日常に潜むツンデレの恐怖~つづき~

 

前回の続きです。

 

ツンデレ男に親切にされた私のその後は???

 

 

 

その後、そのツンデレ男は相変わらず

同僚にはツンツンし続けましたが

どういうわけか私への風当りは

弱くなってきました。

 

自分を嫌いだと思い込んでいた

人間と少しでも距離を詰めて

コミュニケーションが取れる

という事に幾ばくかの喜びを覚え

このまま職場も上手く回っていけば

いいなと素直に喜んでおりました。

 

しかし、そのツンデレには

何でも言う事を聞く「妻」

というものがおり、妻に対しては

とんでもない俺様ぶりを発揮

していたのです。

 

ツンデレは自分の妻に対して

気に入らない事があると

事あるごとにグチグチ言い、

妻は常に

 

「ごめんね、ごめんね私が悪いんだよね」

 

と、ツンデレ男に必死で謝っている場面に

何度か出くわしました。

 

そんな場面を見てしまっては私も再度

警戒を強めてしまいます。

早速、ツンデレ男からは距離を取ろうと

しましたが時すでに遅く、ツンデレ男は

会社で他に話す人が居ないため

私にいろいろと話しかけてくるように

なったのです。

 

「急げ!私!逃げろ!」

 

私の中では警告灯がぐるぐる回って

います。

 

しかし、同じ職場、そしてその頃には

なんと私自身がツンデレ男の上司になる

という展開に。

 

「この女、俺がコントロールしてやる・・・」

 

と言わんばかりに仕事の用事、

業務連絡をしてきます。

(モラハラっ気たっぷりに)

 

また、その話の中に業務自体の

超!主観的ディスリも

織り交ぜてきます。

(モラハラっ気満載で)

 

更にツンデレ男の妻も途中から

同じ部署に配属された為、カオス状態。

 

小さい部署だった為、私の元で

ツンデレ夫婦(モラハラ加害者・被害者)

がで毎日働くという状況に。

 

そうすると職場のチームは加速的に

良くない方向に向かっていきます。

 

ついに私はツンデレ言い換え、

隠れモラハラ男の振舞に、

その頃若かった私はストレスが

ピークとなりしばらく休職をする

結果になってしまいました。

 

普段ツンツンしている人から

ちょっと親切にされただけで

 

「世の中みんな実は良い人なんじゃね?」

 

なんて思って警戒心を緩めた自分が

居たのは確かです。

 

しかし実際にはこちらが

いくら境界を引こうとしても

ズカズカと入って、輪を乱していく

人もいるので注意が必要だと思った

出来事です。

 

 

 

  ツンツン・デレデレについての考察

 

今回はツンデレ男が実は

隠れモラハラ男だった

という例を挙げましたが、

 

ツンデレ心理における

大半の根底には

 

劣等感

 

潜んでいるのでは?

と考察します。

(ツンデレにも

種類、状況、文化の違いが

あるので一概には言えませんが)

 

恋愛漫画ではツンデレにキュン☆とする

場面があるのは確かです。

 

しかし、好きな人に対して冒頭の

愛染さんのような振舞いの根底には

 

・自分の想いがコントロールできない。

 

・自分の本心に正直に生きていない。

 

・自分を常に下に置き人間関係を上下で

見る癖がついている

 

等々のマインドがあることに

自らが気づいていく事が、より建設的な

人間関係を築く一歩であるのではないか

と思います。

 

また、ツンデレをした事によっての

成功体験があればあるほど、自分の

中の劣等感が増幅され、心の根底が

見えなくなり他者に対して人間関係の

不具合がでてくるのでは?

と私は考えます。

 

ですので、どうしてもツンデレを

してしまいがちな時には

 

自分が自分に対して持っている

劣等感はどのようなものだろう?

 

また、その劣等感はどこから

生まれたんだろう?

 

自分を観察してみると

ツンデレしなくとも、健全な

人間関係を構築する一歩に

なるのではないかと強く

思います。

 

アゲアゲでいこうぜ☆

いってるぜ!

 

おやすみ!