一ノ関 ('03.5.8)
2003年5月8日。
東京を出たときのままの服装で、一ノ関に降りると寒かった。
あわててトレーナーを1枚着る。
午後10時20分、一ノ関から北斗星1号に乗車。
今回なぜか個室が空いてなかったので、久しぶりの開放寝台。
向かいのカーテンが閉まってて、小さないびきも聞こえているので、静かに行動しよう。
もっとも、明日は朝早いので、間もなく寝る。
目覚ましを6時半にセットしていたが、5時40分には目が覚めた。
洞爺(とうや) ('03.5.9)
7時4分、洞爺駅で降りる。
とはいえ、前回洞爺で終わったから洞爺に来ただけであり、駅からどこへも行かずに、8時6分の上り列車で、今来たルートを引き返すつもり。
- 特急北斗キハ183系で室蘭から洞爺へ
- 洞爺湖を遊覧船でひと巡り(洞爺)
- 火山科学館と、「宇宙一」の大浴場(洞爺)
- 洞爺駅の待合室で北斗星を待つ(洞爺)
- 長万部で「かにめし」を食べる(長万部)
- 駅弁大会でおなじみ、森の「いかめし」(森)
- 大沼公園でゆったり過ごす(大沼公園)
- 大沼公園の小沼で道に迷った(大沼公園)
- 建て替え工事中だった函館駅舎(函館)
- 暮れゆく函館山からの景色(函館)
- 夜の函館の教会や洋館や八幡坂(函館)
さらに1枚上着を羽織るが、それでも寒い。
地元の高校生が乗り降りする下り列車を見送って、8時6分の列車に乗る。
3両編成の気動車。 ※キハ40系
乗るのも降りるのも、みな高校生。
幸い車内は暖房が効いてて暖かい。
いくつかトンネルを抜ける。
礼文からは一転して山間の様相。
新緑の季節とはいっても、まだ若葉すら出してない木もけっこう目立つ。
長い長いトンネルを抜けて小幌へ。
私が最近大好きな、『秘境駅へ行こう!』(牛山隆信著・小学館文庫)という本でも紹介されている、超ド級の無人地帯にある駅だ。
すぐにまた長いトンネル。なるほど、こういう土地なら確かに利用客はなさそうだ。
ときおりトンネルが途切れて、美しい海がはるか下のほうに望めるが、それも一瞬のこと。
すぐにまた次のトンネルに入る。
ようやくトンネル区間も終わり、眼下に町が見えてきた。
静狩だ。
左は海沿いの道路と並行、右は森。
終点、長万部駅着8時52分。
(ゲーム路銀 -\5,010-\810=-\5,820)
長万部(おしゃまんべ)
(~豊浦~大岸~礼文(れぶん)~小幌(こぼろ)~静狩(しずかり)~旭浜~)↑
※旭浜駅は2006年に廃止されました。
温泉こそあるものの、特に観光名所でもないこの地で降りた理由は……、
かにめし!
ごはんの上にたっぷりカニの身が乗っていて、評判どおりのうまさ。
タケノコの歯ごたえが、アクセントになっている。
※長万部駅は、北海道新幹線が新函館北斗から札幌まで延伸されるときに、新幹線停車駅となることが決まっていて、駅の建て替えと周辺整備が予定されています。
満足して食べ終わって時計を見たら9時30分。
次の列車は……10時40分。
いつものことながら、なんとまあスローライフな旅。
あと、次は特急なので自由席特急券を購入(\1,100)。
次の目的地、森までの運賃\1,230と合わせて、(ゲーム路銀 -\5,820-\2,330=-\8,150)
特急の3分後に各駅停車も出るのだが、これだと森に着くのは正午。
ここまで来たら、ゲーム路銀の減りを抑えるよりも、少しでも早く函館に着いて、ゲーム路銀を稼いだほうがいいと判断した。
(「駅弁大会でおなじみ、森の「いかめし」(森)」へ続く)
長万部観光協会 洞爺湖町観光振興課 壮瞥町観光情報 洞爺湖温泉観光協会 JR北海道
俳優・八名信夫氏の著書『悪役は口に苦し』(小学館)の中で、それぞれの時代背景について補足説明する文章を、少しだけ書いてます。
当ブログ内で、ゲームブック風アドベンチャーゲーム『香川県からの脱出』を公開しています。
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