今年は本格的な降雪が遅くて助かるなと思っていたら、11月末日夕方からの積雪でこの地域はすっかり根雪になってしまいそうな状況です。

それでも本日は比較的気温が高い(最高気温1℃前後)ようなので、降っている雪は湿った雪。

 

 

さて。

10月12日にYoutubeの動画撮影に出かけた際、動画のエンディングでも使用した旭川市内の「ペーパンダム」(旭川市東旭川町瑞穂742-7)の写真を幾つか撮っておいたので記事にして記録しておこうと思います。

まあ、元々そんなにダムに興味があった訳ではないけれど、最初の緊急事態宣言下の2020年GW中、あまりの暇さ加減に飽き飽きして退屈しのぎに人がいないであろうダム探訪を始めたのがダムカテゴリー記事の始まり。

せっかく始めてしまったのだから、当面は続けようと思っています(しかしその一方、止めてしまいたいという気持ちも半分ある)。

 

 

ペーパンダムは堤体が岩石や土砂で造られたロックフィルダムという型式のもの。

使用目的はかんがい用水専用で、竣工が1997年になります。

 

 

堤頂長は312.5mあります。

お洒落な街灯も見られますが、この天端の通路は通行禁止。周辺が「旭川21世紀の森」というパークゴルフ場、キャンプ場、ドッグラン等を備えたレジャー施設になっている為、不測の事態を考慮したのでしょう。

 

 

堤高は49.2m、総貯水容量380万m3になっています。

 

 

ダムの行政上の住所としては旭川市の瑞穂地区ですが、昔から旭川市民はこの地域一帯(瑞穂地区、米原地区、豊田地区)を総称して「米飯」(ペーパン)と呼んできました。

ペーパンはアイヌ語で「飲み水(または甘い水)」という意味だそうで、実際この地域にはペーパン(米飯)川が流れています。

梅之助などは何故この地域をペーパンと呼ぶのか、地元民でありながらこの記事を書くまで知りませんでした。