「え???もう産まれるんですか?!」
 
予想外すぎる発言にただただびっくりポーン
 
確かに陣痛は痛くなってきたけど、まだ中盤くらいかと思ってた…!
 
とりあえず焦って旦那に電話したけど何故か出なかったからLINEを送っておいた。
 
すぐ電話かかってきて、用件伝えてすぐ向かうよう伝えた。
 
この時の時間は4時半頃。
 
看護師さんは分娩の準備を着々としている。
子宮口は全開?になったの?間に合わないって事は全開?
 
陣痛の間隔は3分くらいって感じかな。
 
NSTの数値を確認したいけど、だんだん余裕がなくなって来た。
 
そうこうしていたら、旦那がやってきた。
 
電話してから10分くらいで来てくれた。
やっぱり間に合ったけど、ほんとにもう産まれるのか半信半疑だった。
 
看護師さんに、イキみたい感じがあるかどうか聞かれたけど、やっぱりない。
 
出産レポで、イキみたいのを我慢するのが1番辛いって良く見かけるけど、私はやっぱり今回もその感覚が無かった。
 
踏ん張れって言われたら踏ん張るけど、別に踏ん張りたくないみたいな…。
 
そして、5時2分、内診中に破水した。
「あ〜破水した」と呟いているくらい冷静だった。
 
破水したら、陣痛の痛みも増していった。
 
そうしていたら、いつの間にか完全に分娩の体制になっていた。
そして足。
 
そう、今回この足の位置に悩まされることになる笑い泣き
 
最初は普通の体制だったんだけど、
看護師さんから、「足、もしかして、こっちの方が力入れやすい?」と聞かれ、
普通じゃない足の体制にされたのだった。(説明しづらいんだけど)
正直、どっちが良いか良くわからなかったけど、「ハイ」と言ってしまった。
 
そしてついに看護師さんから、
「陣痛が来たらいきんでいいよ」
と言われた。
 
ここからが遂に勝負!!
 
と思って、なんとなくいきんでみたが、なんか過去の出産とやり方が違うなと思ったけど、陣痛が来てる時のいきみが思いの外しんどくて、
「あのーすみません。ちょっと休憩したいんですけど〜」って心の底から言いたかった!
 
既に2人産んでる40歳経産婦ですが、
「イデデデデ!!」と言ってしまったよ…。
静かに産みたかったんだけど、痛すぎてあっさりギブした。
 
良く、出産レポで、
「陣痛に耐えてる方が大変!!産む時はまだマシ!」
とあるけど、私は今回の出産、
間違いなく産む時の方が痛かった!!!
 
それとも、私がイキみたい感覚がないから辛いんだろうか…。
 
そして、看護師さん、私が3人目の経産婦だからか、「はい、イキんで〜!」とかの誘導?呼吸法やらなんやらが、ほぼ私任せだから、ちょっと、いや結構戸惑った。
3回目だからと言っても、いきみ中はそれしか考えられないから、てか、いきんでるときに色々考えれないから毎回誘導して貰えないと辛いです…!!
 
そうこうしていたら、ようやく先生が登場。
 
良かった〜!!待ってたよー!笑い泣き
 
先生到着したら、俄然やる気が出て来た私。
先生からも
「さ、頑張って!」
と励ましの言葉をかけてもらい、
いざ、いきみを頑張ってみた。
 
さっきまでなら力を抜くところだったけど、
先生が再び「頑張って」と、言ったので、
 
先生がそう言うなら…!!!
私、頑張っちゃいます…!!!
 
と、渾身の力を込めた。
 
したら、足が痛くて限界になって、
「痛い痛い、足が痛い!」
と訴えたけど、体制は変わらなかった。
マジこの分娩台、産みづらいし力入れづらくてキツくて、隣の分娩室の分娩台が恋しかった笑い泣き笑い泣き
 
 
渾身の力を込めたおかげか?赤ちゃんが出かかって、
あともう一息なような気がしたので、
もう、どうなってもいい!死ぬ気で次で決めてやる!
 
