韓国ドラマ「涙の女王」第8話を観た。


今回、事態が大きく動いた。


ヘインとヒョヌの離婚が成立した。ヒョヌはそのまま会社に残り仕事をしながら今回の一連の黒幕を探りだす。


このドラマは登場人物のキャラクターをみごとに描き分けている。なかでもキャラの立った魅力的な人物はホン・ボンジャ(ヘインの父方の叔母、離婚3度、服役経験がある)である。すぐにヒステリックにわめきちらす激情家である。ヒョヌに力を貸す。


そのボンジャがコナンという探偵を抱えている。その調べで、モ・スリ(マンデ会長の愛人)は本名をオ・スニョンといい(服役中に出産した息子がウンソン)スニョンには死亡届けが出ており他人になりすましていたことがわかる。長年、会長の同棲者として機の熟すのを待っていたのだ。


財閥クィーンズグループの創業者祖父マンデ会長80歳祝いのあとで、マンデ会長の同棲者モ・スリが薬を飲ませ心臓発作による昏睡状態で入院させる。用意周到に法定後見人の委任状を取っており、株式も取得したウンソン親子により財閥クィーンズグループは乗っ取られてしまう。


ヘインの一族は会社も豪邸も追い出され、向かった場所は地方にあるヒョヌの実家であった。一族で転がり込んだのだ。


果たして復権、復讐は出来るのだろうか。ヘインの余命3か月の病気も心配だ。


ウンソンは国際養子縁組のアメリカで育ちM&A投資会社、巨額の資金を動かせるプロになり頭が切れる、しかも母親譲りの冷酷な性格である。


会社を取り戻すには株式の主導権を握るだけの取得が必要だ。ウンソンのパイワン社が持ち株の31%で第2位株主に、臨時株主総会では株主の68.8%がウンソン側に回った。そのあたりを優秀な弁護士のヒョヌはどう動いて戦うのか見ものだ。


転がり込んだヘイン一族とヒョヌ一族とのドタバタ劇が当然予想される。このあたりも面白くなりそうだ。


一方で、ヘインがトップデザイナーの洋服にダイアモンドのネックレスをしてハイヒールでモデルのように闊歩する姿は当分見ることができないことになる。


ネットフリックスで配信の土日が楽しみだ。


画像はネットからお借りしました。