みなさま、たくさんのメッセージありがとうございました。
昨日は自身のブログにて自分の事を書きましたが、ここはゲキバカブログなのでゲキバカのことを。


5年前。
ゲキバカへの入団が決まってから発表まで実は3ヶ月ほどありまして、ホームページ上で発表となったのが4月1日でした。
覚えている方もいらっしゃるかな?その前の日の深夜1時、「japan,TOKYO 25」という番組がTBSさんで放送されました。ゲキバカの面々も居酒屋で語り合った番組です。

もう時効な気がするので、今日はあの放送の約半月前、収録が行われた下北沢の居酒屋さんでの出来事を打ち明けます。


“あんた達みたいな30代にはなりたくない!”


僕が放ったあの一言を、忘れた日はありません。




まず、あの日は夜の8時頃だったか、柿ノ木さん、康太郎さん、タカさんのゲキバカメンバーをはじめ、収録参加メンバーが下北沢に集まりました。

僕は半月後に入団発表を控えた身でしたが、「ゲキバカという劇団に入れるか否か」というような設定での収録を控えていました。
スタッフさんに控え室…ではなく収録場所の近くの中華料理屋さんに通され、3時間近くお酒を飲んでいました。

やっと収録場所である和食屋居酒屋さんに通され、座り位置を指示されていた時です。僕一人、ディレクターさんに呼ばれました。

「僕が指示したタイミングでこう言ってくれるかな。“あなた達みたいになりたくない”って。」

その場でNOとは言えず、そのまま収録は始まりました。
そこにいたメンバーは、既にお酒が入って顔を赤らめた、闘牛のようでした。

そして終盤、康太郎さんとタカさんがかなりヒートアップしているタイミングで、明確に僕に向けられたカンペが出ました。


『いま!』




…その日は収録後、タカさんと柿ノ木さんとタクシーで帰りました。
多くを語ることもなく、ただ、僕がタクシーを降りるとき、タカさんがこう言いました。

「ゲキバカは全員違う色をした華だ。八番目の華になれ。」



半月後の3月31日、「japan,TOKYO 25」オンエアの日はオンエアイベントとして康太郎さんと恵比寿のイベントスペースに行きました。

イベントが終わった深夜2時頃、タクシー代をケチった康太郎さんと僕は、静かな夜道を数時間かけてとぼとぼと歩いて帰りました。

康太郎さんの一歩後ろを歩いた夜。

そして数時間後、祐太さんとともにゲキバカへの入団発表がリリースされました。



昨日、30歳になりました。
自分がどんな人間か、自分では分からないことだらけです。
ただひとつ、あの日あんなことを言った自分がいて、そして何より「俺もそう思ってたな〜」と聞いてくれた先輩たちがそこにいたからこそ、もし今後、後輩に同じことを言われても、聞いてあげようと思えるようになりました。

30代は、もっと視野を広く、引き続き色んな先輩方からのアドバイスも頂きながら、そして後輩を愛し、信じた道を進んでいこうと思います。




伊藤亜斗武(30)

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