「大宮アヌス」よりマシか(笑)
以前から噂に上がっていたことが現実になったとは。
大手飲料メーカーのレッドブルがJリーグのクラブを買収。
しかもさいたま市大宮区の大宮アルディージャを。
さいたま市には南部の浦和区・緑区・桜区をホームとする「赤の方のさいたま」こと浦和レッズが存在してんのに、
レッドブルが、「オレンジの方のさいたま」を獲るとは。
Jリーグでは収入増大を狙って、チーム名に企業名を入れたり、ネーミングライツを導入しようと目論んでいるが、
Jリーグのクラブは「チーム名+ホームタウン名」という鉄則があって、
ホームタウンを大事にしようと訴えてきたのに、
ここへ来てJリーグの前身である日本サッカーリーグ(JSL)時代に逆行ですかぁ?
キチガイの所業。
レッドブルは、ドイツ・ブンデスリーガのRBライプツィヒのオーナー企業を務めているが、
ブンデスリーガでは、チーム名に企業名を入れることを禁止しており、
「レッドブル・ライプツィヒ」にするわけには行かないため、苦し紛れのアイデアで、
ドイツ語で「芝生競技」を意味する「Rasen Ballsport」の「RB」を付けて「RBライプツィヒ」にしたという。
一方、製薬会社のバイエル株式会社がオーナーを務める「バイエル04レバークーゼン」は、
特例で認められている。
元々1904年に、バイエル株式会社の従業員の依頼によって設立され、
サッカーを核とした総合スポーツクラブとして運営されている歴史的背景があるから。
(サッカー部門は1999年に総合スポーツクラブから独立し、有限会社化。)
Jリーグのクラブに企業名を入れるのは反発を招きかねないので、ここで頓智をきかせて、
大宮アルディージャ改め、「Arbija大宮(アルビージャ大宮)」にしてみては。
エンブレムは「ARDIJA」表記ですが、一般的な英字表記で「Ardija」。
そこの「d」を「b」に変えるだけで、レッドブルを意味する「rb」が隠れて入る。
これじゃ反発は避けられないので、RBライプツィヒに倣って、
「Rasen Ballsport Ardija OMIYA」にした方が無難。
だって、元日本代表FWの高原直泰が代表として設立した沖縄SVのクラブ名の由来が、
高原直泰がかつて在籍していたハンブルガーSVの、
「SV(Sport Verein/ドイツ語で「スポーツクラブ」の意)」から来ているから。
ドイツ語由来のクラブ名の一部を入れれば問題なしってこと。
あ、ひょっとして「大宮アヌス」の方が良かったぁ?