約30年前、私逹の担任の先生は3年生から4年生に持ち上がり予定だったのですが、急遽変更があり若い男性の先生が担任になりました。たくさんの保護者が「◯◯先生の方が良かったのに」「もっとベテランの先生が良い」と不満を言っていた中「こうやって変わることだってあるから。一生懸命の良い先生だから、先生の言うことを聞きなさいね」と母から聞いていた私は、子供ながらに文句ばかり言う大人や、大人の真似をして先生の言うことを聞かない子供達をおかしいな、と思っていたものでした。 子供の気持ちは、想像以上に親の気持ちを反映するもの。親が不安、不満を感じたり(ましてや家で文句なんて言えば)子供は先生を尊敬しないはず。 今年、娘のクラスで年度の途中に似たような状況があったのですが。一部保護者の反応も私が30年前に経験したそれと似たものでした。 教育に真剣な若い先生がいらっしゃったら、「うちの子が◯◯してもらえなかった」と自分の子供だけのことや、目先の些細なことで文句を言うのでなく、先生と協力し一緒に働きかけることも保護者の役目ではないかと。結果、良い先生を増やすこと、良い教育現場をつくることにつながるはず。この意見、あまり同意してはもらえませんが。 4月からは新しい先生に変わるとのこと、長女は涙しながら、今学期の最終日に渡す絵を仕上げていました。(4月以降も校内では会えるのだから、泣かなくても・・) 大事なことは先生と子供達の信頼関係。長女にとって、どんな先生だったか、この絵を見れば、一目瞭然です。

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