こんにちは。
今日は、過去に書いた記事を一部書き直しして再アップする
”あの、おチャラけブログをもう一度”の10回目でございます。
ちなみに、もう既に書いた記事の再更新と言っても、決してサボってるわけではありませんからね、決して・・
「サボリ以外の何物でもないだろう」
という訳で今回は、5年前の2018年秋に書いた、内容が全くないトーク番組・スタジオRadish/PART2・前後編の後編部を取り上げたいと思います。
下の音楽を流しながらどうぞ。
あの、おチャラけブログをもう一度⑩
スタジオRadish2018PART2(後編)
ゲスト・喜劇王チャップリン
司会・堀チン正明
アシスタント・宮沢りえ
「大変お待たせしました。
今、最も旬なゲストをお招きしてお話をお聞きするトーク番組・スタジオRadishの後半戦に入りたいと思います。
みなさん、ゆっくり休憩出来ましたか?
私は時間がたっぷりあったので、日焼けサロンに行って来ました・・この通り真っ黒でしょ? ハハハ」
「番組中に顔の色が変わってるというのも、どうかと思いますけど。
変な番組・・・
次、オファーがあっても絶対出ないわ」
「アシスタントの、りえちゃん・・今、何か言いましたか?
え?
咳をしただけ?
ずいぶん長い咳でしたね。
体にお気を付けください。
それでは
今回は、前半戦に続き”SFサスペンス劇場・Jの魔印”にご出演されましたチャールズ・チャップリンさんから、制作秘話など、さらに面白いお話が聞けると思います。
続けましょう。
改めてご紹介致します。
サイレント映画時代からのスーパースター
チャールズ・ゲロプリンさんで~す」
「ゲロプリン!?」
「どうも~
ゲロプリンで~す」
ズコッ!
「って、違ごうてんがな。
ワテはチャールズ皇太子や」
ガガガガクン!
「って、それもちやうな。
チャールズ・チャップリンですねんねんねん
もひとつオマケに・・
ねん!」
ありゃりゃ~
「何?、さっきから変な画像が出てるけど?
ウィルス攻撃かしら?
ところでチャップリンさん
急に関西弁を使うようになって
なんか・・・前半の時からキャラが激変したような気がするのですが・・」
「宮沢りえはん
ワイはあくまでワイや。
喜劇王の異名を持つ、チャールズ・スペンサー・チャップリンとは
ワイのことや~!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」
「それでは、ここでニュースです」
ガタガタッ!
「ここでニュース?
このタイミングで?
まだお話が始まってませんよ・・
これって・・本当にトーク番組ですか?」
「は~い
報道デスクの佐藤です。
堀チンさん
前回、二葉百合子さんや菊池章子さんなどが歌われた岸壁の母の、その母が
舞鶴海岸の岸壁から落ちて行方不明になってるとお伝えしたと思うのですが、覚えてらっしゃいますか?」
「あまり覚えてないな・・
で・・どうなりましたか?」
「覚えてない?
休憩中に忘れちゃったんですか?
それも凄いな!
それでですね
実は見つかりまして・・無事保護されたとのことです」
「ホモ?
岸壁の母が岸壁から落ちて、そのショックでホモになった・・・という事ですか?
岸壁の母は、女性ではなく男だったってこと?
だとしたら、岸壁のパパですね。
意味がよく分かりませんが」
「いえ・・ホモじゃなく保護!
救出されたということです。
今、ご本人からインタビューが取れそうですので、現地へ切り替えたいと思います。
舞鶴の佐々木さ~ん」
「はい、舞鶴海岸におります佐々木です。
堀チンさん
数時間前ですが、この舞鶴海岸の岸壁に毎日いらっしゃるという岸 壁子さんが、足を滑らせてここから滑落しまして・・
でもご安心ください。ケガひとつなく生還して、今こちらにいらっしゃいますので、その時の様子をお聞きしたいと思います」
「佐々木さん・・
その、岸壁ババアですが・・
お名前は、ガンペキコ?
とお読みするのでしょうか?
「いえ・・無事に救出された岸壁ババアは・・・
いや・・岸壁の母と世間から言われる岸 壁子さんは
キシ カベコさんと読みます。
お歳は・・」
「こんにちは、岸です。
私は、今年で100歳になりますわよ」
「100!」
「100!」
「100!」
「合わせて、300!ですか・・・」
ハフハフハフ
「そんな風には見えませんよ。
108歳くらいにしか・・」
ズコッ!
「合わせてどうするんですか?
ただの100歳です。
それで
いつも来てる慣れ親しんだ場所なので、ついうっかり油断したのでしょうね。
逆立ちして、景色を反対に見てみようと急に思いついたのが間違いのもとでした。
逆立ちしながら、崖っぷちを行ったり来たりして・・1時間ぐらいそうしてたでしょうか・・
いきなり腕がガクン! となりまして・・そのまま真っ逆さまに下へ・・・歳には叶いませんわ」
「それで、よく下の海のゴツゴツした岩にぶつかって、グシャグシャにならずにご無事でしたね。
岩にまともにぶつかったら、内臓は飛び出し、頭がい骨骨折で脳みそはカニ味噌みたいになり、下半身からは汚物が際限なくあふれ出・・・場合によっては手足がもぎれ取り・・DNA鑑定しないと・・・」
「あ・・・岸さん・・失礼しました。
どのようにして助かったのですか?
その経緯を教えて下さいませんか」
「私は落ちた瞬間に、持ち前の運動神経で、咄嗟に壁面に生えている蔦に掴まったのです。
3本指で・・」
「どの指でつかまったのですか?」
「人差し指と親指と小指です・・
あれ?
薬指と人差し指と後ろ指だったかしら?
