夢のつづき

春は めぐる いつも うつくしく
  いつかまた この夢のつづきを…



昔ベーシストで現在サックス吹き
友だちはスズメとカエルさんだけ (・o・)

 ― ようこそお越しいただきありがとうございます ―

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●初っ端から謝ってばかりです。すみません。

 

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7月10日(月)くもり晴れ


おとといアマゾンから届いた↓

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103系1000番台です。
大阪の私には全く馴染みのない車両ですが、103系のヴァリエーションなので大好物です。

昭和の通勤型国電が大好きです。







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7月9日(日)くもり晴れ


今日アマゾンから届いた↓

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ゲームは一切しない私ですが…
ついに買ってしまったテレビゲーム機です。

発売以来ずっと品薄状態のままで、いつの間にか生産終了してしまったクラシックミニファミコン。
転売屋から高額で買うしかなく、ここ1,2週間でさらに高くなってきたけど買いました。
10700円で買いました。

早速ドンキーコングをやりました。
ドンキーコングをしたいが為に買ったようなものですから。
気分は中学生、80年代初めにタイムスリップです。



AC版 ドンキーコング DONKEY KONG


しかし、この動画を見て重要なことに気付きました。
1:00~の場面が、このファミコンにはありませんでした。
10700円も出して買ったのに非常に残念です。

 
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7月8日(土)晴れくもり


今日は日本橋のディスクピアの抽選会の日でした。

抽選券を3枚持ってたので3回ガラガラを引きました。
3回とも最下位の賞で、50円引きクーポン(×3)を貰いました。

あと「こちらからどれかお好きなものを1つお持ち帰りください。」と言われました。
長机の上に特典物の余り物が色々並べてありました。
つまらない物ばかりの中に、シュラプネルの缶バッジという私にとっては嬉しいアイテムが!!

(どれか1つって言われたけど、3回引いたから3つ欲しいんやけどなぁ…)
とりあえず1つだけもらって店を出ました。
こんなことなら3回に分けて行くべきだったと、非常に悔しい気分です。

うーん、やっぱりシュラプネルの缶バッジをあと1つぐらいは欲しい!
(保存用にもう1つは欲しいというのが、コレクター気質の人間にとっては基本なのです。)

ということでまた店に戻って、抽選券を貰うために何かCDを1枚買うことにしました。
森田童子の『A BOY ボーイ』を買いました。

抽選券を握りしめて抽選会のフロアへ。
ガラガラを1回引きました。
結果は、また最下位の50円引きクーポンでしたが、もはやそんなことはどうでもいいのです。

また「こちらから1つお持ち帰りください。」と言われ…
喜んでシュラプネルの缶バッジを貰いました。



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@いつものスズメの公園



確実にダメな大人に成長したものだなと、我ながら思います。






■今週の買い物

CDボビー・ハッチャーソン 『エンジョイ・ザ・ビュー』
CDDaniel Zamir 『REDEMPTION SONGS』
CDアシッド・マザーズ・テンプルSWR with 梅津和時+山本精一 『Stones,Women and Records at 磔磔 2009』
CDPet Bottle Ningen 『Non-Recyclable』
CD森田童子 『A BOY ボーイ』



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7月7日(金)晴れくもり


イギリスから届いた↓

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CDPet Bottle Ningen 『Non-Recyclable』


ののこさんのペット・ボトル・ニンゲンのセカンド。
まだ聴き込んでないけど、ファースト以上に良さそうです。


デジパックを開けたところ↓

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ティーザー映像↓

Pet Bottle Ningen 2nd Album "Non-Recyclable"




ののこさん、現在は北海道に帰郷してるそうですね。
是非とも来阪ライブして欲しい!

 

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7月6日(木)晴れくもり


最近、ルイス・ジョンソンのスラップのフレーズを練習しています。
ラリー・グラハムは昔ちょっとコピーしましたが、ルイス・ジョンソンは全くしなかったですね。

Louis Johnson - bass slap lesson



歳のせいでしょうね、自分の手癖にはないフレーズだと、なかなか体に覚え込ませることが出来ません。
昔はこんなに時間かからんかったのに…

ルイス・ジョンソンとか手のデカイ外国人をコピーする上で最大のネックは、左手の親指による押弦。
私は手が小さいので親指で4弦を押さえたりミュートしたりするのが苦手です。
元々親指はネックの裏というのを徹底してたので、ネックをガブッと握るフォームでよう弾きませんのだ。

 

