マンガの神さま・手塚治虫さんは、実は、太陽はさそり座です。
私も手塚治虫さんは大好きで、いろんな作品を読んできました。
手塚治虫さんがさそり座って、意外に思う方も多いと思います。
ところがどっこい、手塚治虫さんほどさそり座の典型である漫画家はいないといってもいいでしょう。
さそり座は、生と死、原子力、性、オカルト、神秘、ドロドロ、依存、マニアック、親密、情念、継承、重い、極限、などの意味があります。
手塚治虫さんの作品は、このさそり座的なキーワードがテーマのマンガばかり。
いくつか手塚さんの作品を紹介しつつ、そのさそり座ぶりを見ましょう。
・ 「鉄腕アトム」・・・原子力のロボットのアトムのお話で、ちなみに私の中学生時代のあだ名がアトムでした。
・ 「ブラックジャック」・・・天才外科医ブラックジャックが「生と死」を巡って、人間の闇に迫るドラマ。
・ 「リボンの騎士」・・・女性に生まれながら、王子として生きていく主人公。
・ 「火の鳥」・・・火の鳥の血を飲めば永遠の命が与えられる、というこれまた「生と死」を扱った、そして人間の業を描いた作品。
・ 「ブッダ」・・・お釈迦様のお話で、これまた「生と死」を描いた超大作。
・ 「アドルフに告ぐ」・・・私が大好きな作品で、二人のアドルフのそれこそさそり座的なドロドロ話で、中東問題を知るには最適のマンガ。
・ 「ドン・ドラキュラ」「バンパイア」・・・オカルト。
・ 「どろろ」・・・妖怪のお話。
・ 「三つ目がとおる」・・・神秘的世界。
・ 「ふしぎなメルモ」・・・小学生向けの性教育のためのマンガ。
・ 「MW」・・・同性愛と猟奇殺人をテーマとしたマンガ。
・ 「陽だまりの樹」・・・これも私の大好きな作品で、男と男の友情を描いた幕末もの。
・ 「ジャングル大帝」・・・主人公レオが、人間と動物の間に立って、異者同士の葛藤と和解が描かれた超大作。
・ 「きりひと讃歌」・・・外見による差別や人間の尊厳などをテーマとする重厚なストーリー。
などなど、どれもこれも、手塚治虫さんの作品って、さそり座的なテーマばかり。
かなり重いテーマばかりの作品なんですねえ。
これだけ全世界でも有名な手塚治虫さんですが、どうしても手塚治虫の作品は嫌だ、って言う人もけっこういたりします。
おそらく、手塚作品が嫌いな人というのは、さそり座世界が苦手な人なのでしょう。
私は火星・海王星がさそり座ですし、月が魚座、水星が蟹座、と水が強いので、手塚治虫さんの作品は大好きなのでした~
漫画家や小説家は、この手塚治虫さんのように、きっとその人の太陽のテーマが作品につながってるんでしょうね~