こんにちは!
劇団員のようです!

今回は「うるせぇ!!こんな問題、解けるかぁ!!」のメンバーを紹介します!



ネタバレも含まれておりますので、お気をつけください!


【安定感】たかし/とし【ええ声】

第4回公演以来の久々の出演!
しかしその安定感と低音ボイスは健在でした!
主役として一本芯を通してくれたおかげで、周りがわちゃわちゃ騒いでもバランスを取ってくれます。ツッコミ方も自在に分けてくれました。

たかしはこうと決めた道を突っ走ってもらいました。途中、目的と手段がごちゃごちゃになったところをまさとしにかき乱され、しかしそれでも周りのおかげでそれに気づくことができ・・・。
その生き様をまっすぐに演じてくれました!とっしーを呼んで本当によかった・・・!

ちなみに「かべのぼりおじさん」はただの普段の彼の姿です。ボルダリングで鍛えた体はムキムキです。

○個人的お気に入りシーン
「お前ら空気を読め!」や「早く慣れよう」などのボソッとツッコミ。彼の技が光りました!


どんなに芯があっても、明確な目的があっても、いつのまにかそれてしまうのが人間です。そんな彼も周りの支えによって元のレールに戻ってこられました。
「勉強とは幸せになるための手段です。」と塾長も言っていました。勉強することがゴールなのか。なんのために勉強するのか。これが最も大切なのではないでしょうか。なんて言ってみたりして。


【お母さん】あやか/たけいようこ(ぱこ)【家族でおせわになりました】

第7回公演では客演として参加してくださりました。そして、本作から劇団員です!

あやかという役ととても真摯に向き合ってくれました。突っ走るたかしについていってくれる健気で優しいあやか。塾講師にすぐ影響されてしまう無垢で純粋なあやか。上手にヒロインを演じてくれました。ありがとうございました!

また、劇団の母としても魅力的なぱこさん!細やかなところに気づいて支えてくれたり、時には家族総動員で助けてくれました。ちなみに、講師陣の授業フリップの清書(オジ殺しの刀など)は娘さんが描いたくれました!
大感謝!

○個人的お気に入りシーン
ビンタ!日に日に上手になっていましたwww
内海スピーチ後の「よかったんじゃない?ここで!」なんでそう思ったwww


あやかは作中で悩んでいますが、唯一レールから外れなかった人だと思います。一貫しています。おかげで、たかしは戻ってこられました。帰ってくる場所があるっていいですね。

ちなみにあやかの台詞の中に、本作の誕生秘話が一つあります。それは福沢諭吉の言葉です。福沢諭吉の有名な言葉「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」は、一般的に意味が間違って伝わっていると知りました。これは、「人は平等なんだよ」というものでなく「人は平等なんだよというけれど、実際は雲泥の差がある。だから、そうならないために勉強をするのです。」ということでした。

本作はうまくいかない人がたくさん出てきます。でも、努力すれば、勉強すれば、支え合えれば乗り越えられるのではないか・・・。多少リアルを含んだ夢ってファンタジーより現実感がないですね。でもフィクションくらい夢見ましょうよ!って事で書いちゃいました。

足掻く人って、僕は好きです。



【うるさいは】寺田/すぐるん【褒め言葉です】

ノリノリでドルオタ社会科講師を演じてくれたすぐるん!演じたのか、素なのかは私にも分かりません(笑)


今回は、塾講師のパーソナリティを役者の趣味嗜好によせて脚本を書きました。
すぐるんのハロプロ愛を日本史に融合したら・・・おもろいwwwwwwww
ちなみに写真のグッパイプロジェクトTシャツは、なんと自費で製作してくれました!
愛が深い・・・。
彼の面白さはぜひ動きでみてほしいです。動画配信をご期待ください。

○個人的お気に入りシーン
うまくいかない過去回想にて「はーいみんな、おはよー、はいすいません静かにします。」簡単に想像がつくwww


【なんでそんなに】花畑/りん【早口でかまないの?】

おしゃべり大好き横道それちゃう系英語教師の花畑を演じてくれたりんさん!今回の役はりんさんの滑舌への信頼感でセリフが決まりましたwww

そこでりんさんがテイルズなどのファンタジー好きということで、語ってもらいました!あの早口台詞は全部りんさんのオリジナル!すっげえ!