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7月4日(火)くもり雨


今日は特に話題がありません。
なので、昨日アマゾンから届いた物を見せびらかします↓

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テスター、チューナー、熱収縮チューブ、CD2枚。

テスターは2台あったはずが1台しか見つからず、しかもそれが調子悪かったので新しく買い替え。
アナログ式のをかった理由は、ピックアップの位相チェックをするため。945円也。

チューナーも壊れたので新しく買い替え。60%オフで1382円也。
しかし買った直後に値下がりやがったよっ。

CDはアシッド・マザーズ・テンプルSWR with 梅津和時+山本精一(左)とダニエル・ザミール(右)。
アシッド・マザーズの購入理由は梅津さんが参加してるから。
ダニエル・ザミールは殆んどソプラノかと期待してたが、結構アルトも吹いていた。チト後悔。




ピックアップの位相チェックの方法はこの動画が分かり易いです↓

4芯P.U 各配線の判別方法

簡単ですね◎
 

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7月3日(月)晴れくもり


昨日買ったボビー・ハッチャーソンのCDを聴きました。
そこで今日は、ジャズメンとしてのサンボーンについて考察したいと思います。


サンボーンといえばフュージョン界No.1のアルト奏者であることに異論を唱える人はいないでしょう。
テナーのマイケル・ブレッカーと並びフュージョン・ブームを牽引した代表的サックス奏者です。
しかしマイケルと違い、サンボーンにはジャズの作品が意外にも少ない、というより殆んどありません。
その点でもこのボビー・ハッチャーソンのアルバムへの参加は貴重だと言えます。


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CDボビー・ハッチャーソン 『エンジョイ・ザ・ビュー』


ジャズ・ヴィブラフォンの巨匠、ボビー・ハッチャーソン(1941-2016)の37年ぶりのブルーノート復帰作。参加ミュージシャンはサンボーンに、現代ジャズ・オルガンの最高峰であるジョーイ・デフランセスコ、ボビーと同年代のドラマー、ビリー・ハートらによるクインテット編成。これらの面子が顔を合わせることになったのはブルーノートを低迷から甦らせた現社長、ドン・ウォズの提案によるものです。

ソロ活動が軌道に乗った80年代以降は、他ミュージシャンへの参加作がめっきり少なくなったサンボーン。彼が他人のアルバムに全面参加するのは近年では珍しいことであり、しかもそれがジャズ作品だったら尚更のこと。本作はジャズメンとしてのサンボーンを堪能できる嬉しいアルバムです。といっても、ボビー・ハッチャーソンといえば60年代初頭のポスト・ハードバップとなる新主流派の人なのでビ・バップ~ハードバップの要素は希薄ではありますが…(ボビーといえば私はエリック・ドルフィー『アウト・トゥ・ランチ』の印象が最も強いです。)

以前に小川隆夫氏のブログで読んだのですが、サンボーンはジャズ畑出身のミュージシャンにコンプレックスを持っているそうです。ブレッカー・ブラザーズ在籍時にも「マイケルには敵わない」と何度も思ったそうです。アルト奏者は多かれ少なかれパーカー=バップの呪縛から逃れられないきらいがあるのですが、サンボーンの吹くフレーズには確かにバップ臭が殆んどありません。それがコンプレックスだったんですね。

サンボーンのアドリブ・フレーズを分析すれば分かりますが、主にペンタトニック・スケールで成り立っています。分かり易く言えばロック・ギター、ブルース・ギターと同じ音使いです。これこそが彼のバップ臭の希薄さの所以です。そこへフラジオやファズ・トーンを駆使した音色でギターのチョーキングやヴィブラートを思わせる表現が加わり、ハイバッフルのメタル・マウスピースによるかつてないサックスらしからぬ新しいサウンドを生み出したのです。ウォーレン・ヒルもサンボーンのフレーズを「エレキ・ギターのよう」だと評していました。

私の最も好きなサンボーンのソロは、ギル・エヴァンス・オーケストラのアルバム『時の歩廊』(1976)収録の「リトル・ウイング」です。このジミ・ヘンドリックスのカヴァーでサンボーンは、ビリビリに歪んだファズ・トーンでまるでエレキ・ギターのようなソロを披露しています。残念ながら音源がYouTubeで見つかりませんでしたが、別テイクらしきものならありました↓


little wing

やっぱりアルバム収録ヴァージョンの方がかっこいいですのだ。



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CDギル・エヴァンス 『時の歩廊』




フラジオ・トーンやファズ・トーンといった派手なテクニックばかりがサンボーンではありません。彼はハーフ・タンギングも実に上手いです。ジャズ・サックスの必須テクニックの1つに通称「DuDaDuDaタンギング」というのがあります。ジャズでは8分音符の続くフレーズは裏拍(「DuDaDuDa」の「Da」の部分)にアクセントが来るのですが、逆に表拍(「Du」)で軽くリードに舌を付けて音を籠らせて強弱を付けるというテクニックです。(因みにファンクだと表拍にアクセントが来るので裏拍をハーフ・タンギングします。)

