ヒメヒマワリです。

私のガーデニングの師匠でもある

叔母(父の末妹)からもらいました。

白・ブルーと少しのピンクの庭で

夏の時期だけ、

鮮やかな黄色が目立ちます。元気の出る色です。

 

義母の庭から分けてもらったエリゲロンも

かわいくて大好きです。

こうしてみると、

うちの庭って、素朴な花が多いです。

しかも、もらいものばかり・・・・笑

 

 

うちの長男は怖がりで大人しく、

引っ込み思案な子どもでした。

3歳半下の弟にも主導権を握られ、

「おにいちゃんなのに情けない」

と歯がゆく思ったものでした。

 

なんでも早く覚える次男を

ついついほめてしまい、

なんでも時間がかかる長男に

イライラしてしまった私は、

長男の自尊心を深く傷つけてきたと

今でも申し訳なくて胸が痛みます。

 

長男は、

弟に対して劣等感をもったうえに

人前で話すのが苦手過ぎて

どんどん自己肯定感がなくなり、

思春期以降、

外でも家でも口が重くなり、

質問にしか答えなくなりました。

特に、

弟とはほとんど口をききませんでした。

その状態は、何年も続き、

私がずっと心を痛めてきたことです。

(責任は私にも大いにあるので)

 

結婚しない(できない)かもしれない

うちの二人の息子たちは、

私や夫がいなくなったら(親亡き後)

二人っきりになってしまいます。

いざというときに、

兄弟で助け合える関係になってほしい…

と親は子どもの先々まで心配するものです。

 

まずは、

兄弟で会話がないのをどうにかしたい。

 

そして、

二人とも発達障害(ASD)であり、

二次障害(精神疾患)症状を情報共有し、

お互いに助け合える関係になってほしい。

他に定型発達の兄弟がいるわけでなく、

頼れる親類も近くにはいないので、

このことは、私たち夫婦の切実な願いです。

私も夫も60代半ばにさしかかり、

いつ何があってもおかしくないお年頃~

あまり時間の猶予はないのです。

 

でも、いい大人が、

「兄弟仲良く、助け合ってね」

と親にお願いされて、

「はい、分かりました」

とは、いかないものですよね。

 

こんな時代もあったのです。↑

 

 

どうしたものか・・・と悩む母でしたが、

最近、兄弟に変化の兆しが見え始めました。

 

もしかしたら、

例の「勉強会」がきっかけかもしれません。

 

 

 

この勉強会では、

ASD関連の本の読み合わせをしながら、

その中で自分と重なる特性や

自分の体験についての対話もしています。

「対話」というとカッコいいですが、

いわゆる雑談のような感じでやってます。

オープンダイアログという

さまざまな精神疾患に有効な治療法を知り、

「対話」を意識するようになりました。

(後ほどブログに載せたいです)

 

 

長男は、次男の話から

自分と同じ発達障害である弟に

妄想や幻聴のような症状があることを

とても心配するようになりました。

特に「スマホの情報を盗まれている」

という次男の話はショックだったようで、

「ネットストーカー」についても

色々調べて、弟に教えていました。

 

次男の方も、

発達障害の先輩(変な言い方?)の兄が、

今まで学校や職場でどんなことに困って、

どう対処してきたかを真剣に聞き、

兄が困難や苦しみの中で

自分に向き合い、障害を受け入れ、

少しずつ努力を続けてきたことを知り、

だいぶ心を動かされたようでした。

 

実は、長男が自分の障害のことを

次男に話したのは初めてのことです。

次男のASDが判明しなければ、

長男が次男に心を開いて、

自分の話をすることはなかったと思います。

 

自閉症という共通の特性がある二人は、

(異なる特性もありますが)

一番の理解者になれるかもしれません。

 

「感覚過敏で疲れやすい」

という特性について話している時も、

「〇○(弟)が休みの日にずっと

 スマホ見ながらゴロゴロしているのは、

 疲労回復のために必要なことなんだよ

 だから、好きにさせてやりなよ」

と長男が弟の行動をかばうと、

「お兄ちゃんが部屋に籠っているのは、

 仕事の緊張から解放されるために

 よけいな刺激を遮断するためじゃない?」

と次男が兄の行動を解説します。

 

「勉強会」で

こういうやりとりが増えてから、

兄弟間の距離が縮まり、

関係性も変化してきたように感じます。

 

子どものころのように

二人が笑いながら話をする姿が

私には涙が出るほど嬉しいのです。

 

次男に心配な症状が出て、

発達障害ASDであると分かったとき、

長男だけでなく、次男もかと

正直、深い絶望感に陥りました。

わが子が100%の確率で

発達障害だったのはショック過ぎました。

 

でも、二人とも発達障害だったことは、

二人にとって決して悪いことではなく、

意味のあることだったと今は思えます。

 

そういえば、「おうち居酒屋」も

兄弟で話が弾む時間になりました。

まあ、ゲームやアニメの話が中心ですが。

二人ともオタクという共通項があって

これも二人にとってはよかったことです(笑)

 

 

手探りで試行錯誤中ですが、

まずは、いろいろやってみようと思います😊