7日、北京五輪フィギュアスケート団体にて日本チームが銅メダルを取りましたね。
中でもペアの三浦璃来、木原龍一両選手による「りくりゅうペア」の活躍が話題になりました。
これまで男女共にソロでは世界のTOPで戦って来た一方、ペア競技は日本の弱点と言われ続けていました。しかし2019年に誕生したこのペアが次第に実力をつけて来る事で、改めて注目されるようになります。
何よりも競技上において2人が互いに強い信頼関係を結んでいるのが、演技中のその表情からも見て取る事が出来ます。
まるで深く心を結んだ恋人同士であるかのように。
実際はどうなのよ?というような下世話な話をここで進めるつもりはありません。それは我々にはどうでもいい事です。
しかしながら、しばし三文芝居タ〜イム。
2月4日 北京五輪団体SP 東京中日スポーツ より
女 「さあ、わたしを捕まえてみて!あははは、あははは」
男 「よ〜し、あははは、あははは」
2021年11月 GPシリーズNHK杯フリー 毎日新聞 より
男 「どうだ、捕まえた!」
女 「あははは、あははは」
2021年11月 GPシリーズNHK杯SP 毎日新聞 より
男 「わがままな娘は、こうやって、お仕置きだっ♡」
女 「はぁ〜れ〜♡あははは、もう下ろしてぇ♡」
2021年11月 GPシリーズNHK杯SP デイリースポーツ より
女 「・・・・・」
男 「・・・・・」
2021年11月 GPシリーズNHK杯EX スポーツニッポン より
女 「もう〜、意地悪っ♡」
男 「鬼さんこちら、あははは、あははは♡」
2月7日 北京五輪団体フリー 東京中日スポーツ より
女 「意地悪な人、はぁ、はぁ、捕まえたっ!」
男 「はぁ、はぁ、・・・・もう離さない」
※ ※ ※ ※
2人の努力の結晶である熱演をアホな三文芝居に変えるな!と怒る人もいるかもしれません。
ただフィギュアは芸術競技。芸術には人の世の喜びや美しさが含まれていなければなりません(時に哀しみや儚さも)。
そして若い2人の息の合った美しくかつダイナミックな演技を見ていると、自然とこう思えて来るのです。
男と女は神が創造し給うた最高の芸術品であると。
いつの世にか、誤ったジェンダーフリーが進み過ぎてマッチョな女性がスリムで小柄ながら股関もっこりの男性をリフトするなどというペアの姿は、見たくもありません。
※上の三文芝居は演技中の三浦・木原両選手の心中を妄想したものでは全くありません。
ですからセリフ部分の主語を「男」「女」と表記しております。
これは悲しくも梅之助には無かった人間の甘く美しい青春の一コマを、まるで恋人同士のようなりくりゅうペアの演技が見事に体現していると思い、三文芝居のシーンごとに彼らの画像を借用して、男女という存在の美しさを(おふざけ半分に)書きたかったまでであります。