アルバム『ストレイト・トゥ・ザ・ハート(ライヴ!)』に収録の「ラン・フォー・カヴァー」を昔コピーした時、どうしても同じような雰囲気にならない、どうやらタンギングが通常とは違うなぁ、と思ったものでした。その時は今ほどネットが普及してなかったので、それが所謂「DuDaDuDaタンギング」というジャズ・サックス必須の奏法だと知ったのはずっと後のことでしたが…

下の動画は映像作品『ラヴ&ハピネス』収録の「ラン・フォー・カヴァー」ですが、マーカスのソロが終わった4:20~をご覧頂ければ分かり易いと思います。8分音符が「ドゥダドゥダ…」って聞こえるかと思います。これは表拍の時にいちいち舌でリードに触れて(完全に振動を止めるのではなく)「飲む音」を出しているのです。サンボーンはこれが上手く、ジャズの雰囲気を醸し出す要因の1つとなっています。


David Sanborn - Run For Cover (High Quality)

勿論この曲はマーカスのベース・ソロも必聴です。
アルバム『ストレイト・トゥ・ザ・ハート』とは別テイクなので聴き比べも楽しいです。




フュージョンでは間違いなく断トツのトップ奏者のサンボーンですが、一部の原理主義ジャズ・ファンには彼の実力を認めたがらない人も多いようです。特に80年代以降のサンボーンの人気ぶりは凄まじくグラミー賞も何度も受賞しており、そんな成功が余計に頑固なジャズ・ファンに「売れ線だ」とか「軟弱だ」と言わせることになったのでしょう。

ブルースやR&Bをルーツとし、ジャズにコンプレックスを持つサンボーンではありますが、勿論ストレートなジャズをやらせても一級品です。それを証明する動画があります。チャーリー・パーカー直系の白人アルト奏者フィル・ウッズと張り合えるテクニックとセンスを持つサンボーンの演奏をご覧下さい↓


Legends of Jazz: David Sanborn & Phil Woods - Senor Blues

凄く幸せそうなサンボーンの表情が印象的です。




サンボーンと共に私の2大サックス・ヒーローであるジョン・ゾーンは、過激でアヴァンギャルドな彼のイメージとは裏腹にかなりのハードバップ・マニアで、ブルーノート4000番台のレコード・コレクターとしても知られています。ハードバップ名曲をカヴァーした『ニュース・フォー・ルル』や、ウェイン・ホーヴィッツとのユニットでソニー・クラークのカヴァー・アルバムなどをかつてリリースしています。

それに対してサンボーンは、自己のルーツであるR&Bの巨匠、レイ・チャールズへのオマージュ・アルバム『オンリー・エヴリシング』(2010)をリリースしています。願わくはサンボーンによるスタンダードやジャズメン・オリジナルのカヴァー・アルバムというのも聴いてみたいものですが…けどいいです。1945年7月30日生まれ、今月末には72歳になるサンボーン。これからも達者で吹き続けてさえくれれば、それだけで十分です。



最近のサンボーンの動画↓

David Sanborn Live -Safaricom Jazz Festival

ずっと椅子に座ってて何だかしんどそうです。
晩年のオーネット・コールマンを思い出してしまい心配になってきました。


タバコもアルコールも口にせず健康には十分に気を遣っているという彼ですが… 71歳にしてはちょっとヨボヨボに見えます。84歳の渡辺貞夫さんのほうがずっと若々しく見えます。私はまだサンボーンのライブを観たことがありません。彼の元気なうちに生でサンボーンを観ておきたいです。


あとドーデモイイ話ですが、この動画を見てまず最初に気付いたこと。それは…

リガチャーが替わっているではありませんかっ!
(また、そんな話かいなっ。)

