おひさしすぎるほどに聞いた「4番サード長嶋」のアナウンス | ローリング・ストーンズ野郎の雑記


最初の国民栄誉賞の時からすでに「福田首相の人気取り賞」と云われていたので、国民栄誉賞がどれほどのものかは、わかりません。

生涯盗塁数の世界記録を更新した福本豊が「そんなもん貰ったら立ちチョンでけへん」と辞退し、「40近くになっても立ちションしてんのかよ」とさらなる笑いを誘ったエピソードは今でも有名。
また、「世界記録」という語感で注目されるスポーツ人以外でも、著名な文化人各氏が没後に受賞しているなか、

「意地悪ばあさんはOKなのに、ブラック・ジャックはスルーなのか」

という声も多いように、長嶋茂雄・松井秀喜の同時受賞のセレモニーで総理大臣が「受賞にふさわしいと、みなさん、そうおもいませんか」と声を大きくしなければ、インターネット桟敷でお子様たちがガチャガチャ騒ぐこともなかったのかも知れません。

ただ、きわめて個人的には、バンコクのスポーツクラブ内喫茶店のテレビで、ワールドシリーズ優勝を決める松井のホームランを見て猛烈に感動した記憶が残ってるので、「国民栄誉」には則していると思います。
もっとも、ワールドシリーズMVP翌日だったら松井も辞退していたのかも知れませんが、イチローの今後や、アメリカでノーヒットノーラン2回の野茂の扱いも気になるところです。

いずれにしろ、立ちション常習者ではなくとも、いっときはアダルトビデオ愛好癖を公言してはばからなかった松井には、これからもAVを楽しんでもらいたいものですね。