韓国ドラマ「ゥ゙ィンチェンツォ」(2021年

、全20話)を観た。


(観るきっかけ)

「涙の女王」第8話にゥ゙ィンチェンツォのソン・ジュンギが離婚弁護士役で特別出演していたことから観てみようと。


(題名)

ゥ゙ィンチェンツォはイタリア語圏の男性名、Vincenzoで、英国圏のゥ゙ィンセントに相当する。


(あらすじ)

全20話もあり長すぎるので割愛する。

ゥ゙ィンチェンツォ・カサノはイタリアンマフィアの顧問弁護士。韓国生まれだがイタリア国籍であり韓国では弁護士行為はできない。


(キャスト)

ゥ゙ィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)

ホン・チャヨン(チョン・ヨビン)


(ジャンル)

アクション系でもありコメディでもありヒューマンドラマでもある。ラブコメ度は1%ぐらいか。


(感想)

出だしからイタリアを舞台にちょっとキザでカッコをつけすぎ感が多すぎて投げ出しそうになる。そこは我慢して最後まで観た。


ソン・ジュンギはハンサム、イケメン、ルックス抜群、イタリアの高級スーツをビシっと決めている。


悪が巨悪を徹底的にやっつける、拷問、殺人、その殺し方もイタリアンマフィア流というかとことん残酷である。


アクション、格闘場面は迫力がある。われらがスパーヒーローといった感じ。


弁護士による法廷劇的な部分も。巨悪と力のない市民の対図。


雑居ビルの店主たち(ビアノ教室、クリーニング店、イタリアンレスラン、ダンススタジオ、暖薬寺、ほか)のひと癖もふた癖もあってドタバタコメディを演じる。あとで実は相当な能力、実力の持主であることが判りそのギャップ、意外性。最後は応援したくなるほどの濃いキャラばかりだった。


主人公の生い立ちの人間ドラマ、涙なしでは語れない。


主人公の最愛の者を巨悪の差し金で殺されその悲しみとその凄まじいまでの復讐。(ここらあたりはヤクザ映画のヒーローと似ている)。


金塊15トンを隠しているというあり得ない設定、こうなるとまさに夢物語りである。


法で裁いても巧妙に逃れて出てくる巨悪をクールに冷酷に殺していく。カッコいいと言えばあまりにカッコいいのだ。


画像はネットからお借りしました。