長年愛用してたハリソンではなく、どうやらビーチラー/ARBのメタル用のリガチャーのようです。
デュコフはビーチラー/ARBに比べて太いのでテナー用でしょうか。


因みに私のARBメタルのリガチャー↓

現行のは黒色ですが、同じ形をしています。





とまぁ、「サンボーンが元気なうちにライブ観ておきたい」という話で終わっておけばいいものを…
オタクというのはまったく困ったものですのだガーン

 

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7月2日(日)晴れくもり



今日は吉村智樹さんのトークショー「大阪ヘンな看板の会」へ行ってきました。
場所はふすま紙・和紙を扱う会社、カドカワ(株)さんのショールームで、昼の1時からの開催でした。

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吉村さんといえば宝島社「VOW」での面白看板の写真でご存知の方も多いかと思います。
町歩きをライフワークとし、ユニークな風景、場所、人などを発見しては写真に収めておられます。
そんな吉村さんがこれまでに撮り溜めた中から、大阪の面白看板をたっぷり紹介してくれました。


めっさおもしろかったです◎
吉村さんのイベントにハズレなしです!


おなじみの「中華料理キリン」の写真も登場しました。
ウチの近所なので私も今日撮ってきました↓

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説明するまでもありませんが「キリンやのになんでパンダやねん?!」ということですね。
現在お店は閉まってて「売物件」のプレートが貼ってありますが、パンダのテントはまだ残ってます。

お店は潰れたのではなく、実は少し離れた所へ移転しております。
その移転したお店の写真も撮って来ました。

こんなカンジになってます↓


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さて、イベントの前に日本橋のディスクピアに寄りました。
CDのアウトレットセールをやってたので1枚購入しました。

またいつものスズメの公園に寄って記念撮影↓

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ボビー・ハッチャーソンの新譜『エンジョイ・ザ・ビュー』です。
新譜といってももう3年前の発売です。ボビー・ハッチャーソンも去年8月に亡くなってるし。


買った理由はデヴィッド・サンボーンが参加してるから。

以前からずっと買おう買おうと思いつつも、いまいち気が進まず買ってませんでした。
というのも私にとってのサンボーンは、80年代まででして…
そう、ライブ・アンダー・ザ・スカイに出演してた頃のあのギラついてたサンボーンが好きなのです。
彼のソロ・アルバムで言えば『クローズ・アップ』(1988)まで。


David Sanborn Group - Live Under the Sky 1988

ギラついてた頃のサンボーン。
ハイラム・ブロックもギラついてます。暑苦しいです。

 

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7月1日(土)くもり晴れ


ついに7月になってしまいました。
誰が何と言おうと、もう夏です。そう、私の大嫌いな夏です。


ところでちょうど1年前、去年の7月1日、私は何をしていたかというと…


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ヴィニー・ヴィンセントのセカンドを買ってたのでした。

買っていつもの如く日本橋公園で無理矢理スズメと記念撮影(写真上)。
けどジャケットがよく見えませんな。
そして練習へ向かう途中、大阪城公園に寄ってCDウォークマンにセット(写真下)。
因みに入れてきたCDはソフトマシーンの『5』でした。


そう、私はこの日からずっとヴィニー・ヴィンセントについてブログを書くつもりでいたのです。
しかし、書こう書こうと思いながら、1年が過ぎてしまいました。

ちょうど1年ですし、なにがなんでも今日こそ書こう。
そのためにも今日はヴィニー・ヴィンセントのファーストを買いました。

↓↓↓


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例の如く日本橋公園で記念撮影ガーン
今日はスズメたち来てくれなかったので、花をバックに撮影。


そして大阪城公園へ移動して…


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去年と同じベンチでウォークマンにセットして鑑賞。
因みに家から入れてきたのはマーク・ボールズ『リング・オヴ・ファイアー』。


以上、ドーデモイイ話でしたガーン





ヴィニー・ヴィンセントがKISS脱退後に結成したバンド、ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン。
所謂LAメタルと呼ばれる、衣装やメイク、ヘアースタイルのきらびやかなバンドでした。
ロングヘアーをスプレーで盛り上げた髪型からLAメタルは“ヘア・メタル”とも呼ばれてました。


ファースト・アルバムの裏ジャケ↓
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半魚人顔のヴィニーも、メイクと髪型がばっちり決まってます(?)