○個人的お気に入りシーン
ダメ授業
ぺちゃくちゃ→暗転→明るくなってもまだ喋ってるwww


【脱力することに】内海/春菜【全力です】


ネガティブ思考、面倒くさがり、やる気なしの三拍子揃った数学教師を演じてくれた春菜ちゃん!
稽古で無気力キャラクターを掴んでから、立ち振る舞いがすっかり内海になりました!
その割に、まくし立てたりテキパキ折り紙を折ったり妙にアクティブなキャラですwww

ちなみに本人は、仕事が好きですよ!・・・だだしクソブラック上司、てめーはダメだ。



講師三人は「優秀な力をもっているのに発揮できないもったいない人材」を描きました。周りにいませんか、こんな人たち。
その個性の可能性を見出した塾長、持ち味を引き出したたかし。この三人もまた、周りの人に支えられて上手くいった人たちなのですね。
そして、助けてくれた人を、今度はこの三人が支えて・・・。こんな正のスパイラル。素敵やん?



【マスコット】塾長/もりてぃ【アンケート泥棒】

ずるい。この一言に尽きる。以上。














だとかわいそうなので話します。

この演出、もりてぃへの信頼感がないと書けませんでしたwww「もっとゆっくり喋って」ってオーダー、我ながらアホかとwww
自分だったら間が怖くて無理だなぁと思いつつ、それを平然とやってのけるその器の大きさに脱帽です。
実際の塾長もその器の大きさで、今後も数々の人を救っていくことと思われます。記念すべき第一号の三人、第二号のたかし、第三号は誰かな?

ちなみにアンケート一位は・・・そうです、登場シーンです。ズーム稽古の時点で面白いことが確定していましたが、照明が入ったら面白さが何十倍にも膨れ上がりました。
小屋入りでたかし役のとっしーに初見せしたら、笑いすぎてリハーサルが中断されました www


○個人的お気に入りシーン
「いい加減にしなさい!」
オーダーは相棒の杉下右京さんですwww
ええ?って声が聞こえた時は嬉しかった。ここがやりたいためだけにゆっくり喋らせました。


【顔が】上司など多数/馬場【うるさい】

こいつ・・・しゃべるぞ・・・!
と、前回公演で無言ながらその存在感を遺憾無く発揮してくれた、劇団かえる様より客演の馬場さん!
今回は作品上どうしても必要な細かい役回りを快く担当してくださいました!

前回公演のこともあり、馬場さんが活きるキャスティングをしたつもりですが・・・



思ったよりハマったwwwwww
要所要所でその顔面のうるささを発揮し、笑いを誘ってくれました!
ありがたい!

○個人的お気に入りシーン
たかしがネット環境もスマホも無い貧乏であることを聞いた時の顔www (上の画像です)破壊力高いわぁ〜。

【演劇初挑戦】たかしの同僚など多数/沙羅【もしかして素ですか?】

同じく、必要な役割を多数演じてくれた沙羅さん!なんと、演劇初挑戦なんです!
とにかく吸収が早い!自分なりのやりたいことを持ってきてくれるので、もっと面白くする演出を伝えると、すぐに実践!こりゃあ末恐ろしいですわあ・・・。

馬場さんを含め、今回はいやーみな役をやってもらいましたが、コミカルにやってくれるおかげで嫌な感じがしないのがすごい!
2人のおかげで話は盛り上がりました!
ありがとうございます!



