもや

改めて身内である孫の自分が知ることができてキラキラ

ホッとしております照れ

 

 

文字の解読と同時に

今回は祖父の書き物や写真なども地球

改めてじっくりと見ることができました目

 

名は体を表すが如く

字はその人の性格を表すようにランニング

祖父の心に少しだけ触れることができたように感じましたピンクハート

 

 

「其人の 足あとふめば 風薫る」 (正岡子規)

 

 

まさにその人の足跡を辿ることであしあと

その人の雰囲気が薫る心地よい風が流れ星

茶室から吹いてくるように感じました照れ

 

 

それにしても祖父は

大好きな茶道に生きる中でお茶

お寺に客殿としてお茶室も建ててもらい神社

そのお茶室に自分に所縁のある名前も付けて鉛筆

自分で書いた扁額を飾っていたとはメガネ

何とも幸せな道を歩んでいたようだと足

笑みもこぼれましたニコニコ

 

 

人生においても

自分の信じる道を突き進むことの楽しさうずまき

少し教えていただいたように思いますダルマ

 

文字からその人の人生を辿る旅ランニング

 

誰でもできるご先祖さま巡りの一つかと思いますので

自粛期間中にやることがなくなったらスマホ

ぜひともおススメさせていただきますお願い

 

 

良玄合掌

 

 

 

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