メンバー達が戻ってきた。
第2部は、米川さんはゴールド・ギター。
曲は、"I'M GONNA MAKE IT"。
ユニゾンが一段と力が入っているように見える。
引き続き、"SHALLOW LIFE"。
ガラリとムードが変わる。
曲自体は地味だが、米川さんのギター・ソロがすごい。
この曲が終わった時、米川さんがギターを変える。
永井:長いね~。しかし、ギター・ソロが。(米川さんに)ちょっと飲んだ?
米川:全然。
永井:飲んでないんだ?飲んだらどういう事になる?
長谷川:飲んだら止まらない。
永井:えらい事になりますよ。
長谷川:飲んだら乗るなじゃなしに。
永井:(飲んだら)弾くな。
米川:(笑)
永井:素晴らしいですね。という訳で、2部は長谷川くんの曲ですね。
長谷川:ああそうよ。
永井:1曲目、"I'M GONNA MAKE IT"。ロック・ナンバー。コーラス。
長谷川:ね。作詞は世界の二井原実さんね。
永井:でしたね。
長谷川:ね~。
永井:何ですか?
長谷川:ね~。
永井:何言ってんの?
長谷川:王様と言わない?
永井:知らない。
長谷川:ね~。
永井:いや、知らないですよ。わかんない。
長谷川:王様知ってるでしょ?
永井:王様知ってるけど。
長谷川:ね~。王様すぐ言うよね。ね~って。
永井:そして、1stから"SHALLOW LIFE"という曲を聴いて頂きましたけれども、ここで何かお喋りありますか、お2人方?
長谷川:そうですね、円安について話しますか?
永井:円安ね~。
長谷川:円安たぶん困って、じわじわ家計とかに来るよ、絶対。
永井:そりゃそうですよ。
長谷川:だって、殆ど輸入物でしょ、色んな物が?
永井:どうなんでしょうね。
長谷川:しかも、家計に来るどころじゃなくて、電気、ガスだって、オイル輸入したりとか、ガソリン高いでしょ?
永井:高いね。
長谷川:日銀はどう思ってるんですか?介入しないんですか?
永井:ね~、どうなんでしょうね。
長谷川:日銀は。
永井:私、日銀じゃないですから。
米川:(笑)
永井:指差されても、私日銀じゃないから、知りませんよ。
長谷川:そうか。K総裁。違うか。今、何ていう人?
永井:Iさん?Uさん?Uさんだって。
長谷川:Uさん?
永井:オレUさんじゃないから、解りませんよ。
長谷川:なんかオジサンがUじゃなかったっけ?
永井:オジ?
長谷川:親戚でUって。
永井:いないですよ。
長谷川:日銀総裁になって、バンザイって言ってませんでしたっけ?
永井:何の話ですか?
長谷川:何でもない。
永井:わかんないですけど。
長谷川:嚙み合わないから。
永井:そうなんですよ。
長谷川:どうしよう。
永井:どうしようもないよね。こればっかりは。
長谷川:どうしようもないね。
永井:こればっかりは。
長谷川:チケット代も値上げする?
永井:それはちょっとね~。
長谷川:ね~。する訳にいかないのよ。する訳にいかないにもかかわらず、たぶん新幹線代とかも上がってきちゃうんでしょ?
永井:上がるでしょうね。
長谷川:で、僕らが仕事とか旅するのに、ガソリン代とか上がる訳でしょ?
永井:そうですね。
長谷川:でも、チケット代上がんないでしょ?
永井:言われてみりゃ、そうだね。
長谷川:かわいそうじゃね、この商売。世の中変えて下さい。(永井さんが)立候補。
永井:いや、立候補はあちら(米川さん)で。
米川:いやいやいや。
長谷川:東京都、まずKを引きずり降ろそう。どう、米川党。
米川:出来る訳ないでしょ。
永井:米川党は結構集まるかもしれないよ。
長谷川:集まるよ。
永井:全国からね。そうそうそうそう。
長谷川:絶対集まるよ。バックミュージック♪テンテンテンテンテンテンテン♪米川がやってまいりました。清き1票をお願いします。
永井:応援スピーチ、やんなきゃダメだよ。
長谷川:やるやる。
永井:タスキかけて。
長谷川:永井さんは、神奈川県民だから、ダメだよ。オレは都民だから。
永井:2人やって下さい。
長谷川:応援する。なんか、シェケナベイビーみたいな人になっちゃう。
永井:いや、いいと思いますよ。
長谷川:そうだ、政権放送フランス語でやんなきゃいけないんだよ。
米川:えっ!?
長谷川:シェケナベイビー。あ、これ、なんかアレでしたっけ?
永井:配信してますよ。
長谷川:やめる。
永井:マズイの?
長谷川:恐いじゃん。
永井:恐いって何を?
長谷川:後でどうなるか、わかんない。
永井:観てたらね。
長谷川:でも、我慢すましたね。飲まなかったですね、休憩の間。
永井:我慢っていうか、別にそんなに、どうしても飲みたいって訳じゃないもんね、我々は。
長谷川:そうなの?
永井:そうですよ。
米川:終わったら飲みたいですけど。
永井:途中だからね、まだ。仕事中ですから。
長谷川:ドラム・ソロの時は?
永井:ドラム・ソロの時は、仕事中じゃないから。
長谷川:そのあとが仕事中。
永井:そのあとは、もういいんですよ。
長谷川:もういいの?後半だから?