【あいかわらずの】よう/まさとし【気持ち悪さ】

はい、僕です。脚本家権限を使って、やりたい放題やりましたwww
特に序盤のたかしとの言い合いのシーン。ああいう掛け合い、好きなんですwww


まさとし、実は脚本書き初めのころは最後のシーンはありませんでした。とにかく掻き乱し、最後は塾長に気持ちよく成敗される存在でした。
でも、書いていくにつれて、「あ、こいつ、かわいそうなやつなんや」なんて思いが出てきました。

勉強はできない(というかできる環境になかった)けど頭はいい男と、勉強はできるけどバカの対比を描いていきました。前者はたかし、後者はまさとしです。
物語を盛り上げるためにあやかを取り合うポジションに置きましたが「こいつ、なんでこんなにあやかにこだわるんだ?」と考えた結果、最後のシーンにつながりました。


「隣の芝生は青い」じゃないですが、彼には彼の苦悩があるのです。
それってどの分野でもそうなのでは無いでしょうか?
あいつずるい、あいつばっかりなんて口上ですぐに他人のせいにしたり逃げ腰になったりするのが人間ってものですが、相手の立場を考えることで分かり合えることも多いのでは?

なんて初めに考えてなかったテーマがふらっと降りてきて、物語って面白いなと思ったという余談でした。



【照明の】照明プラン、オペレーター/大嶋【魔術師】

本公演、スタッフの方々にとっても恵まれました!
まずは、照明を担当してくださった大嶋さん!

自分の「なんとなーくこんな感じにしたい」や、「こうしたいんですけど照明でなんとかなりますか?」などのクソみたいなオーダーに応えるだけでなく、自分が照明を考えていなかった部分でもプランニングしてくれました!
おかげで、作品のおもしろさが小屋入りからさらに何倍にも膨れ上がりました!
ありがとうございました!

実は、他団体の舞台監督も並行して行っていたのにも関わらず、照明だけでなく、仕込みやバラシなど、様々な場面でアドバイスをくださりました!
まさにスーパースタッフ!!
一家(劇団)に一台、大嶋さんです。
本当にありがとうございました!


【いじられキャラなのに】音響プラン、オペレーション/ゴン【かなりの有能男】

音響担当のゴンちゃんです!
第5回、6回公演にて客演をしてくれた彼ですが、縁あって音響で参加してくださいました!

元々はバンド経験者(というか現役)で、音探しから編集、なんと録音作業まで大活躍!なんとなんと、カーテンコールの曲は彼のオリジナルソング!やばすぎ!!

舞台が盛り上がるような音をたくさん入れてくれました!私も好きなのですが、耳を使った視点で話し合ってくれたことで、演出の好みに仕上がりました!
マジ感謝です!



2人のテクニカルスタッフのおかげで作品の魅力がより伝わりました!大感謝!


【ありがとう!】制作/はるちゃん【助っ人JK!】
受付、前説、休憩説明、会場の消毒等々、当日の大変な作業を行ってくれました!
この状況下、無事に公演をやり切れたのは、彼女と後述の同じく制作のはるき君のおかげです。

このスケジュールで役者陣が休憩を長く取れたのは、この2人のおかげです!めちゃめちゃ助かりました!

今度、彼女の演じる姿を是非観たいです・・・!宣伝、待ってます!


【百人力の】制作/石川春輝【スーパーマン】

さて、いつも脚本演出を担当しているはるき君!今回は制作スタッフとして舞台を支えてくれました!
痒い所に手が届く彼は、私が気づかなかったところを埋めたり指摘したりしてくれました!(マジ助かった・・・。)

多すぎてここでは書き切れないのですが、一つだけ。今回、コロナのことで一度延期をしました。さらに、小屋入り前日に緊急事態宣言が出ました。当事者の私は完全にひよっていました。

そんな私のけつを叩いてくれたのが彼です。予定通りの公演を決意できたのは、8割くらいは彼のおかげと思ったり思わなかったり・・・いや、思ってます。

この場を借りて、本当にありがとうございました。

第9回公演では、あの石川春輝ワールドが炸裂すること間違いなし!
お楽しみに!






さて、長々とお付き合いいただきありがとうございました!
今回、コロナやなんやで色々とありましたが、こんなにいい思い出ができました。
役者、スタッフの皆さん、そしてご来場くださった皆様のおかげです。大感謝です。

またどこかでお会いしましょう!

それでは!