「アクマゲーム」は「デスノート」のヒリヒリ感再来を期待しているんでしょうね。
春ドラマ。
今回は日テレ系”日10”枠、「ACMA:GAME アクマゲーム」を。
週刊少年マガジン(講談社)で連載された、デスゲーム漫画が、
「変な家」のメガヒットで波に乗っている間宮祥太朗主演でドラマ化。
人間を使った悪魔の遊びを描いていてて、原作では高校生設定となった主人公が、
海外を放浪した果てに、日本に帰国したバッグパッカーという設定に代わっており、
同枠で放送された「セクシー田中さん」騒動、日本テレビは反省してんのか疑問だよな。
東南アジア某国で現地ゲリラに拉致されたバッグパッカーの織田照朝(間宮祥太朗)は、
亡き父・清司(吉川晃司)から託された、1本の悪魔の鍵のお陰で死線を乗り越えてきた。
それもそのはず。
照朝がバッグパッカーを続ける理由。
1本の悪魔の鍵の謎を追いながら、残りの鍵を集めようと、海外を放浪してきた。
そんな照朝があるニュースをきっかけに日本に帰国することになり、
照朝と同じ悪魔の鍵を狙う勢力に戦いを挑むことに。
初回は「劇場版 君と世界が終わる日に」みたいな、須賀健太のゲスっぷりが、観ている側からしたらドイヒー。
いずみ吉紘の情報量の多い脚本についていくのがやっとだったけど、
間宮祥太朗が、少年漫画のお約束パターンである「正義は最後に勝つ」を地で行っている感がスカッとしたわ。
この作品、視聴率を稼ぐだけでなく、
日テレが日本法人を傘下に収めている動画サブスクサービス・Huluでの海外配信も視野に入れたこともあり、
映画3作の後の、”日10”枠ドラマ&完全新作映画で展開された「デスノート」の成功を、
日本テレビは再びよみがえらせようとしているが、
「セクシー田中さん」同様、原作レイプが仇にならなければいいのですが・・・