我が家の家庭菜園で

夫が育てているブロッコリーです

 

直径15㎝ほどになったら

収穫のタイミング。

ちょうど今、収穫ラッシュです。

油断してると、

すぐに花が開いて黄色くなっちゃいます。

塩ゆですると鮮やかなグリーンになり、

お弁当の色どりにぴったりだし、

ビタミンやカリウムなどの栄養も豊富。

でも、

お弁当に入れると長男はいやな顔をします。

「俺は、色どりなんてどうでもいいんだよ」

「肉だけが詰められた茶色い弁当が理想」

だそうです・・・・😞

 

 

 

長男は話すのが苦手で

緊張すると言葉がスムーズに出ません。

障碍者雇用で働いているけれど、

職場ではどうしてるのかな?

ずっと黙っているのかな?

仕事は大丈夫なのかな?

そんな心配はずっとありましたが

確かめようもありませんでした。

もちろん、本人は言わないし‥‥

 

 

ところが、

新型コロナウイルスの蔓延防止のため

テレワークという新たな働き方が、

ニューノーマルになったことで、

長男の働く姿を知ることができたのです。

在宅勤務の時は、2階の自室ではなく、

1階のダイニングでパソコンを開きます。

うちのネット環境が不安定で、

2階だと時々繋がらなくなるからです。

なので、仕事中のようすが

近くにいる私にもはっきりと分かりました。

 

在宅勤務では、

途中でリモート会議があったり、

頻繁に電話がかかってきたりします。

驚いたことに、

長男は普通にやり取りをしているんです。

まあ、流暢ではありませんけれど、

すごく聞き苦しいとか、

支障をきたすとかは全くありません。

 

いつもしている仕事だからなのか、

職場の人たちが協力的なので、

安心して落ち着いて話せるからなのか、

よくは分かりませんが、

あんなふうに大人の会話ができるんだ、

電話の応対もちゃんとできるんだと

とても驚くとともに感動したのでした。

 

発達障害だと、

苦手分野はどんなに努力しても

どうせできるようにならないと

諦めることが多いけれど、

(得意分野を伸ばしましょうといわれるし)

そうでもないんだと思いました。

 

家庭や学校では、

できないことばかり注意されて、

芽を出すことができなかったけれど

(逆に摘み取られてしまった?)

職場で育ててもらっているんだなとか

人はいくつになっても

やる気になれば成長できるんだなとか

色々なことを思いました。

 

今の職場は6年目に突入し、

先月末には、

なんと「送別会」の司会をしました。

司会なんて、一番の苦手分野ですよ!!

「えっ!大丈夫だったの?」

と聞くと、

「司会のマニュアルを作ってもらって、

セリフも決まっていたから大丈夫」

とのことでした。

苦手さ(困難さ)を抱えた人でも、

その人がどうすればできるか

やりやすくなるかということを

周囲が考えて協力してくれることは、

本当にありがたいことです。

 

これは、やはり

長男が障碍者手帳を取得し、

障碍者であることをオープンにして

働いていることのメリットですね。

そして、長男には、

この働き方が合っているようです。

 

 

長男には、

いつも周囲への感謝を忘れずに、

そして、

成長している自分に自信をもって

誠実に仕事に励んでほしいと思います。