そう思っていたら、先生に会陰切開をされた。
2人目の時は、え、これで終わり?と思った位あんまり切られなかったけど、今回は、割とチョキチョキやられた気がする。なんか痛かったような。(忘れた)
 
そして次の陣痛がやって来た。
再び渾身の力を入れる私。
次男産んだ時みたく、ガッチガチの便秘のう○ちが出るように思いっきりいきんだ。
 
ぬおおおおお…!!!!!
 
これは、いける…!次男の出産の時と同じ感覚だ!!
 
と思いながらいきんでいたら、なんかアソコが裂けたのか?って感覚が押し寄せた。
 
しかしここで止められない!
止めたら逆に辛いと思い、いきみまくった!
 
ゔゔゔゔおおおおお!!!!
 
したら、突然の看護師さん達の、
 
「はい、力抜いてーーーハッハッハ」
 
と言われて、ドゥルン!
と出た感覚があったのと同時に、オギャーオギャーの泣き声が聞こえた。
 
産まれた!!
 
遂に!!
 
 
ふー、と一息ついていたら、看護師さんが、
「おっきいね〜!何キロだろう」と赤ちゃんを抱っこしながら言っていた。
 
健診では、3キロあるかないかと言われていたんだけど、体重、なんと3696g!
妊娠中、お腹が今までの妊娠よりも重くて辛いってずっと思ってたけど、やっぱり大きかったのか!
産む時、次男よりも痛かった感じがしたけど、やはりか!(次男は3008g)
今まで大変だったのは大き目だったからか!とすっきりした。
 
先生が、いつのまにか胎盤とか何やらの処置をしていて、会陰切開の縫合をしていたら、突然、お腹が痛み出した。
 
徐々に強くなっていく痛み。
余りに痛くて、
「痛い〜痛い〜」
と、言っていたら、
「分娩後、2時間は薬が飲めないんだよね。」と看護師さん。
 
マジか。
上2人の時は殆ど後陣痛がなかった私。
 
今回は比じゃないくらいに辛すぎるぞ…!ガーン
 
3人目だからあるだろうなとは思っていたけども。
 
陣痛に匹敵するくらいの痛みにひたすら耐えていたあせる
 
しかし、先生がやたら縫いまくっているんだけど、やっぱり裂けたんだろうか…。痛くて聞けないけど…。
 
暫くしてようやく縫合が終わり、先生も看護師さん達も居なくなって、旦那と私と赤ちゃんだけになった。
 
だけどまだまだ全然痛過ぎて、ずっと唸っていた。
 
旦那は一言も喋らず。多分帰りたいけど、私が痛がってるから帰り辛いって思ってんだろうな〜と察した。
しかし、帰っていいよと言うことも出来ないくらいに痛かった。
 
地獄の2時間が終わり、看護師さんがやって来た。
「2時間経ったんだけど、部屋の空きがなくてさ。どこで朝ご飯を食べてもらうかちょっと考えるね」
マジか…。
この痛い分娩台にいつまでいなきゃいけないのだ…。
 
看護師さんがきたのをきっかけに、旦那もすかさず、
「じゃあ、帰るね」と言い残し、そそくさと帰った。
相変わらずだな〜。
 
まぁ陣痛が楽だった時の話し相手にはなったけども、
ピーク時ほとんどいてもいなくても変わらなかったな…なんて。
それをいうなら上二人の時もそうだったわ 笑
 
 
暫くしたら、朝ごはんが運ばれて来た。
 
あ、やっぱりここで食べる感じなのね。
 
分娩台に足を伸ばし、太ももの上に座布団を敷き、その上にお盆を置き、ご飯を食べることに。
 
看護師さんにごめんねーと謝られたけど。
場所がないから仕方ないよな。と茶碗を落とさないように慎重に食べた。
産後すぐの私にこの状況はかなり食べづらかった💦
 

こんなところで出産レポとりあえず終わります~!

 

長文を読んでくれてありがとうございました!