昨日の今日ということで、まだまだ熱気が覚めやらぬが、1日ひと鞍に限定し有馬記念ひとレースに賭けた武豊騎手の執念と集中力は月並みな語彙ながら〈見事〉であった。2周目3コーナーから進出して坂下では目標とするタイトルホルダーを射程距離に入れて、16スターズオンアースの猛追も凌ぎ切った競馬は馬の力を持て余した横山武史君に見せてあげたい〈見てるよ〉内容であった。


乗鞍が少なくリーディングは最早無理だがグレードレースではまだまだやれる。 


枠順確定前で、断言はできなかったが、
『今回は2着でも有馬記念は1着があるかも知れないですゾ』
との予感が/は的中した。

一方でクリストフのスターズオンアースは、
『折り合いを欠かなければ、大外でもやれる』
ことを示した。来年は大阪杯かドバイターフかは分からぬが、引退した馬達のためにも頑張って欲しい。



そういえば優駿牝馬〈オークス〉を勝ったときも彼女は大外枠であった。



タイトルホルダーはこれで引退。凱旋門賞挑戦後は案外であったが、今回の有馬記念は見処があった。

今週のホープフルステークスは、

◎ゴンバデカーブース
◯シンエンペラー
▲ヴェロキラプトル

の無敗馬3頭がやはり有力だと思う。