とにかく
そうして3時間、救助が来るのを待ちました、ひたすら・・・3本指で掴まりながら・・・
でも、上から声が聴こえるのに、私にいっこうに気づかない・・・壁は垂直でフラットだから見えるはずなのにですよ。
仕方ないので、自力で上りました、3本指で・・」
「たったの3本指でですか
そりゃ驚いた!
で・・・どの3本指でですか?」
「堀チンさん!
指はいいですから、もっと違うことを」
「そのお歳で、よく、あの垂直で険しい岸壁をよじ登りました。
前世はきっと、吸盤がたくさんついてるタコだったかもしれませんね。
とにかく、ご無事で何よりでした。
お疲れのところインタビューにお応え下さいまして、ありがとうございました。
岸さん、長生きしてくださいね。
あと3本指の年数くらいは」
「あ・・・
それでは、マイクをスタジオに戻したいと思います」
「さて・・・えっと・・・これ何の番組だっけ?
あ・・そうだ・・トーク番組だ。
ということで、ゲストのチャップリンさんより、先ほどのお話の続きをお伺いしていきましょう。
カラテ・チャップリンさん、よろしくお願いいたします」
「アチョ~ッ!
って、ちゃいまんがな。
カラテチョップみたいに聞こえますやろ。
ええ加減にしなはれや。
で・・どこまで話したっけ?」
「生まれつきの悪なんているのか?
というところまでです」
「あ、そやそや・・
もひとつオマケに
あ~そやそや
ほな訳で、ワテはいる・・思うてんのや。悪のDNAを生まれ持って内包している人間が・・・
もっとも、誰しもが残忍な部分はもっているのだが、普通の人間は善に対する強い理性や法律などの縛りで抑制することができはる。
ところが、彼らは狂暴な欲望を抑えることが出来ないのや。
人を殺めることで快楽を得る快楽殺人犯や幼児誘拐殺人・・」
「トマト・ケチャップリンさん
お話の途中ですが、新しいニュースが入ってるようですので、そちらに切り替えたいと思います。
報道の佐藤さ~ん」
ガタガタガタ
「報道デスクの佐藤です。
堀チンさん。
先ほど・・といっても前回になりますが、
三橋美智也さんの曲でお馴染みの哀愁列車と、春日八郎さんの赤いランプの終列車が正面衝突したとお伝えしまして、幸いにも軽い事故ですんだと報告しましたが・・・その後、とんでもないことになってるようなんです。
実はですね・・
同じ路線を走っていた後続車で、狩人の曲でお馴染みのあずさ2号とジャズのスタンダードナンバー・A列車で行こうの、そのA列車が、事故発生に気付かなかったのか、衝突現場に次々と突っ込みまして・・・
それだけじゃなく、どこから来たのか?
アガサ・クリスティーのオリエント急行もぶつかって来て、更に、空を運行中の銀河鉄道999が、ドンピシャでその現場に落ちて来たそうです。
ということで、現場は混乱を極め、カオス状態に陥っているようです」
「どちらかというと・・・その現象自体がカオスのような気がしますね・・・
さしづめ、列車の大バーゲンセール・・と言ったところでしょうか。
分かりました。
詳しいことが分かりましたら、またお知らせください。
他には、何か新しいニュースは飛び込んできてませんか?
どちらかというと、殺伐としたものより、ほのぼのしたニュースがいいですね」
「分かりました。
高倉健さんが歌った唐獅子牡丹という曲、ご存知ですよね。
その唐獅子牡丹にまつわる話題なのですが・・
ある男性・・お名前は出せませんので仮にWさんとしておきます。
そのWさんが、唐獅子牡丹の刺青を背中全体に入れようとして彫師に依頼したところ、その彫師は何を勘違いしたのか、牡丹の代わりにタンポポを彫ってしまったそうなんです。
それで、訴訟問題にまで発展してしまった・・・という、なんとも情けないニュースで、すいません」
「いやいや、変なニュースじゃありませんよ。
だって、その方は・・・えっと・・・仮名でWさんと言いましたっけ?
そのWさんこと、埼玉県川口市青木1丁目24-7にお住いの若山富一郎さん52歳が、迫力や威厳などを出すために、唐獅子牡丹にしてくれと頼んだわけで、それが、
唐獅子タンポポになっちゃったんでしょ?
唐獅子タンポポに
迫力や威厳を出す変わりに、笑いが取れそうですね。アハハハ
どうせだったら、タンポポじゃなくて、
ボケ・・と言う花があるので、唐獅子ボケとかにすればよかったのにね。
あと、唐獅子チューリップもいいし、唐獅子ピーマンなんかも捨てがたいな。
でも私だったら、唐獅子ごはん・・にするかな」
「堀チンさん
唐獅子シリーズはいいですから、次行きましょう」
「そうこうしてるうちに、残念ながら・・
ここで時間が来てしまったようです。
本日のゲストは、賞味期限切れの茶色いケチャップさんでした。
たっぷりとお話が聞けて、有意義な時間を過ごせました。ありがとうございます」
「たっぷりとやと?
1分もしゃべってへんがな。
ワテをエキストラ扱いしおって・・
それに、茶色いケチャップやなく
チャーリー・チャップリンや。
最後の最後まで
ええ加減にせいよ~オンドレ!
ということで
ほな、ご機嫌よ~」
ズコッ!
ハラホレヒレハレ!
「なんちゅう番組や・・・
これ・・・誰が観てるの?」
2018スタジオRadishPART2・全編はこちらからどうぞ。
スタジオRadish2018・PART2<その前編> | つまら楽しい・Radishのブログ (ameblo.jp)
<似顔絵>
チャールズ・チャップリン
堀尾正明
宮沢りえ
佐藤二朗
佐々木蔵ノ介
メリル・ストリープ