私はKISSもLAメタルも興味がなく、ヴィニー・ヴィンセントを聴いたことがありませんでした。
しかし、学生の頃からずっと気になるギタリストでした。
というのも昔、楽器屋の店頭でかかってた彼の教則ビデオを見た時のインパクトが強烈だったので…

これ↓


Vinnie-Vincent (solo)

イングヴェイとはまた違った速弾きで衝撃的でした。



ヴィニー・ヴィンセントは1952年8月6日、Wikipediaによると米国はコネチカット州生まれ(CDライナーにはニューヨークのブルックリンとなっているが…)。父はスティール・ギター奏者で、母は父の伴奏で歌っていたというまさに音楽一家に生まれ、早くも3歳頃から楽器を弾き出したそうです。そして8歳頃から正式な音楽教育を受け、クラシックの演奏にも興味を持つようになりました。

70年代後半からニューヨークを拠点にプロとしてのキャリアをスタートさせますが、しばらくは全く食えない状態でした。まず1977年に元ヤング・ラスカルズのフェリックス・キャバリエらとトレジャーというバンドでデビューを果たすも、アルバム1枚でバンドは解散。翌78年にはローラ・ニーロ(!!)、79年にはダン・ハートマンのアルバムに参加するものの、プロ・ミュージシャンとしての活動は一向に軌道に乗らず、結局活動の場をニューヨークからLAに移します。


Dan Hartman & Vinnie Vincent [KISS] - Instant Replay (1978)

今となっては考えられないポップ・ソングを演奏するヴィニーの姿。



心機一転のためにやって来たLAですが、元ニュー・イングランドのハーシュ・ガードナーとウォリアーというバンドを結成。しかしデビューにまで漕ぎ着くことは出来ませんでした。仕事らしい仕事もなく、ベッドも何もない安アパートで直接床に寝るという赤貧生活が約1年半も続くことになります。

そんな鳴かず飛ばずのヴィニーに突然、大きなチャンスが到来します。1982年、KISSが交通事故に遭ったエース・フレーリーの代わりのギタリストを探しており、それでヴィニーは友人を通じてジーン・シモンズに会うこととなったのです。他にも候補が50人ほどいた中、結果はめでたくヴィニーに選ばれました。選ばれた大きな理由は、ギター・プレイだけでなくヴォーカルも取れて作曲能力もあるという点でした。

夢のような幸運を掴んだヴィニーでしたが、KISSでの在籍期間はそう長くはありませんでした。バンドが彼に求めているのは、あくまでもエース・フレーリーの代役。しかし目立ちたがり屋で協調性がなく、有名バンドに加入して次第に有頂天となるヴィニー。ステージではとにかく自分のスタイルで弾きまくり、バンド内の調和を乱し始めます。結局バンド側との折り合いがつかず、KISS脱退を決意。しばらくはツアー消化のために残りますが、84年5月に正式に脱退となりました。


KISS-New Creatures Footage!!!! (1 of 2) Exclusive World-Premiere


ヴィニーがKISSに在籍してたのは、ちょうどメイク時代~ノーメイク時代に移ったころの約2年間。ヴィニーのメイクは古代エジプトのアンク(エジプト十字)をモチーフにしており「Ankh Warrior(古代エジプトの戦士)」というキャラでした。しかしヴィニーのメイクは期間が短かったせいかあまり馴染みがなく、今見るとなんかパチもん臭くて面白いです。

「エース・フレーリーのように弾くこと」というバンドの指示に従えず脱退したヴィニーでしたが… 当時低迷気味だったKISSが、そのメタリックな速弾きギターによってちょうど台頭してきたへヴィ・メタルの波に上手く乗ることが出来たのだから、バンドが起死回生したのはヴィニーのおかげだと考えれば大いに評価したいものです。




KISS脱退後は自己のバンドの結成に着手。KISS加入以前に活動していたバンド、ウォリアーで一緒だったヴォーカリストのロバート・フレイシュマンを含むラインナップで、ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンを結成。1986年に記念すべきファースト・アルバム『ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン』をリリースします。


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CDヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン 『ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン』


KISSでの鬱憤を晴らすかのようにギターを弾きまくってます。楽曲自体は当時のLAメタルらしいキャッチーなものなのに、あまりの弾きまくりで曲に合ってなくて完全にギターが浮いてます。とにかく音をぎゅうぎゅうに詰め込んだような演奏で、私が初めてアルカトラスの「アイランド・イン・ザ・サン」でイングヴェイを聴いた時と同じ感覚を覚えます。

