石の語り部☆大竹英之のブログ


スリランカ第二の都市「キャンディ」


町の中心にはキャンディ湖、そしてお釈迦さまの歯を収めた世界遺産の仏歯寺がありますが、その二つの近く町の真ん中にあるのが「クィーンズ ホテル」


まさにキャンディのランドマークであるこのホテルは、名前の通りイギリス植民地時代に建てられた建築様式「コロニアル調」の見本と言えます。




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ロビー。




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年代物のエレベーター

(ちゃんと動きます)




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廊下。





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こちらが部屋の様子です。





写真を見てもらえれば分かると思いますが、調度品や内装はけっこう古めかしいです。


部屋の窓は薄いガラス一枚、廊下の絨毯もところどころ擦り切れている…

これを「味」ととらえるか「古い」ととらえるかで、このホテルの評価は変わってくると思います。


ただ、お湯回りや空調はちゃんとメンテナンスされているので、普通に宿泊する分に不快になることはないと思います。




格式あるホテルだからと、コロンボやゴールロード沿いのラグジュアリーなホテルの快適さを求めなければ…といったところでしょうか。

私はとくに気にはなりませんでした。

先のアマヤ ヒルズと同じくアマヤグループの系列である「アマヤ レイク」

名前通り湖のほとりにあるリゾートホテルです。




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リゾートらしく大きなプールもあり、ラグジュアリーな気分になれます。




ここの名物として、ちょっとしたサービスがあります。



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チェックインした時に部屋に入ると、このような歓迎の葉文字が出迎えてくれるのですが、



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ディナー後戻ってくるとおやすみなさいに文字が変わっているのです。

こういう細かいサービスって、気分を盛り上げてくれますね。





部屋はそれぞれが独立したコテージになっています。



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けっこう見た目より中も広く、ゆったりと滞在することが可能です。



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宿泊客のランドリーを集めて回る「牛車」

これまた細かい演出です。





ホテルはスリランカの世界遺産「シーギリヤロック」から比較的近い「ダンブッラ」という町の郊外にあります。

冒頭の湖のほとりの堤防をひた走ってようやくたどりつくので、町から離れた立地なのは間違いありません。


ただそのためホテル内で数日のんびりと過ごすことができるよう、さまざまな施設が併設されています。

アーユルヴェーダも受けられるので、ここに滞在して施術を受ける旅、ということも十分可能です。




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食事はビュッフェスタイルが基本。

アマヤグループなので味の質は高いです。



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ライス&カレー。






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そしていざチェックアウトという時に、最後の演出が。

エントランスの外で民謡音楽の太鼓をたたいて演奏してくれるのですが、この写真の左端の方が有名な奏者だそうです。



太鼓の音に見送られて、また来たくなるようなホテルです。

こちらはスリランカで有名なホテルグループ「アマヤグループ」に連なるホテル。

キャンディ郊外の小高い丘の上(ほぼ山頂)にあるホテルです。



当然、見晴らしは最高です。

とくに日没と日の出の光景は一見の価値ありです。



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早朝、眼下に広がる盆地が霧に包まれ、日が昇るにつれてその霧が晴れていくさまは必見です。



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こちらはけっこう大きなホテルなので、おもに欧米人の団体客が来ますが、そのときにキャンディーダンスのパフォーマンスがあります。

またホテル内にアーユルヴェーダの施設もあるのですが、そこに一人日本語が話せるスタッフがいるので、初めての方でも安心です。


ホテルの部屋は山側と谷側に分かれていて、谷側のほうが見晴らしがいいです。




ホテルの外観もキャンディ王朝風の作りになっており、従業員の制服もそれにあわせておりとても雰囲気が出ています。

古のスリランカらしさ、を感じることができます。


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部屋はよくまとまっていて使いやすいです。

お湯の出を含め部屋の満足度はけっこう高いと思います。



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山の上にあるので、食事は基本ホテルで取ることになりますが、基本はビュッフェスタイルで、ディナーだけアラカルトもできます。



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アマヤ系の食事はけっこう美味しいので、食事に関してはあまり心配いりません。

ビュッフェも10種類以上メニューがあるので、飽きるということはないと思います。




この「アマヤヒルズ」、キャンディのホテルとしてはかなり高得点だと思います。

惜しいのは市街地から若干離れていることですが、逆にのんびりすることができますし、この景色は一度見る価値があると断言できます。