永井:後半はもういいの。
長谷川:後半。
永井:でも今日は初日だから、わかんない。
長谷川:わかんないね。
永井:わかんない。
長谷川:どうなちゃうか、オレわかんない。
永井:初日だから、一応ちゃんとね。
長谷川:ホント?ちゃんと用意されてたよ。
永井:用意はされるよ、そりゃ。
長谷川:そうなの?
永井:そうよ。
長谷川:酒もつまみも、氷も、あと、水も。
永井:そう?
長谷川:コップも。
永井:始まって、2人で行って、なくなってたら、ガッカリするんだよね、氷とか水がね。あれっ、ないじゃん、みたいな感じでさ。
長谷川:そういう時もあったんだ。
永井:そういう時も、たまにある。こうやってMCで言っとくと、ちゃんとある。
長谷川:下げないで下さい。
永井:そう。
長谷川:暴れますよ。
永井:暴れはしないけど。何となく、安心するんですよ、やっぱり。いつでも作れると思うと。
長谷川:そうだね。いいよね。水割り薄めだもんね。
永井:水割り薄めですよ。
長谷川:米さんは原液で行くの?
米川:そんな訳ないでしょう。ちゃんと割りますよ。
長谷川:ホント?
永井:米さん、弾くモードに入ってるから。演奏モードに。
長谷川:演奏モード?
永井:そうそう。次、ちょっと速いやつだからさ。これストンと1発決めといて、それによっては飲む、飲まない決まる訳ですよ。あ~となったら、今日はやめとこみたいな。
長谷川:ウソばっかり。
永井:ウソかもしんない。だったら、チクショーって飲んじゃう。
米川:(笑)
永井:上手くやったら、やったーって飲んじゃう。どうせ飲むんだね、結局は。
長谷川:やろう、やろう。
永井:やりましょうかね。じゃ、新しいアルバムから米川さんの"FLY AWAY"聴いて下さい。
3人それぞれがすごいけど、永井さんの運指を間近に観られて、改めてその巧妙さを感じた。
永井:ありがとうございます。米川さん作曲"FLY AWAY"聴いて頂きました。米川英之。
米川:ありがとうございます。ARAKURE2nd、今日売っておりますんで、ぜひお買い求め下さい。よろしくお願いします。
永井:よろしくお願いしたいと思います。いや、なかなかヘヴィな曲なんですけどね、これは。ま、やっていくうちに、だんだんテンポに慣れて。
米川:そうですね。
永井:あるという感じですけども。なかなか長谷川くんも、汗だくでやっておりますけれども。後半キツイものが。
米川:大変です。
永井:チキドン、ドンドンドン。
長谷川:キツイよ。
永井:キツイよね、これ。
長谷川:だって、歳考えて下さいよ。
永井:いやいやいや、長谷川くんと言えば、ああいう感じのイメージだから。
長谷川:イメージはね。
永井:イメージ。
長谷川:イメージは皆さん、若い時のイメージを持たれちゃってるから。
永井:いや、大体そうじゃない。
長谷川:ね~。
永井:わかってるよ。
長谷川:だから困るのよ。歳を取るのよ。人間はね。だってもう、年金もらう資格があるんだよ。
永井:資格ありますよ。
長谷川:すごい事じゃない、それって。
永井:まあ。
長谷川:爺さんだよ。
米川:(苦笑)
長谷川:年金イコール爺さん。
永井:どうなんでしょうね。
長谷川:いや、すごいよ。
このように盛り上がりを見せたあと、次の曲は米川さんのおなじみの曲で、「真夜中へ8マイル」。
引き続き、"Getting Better"。
いつもこの曲の時に永井さんは、初めの2フレーズで手拍子を行い、そして瞬時に演奏に移る。この切り替えの速さは、まさに神技。今回、これを間近に観られたのは光栄である。
永井:ありがとうございます。米川先生の「真夜中へ8マイル」、そして"Getting Better"をお聴き頂きました。
幾つかのMCを経て、いよいよ第2部のラスト・ナンバー。
生ライヴのせいか、余計に時間が経つのが早く感じられた。
永井さんによる曲紹介と「今日はどうもありがとうございました」の挨拶のあと、"Broken Wings"。
まずは、Aメロから演奏。
その後、2人が退場して、長谷川さんのドラム・ソロ。
この時、初めは曲のメロディーに中実に、それから独自のストーリーを展開するというもの。
今回はなぜか、ストーリーがいつもと違い、ずいぶん激しいドラム・ソロとなった。
ドラム・ソロの間、2人は楽屋で飲みタイムではないかと言われている。
そこで長谷川さんが、トーンダウンして、静かな演奏に変えた。楽屋の2人がどんな反応を示すかというものだった。
「乾杯!」という声が聞こえて、会場中が爆笑。
ここから又、激しいドラム・ソロが続き、2人が戻ってきて、又Aメロから演奏。
アンコールは楽屋には退かずに演奏に入る。
まずは、"ALRIGHT!!!!"。
ARAKUREでは、アンコールは1曲だけの場合が多いので、今回はこれで終わりかと思ったら、もう1曲。「奇跡」が待っていた。
ここで最後の盛り上がり。
米川さんのラウンドも行われたが、今日はちょっと短めで、ステージに戻ってソロの続きを弾く。
永井:ありがとうございました。
メンバー紹介後、退場。
スマホの容量不足で、写真が撮れず、デジカメの方で撮った。
このあと、サイン会があった。
退店時に、スタッフの方が機材を運んでおられたので、挨拶をして帰った。