本作リリースの1986年といえば、トニー・マカパインが『エッジ・オブ・インサニティ』、ヴィニー・ムーアは『マインズ・アイ』でデビュー。イングヴェイのあとに速弾きギタリストが雨後の筍の如く次々と登場し始めた年でした。しかしヴィニー・ヴィンセントのスタイルは、当時主流だったネオクラシカル・タイプではなく実にオリジナリティー豊かなもの。その1つにピックを持たない指(中・薬指)をも使ったカントリー的ピッキングスタイルが挙げられます。それはスティールギター奏者だった父の影響もあるかも知れませんね。

LAメタルをあまり好まない私ですが、今聴くと懐かしい感触で意外と和めます。因みにバラードの「バック・オン・ザ・ストリーツ」は、翌87年にジョン・ノーラムが初ソロ・アルバムでカヴァーしています。それはヴィニーのコンポーザーとしてのレベルの高さの証明でもあります。


Vinnie Vincent Invasion - Back On The Streets





ファースト・アルバムから2年後の1988年には、弾きまくりだった反省を踏まえて制作されたセカンド・アルバム『オール・システムズ・ゴー』をリリース。このアルバムではヴォーカルが交代、のちにスローターを結成するマーク・スローターが参加しています。前任のロバート・フレイシュマンは金銭的トラブルとメタルらしからぬ短髪のルックスがバンド内で問題となり、前作リリース直後には実質クビという形で脱退していたのでした。


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CDヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン 『オール・システムズ・ゴー』


実はファースト・アルバムからヴィニーはマーク・スローターを起用する予定でした。KISS脱退後に自己のバンドを結成すべくメンバーを探していた時、マークはヴィニーにテープを送っていたのです。テープを聴いたヴィニーはマークの声をとても気に入り連絡しようとしますが、テープを送ったマークの恋人が連絡先を書き忘れていたのでした。ずっと返事が来ないことを心配したマークは再度テープを送り直すと、2日後にヴィニーから電話があったそうです。「何故テープに連絡先を書かなかったのだ!」と言われ、その1週間後にバンドに加入したのでした。

ファーストでの弾きまくり過ぎから、幾分ギター・プレイをコントロールした本作。その分バンド・サウンドとしてのまとまりを見せ、また曲(全てヴィニーが作曲)のクオリティも向上。LAメタル屈指の名盤に仕上がっています。もちろんそれはヴォーカルがマーク・スローターに交代したことも大きな要因といえます。1曲目「聖なる復活(ASHES TO ASHES)」からロバート・プラントばりのマークの歌唱に圧倒されます。

本アルバムの白眉はバラードの3曲目「ラヴ・キルズ」でしょう。マークの美しいヴォーカルが堪能できる佳曲です。この曲は映画「エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃」のサントラに使用されました。ビデオクリップの後半でヴィニーがちらっとフレディのコスプレをしています。ウインクをして笑みを浮かべるのが少々キモいです(困)


Vinnie Vincent Invasion - Love Kills (H/M)




やはり自分のバンドでもヴィニーのワンマンぶりが炸裂。メンバーは愛想を尽かし、なんとヴィニー以外のメンバー全員が脱退してしまいます。結局ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンとしてはアルバム2枚で解散。以降、ヴィニーがシーンの表舞台に立つことはありませんでした。KISSの時も自分の意志による脱退だったのかも知れませんが、実質的には解雇のようなものでしたから。

「あの人は今…」状態になったヴィニーの名を久々に目にすることになったのは、今から6年前。
なんとこんなニュースでした↓


【シネマトゥデイ】 元KISSのギタリスト、妻への暴行で逮捕……自宅には犬の死体も
http://www.cinematoday.jp/page/N0032560




ギタリストとしてのみならずソングライターとしても確かな才能のあったヴィニー。プロ・ミュージシャンとして生き延びるために必要なのは、才能だけではないということですね。才能がないくせに成功している者もいくらでも居るというのに… 実に残念なことですが、仕方がありません。




おまけ↓


The Best Vinnie Vincent Laugh Collection

めっさ笑ってるやん。
ヴィニーのなんと「ラフ・コレクション」だそうです。しかも「ザ・ベスト」です。
よく笑う人のようです。


あはははははは…カエル
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ウチのカエルさんもよく笑います。





■今週の買い物

CDキング・クリムゾン 『ヒーローズ~トリビュート・トゥ・デヴィッド・ボウイ』
CDDaniel Zamir & Satlah 『Children of Israel』
CDBRANFORD MARSALIS 『IN MY SOLITUDE:LIVE AT GRACE CATHEDRAL』
CDヴィタリ・クープリ 『ハイ・デフィニション』
CDヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン 『ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン』
 

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