へなちょこヒロちゃんが

社交ダンスは衰退してるってのは本当?

疑問を投げかけてました。

 

お先に記憶にあるのを書いてみます(ごめんヒロちゃん)

なお、正しく過去のことを検証している訳ではないんで・・それはヒロちゃん

よろしく~

 

ジャンルごとに分けます

競技会関係とサークルダンサー

アマチュアの競技会が本格化してきたのはJADAの発足からだと思います

 

1980年代くらいでしょう

それまでの学連の競技会に加えて社会人の競技会が組織だてられJADAが発足した

そのころ、20~40代前半くらいまでの社会人のサークルがどんどんできてきて

そのサークルから競技会へ出るカップルが多くなった

 

東京都や各県のアマチュア競技連盟が本格的に活動し始めた

社会人競技ダンサーが凄い勢いで増えていった時期です

そのころダンスに触れたり、競技会に出だした人達が

その後のJDSF競技の中心となっていった。

 

ただし、仕事が忙しくなったり子育てなんかで競技から離脱するペアも多かったと思います

競技人口も数字級の人数が多くて裾野の広いピラミッド型でした

ウリナリ社交ダンス部なんかも確か3級、2級選から出てました

時代が下がるにしたがって

裾野がなくなっていき、逆ピラミッド型に変わっていったと思います

 

最盛期はいつか?

団塊の世代がまだまだ身体が動いて、活発に競技にでてたころ

一旦競技から離れてて、子育てから解放された人達も戻ってきた

 

10年位前まででしょうか?

5,6年前くらいからその世代がダンスをリタイアし始めて、

各クラスの参加者が減っていったと思います

 

教室関係・教室ダンサーとデモラー

これはもうバブルと大いに関係があって

バブルがはじけても、まだ経済的に余裕があった時代

シャル・ウイ・ダンスなんかでも触発されたかもしれませんが

 

丁度時期が良かった

団塊の世代でそこそこ社交ダンスに認識があって、

子供も成長して手が離れた40歳以降の人達が近所のサークルにいくか

ダンス教室へ入ってきた

 

ダンス教室が大盛況で、ダンス教師になったら食えるという時代でした

1990~2000年位

教室主催のパーティーが派手になっていきました

 

雨後の筍みたいにダンス教室ができて

山手線の各駅にダンス教室がある!ってびっくりしてたら

それどころじゃなくて、複数のダンス教室があるって状況になりました

 

なんだか異常な感じでしたよね

パーティチケットがいくら高くてもバンバン捌けたなんて

 

それ以前の1回にデモに100万かかるっていうのではなくなりました

デモがなんとか(金銭的に工夫)すれば誰でもできるようになったのはありがたかった

 

ただし、教室でダンスを習う=デモ

と先生もお客さんもそんな感じになったのはいいのか悪いのか

その後、これを支えていた人達も年齢でリタイアしていき

さらに、若い人達とってダンス教室がなんとなく敷居が高くなってしまって

今にいたるでしょうか?

 

若い方と言っても40代前後の人達、今でも一定数は教室に入っていると思いますが、

いかんせん教室と先生の数が多くなっていて

お客さんの食い合いになってるじゃないですか?

 

社交ダンスが衰退だと感じるのは

夫々の最盛期からすれば、確かに減ってます

 

でも、それ以前から考えると、ダンス教室も先生もまだ多いなと感じます

なにより ダンスグッズの店がまだまだありますから

一時より減りましたが。

 

今ジワジワと伸びて来ていて、これから伸ばしていきたい

若者・ジュニア・ジュビナイル

瀬古先生や森田銀河先生がジュビナイルででていた頃がらすれば

隔世の感があります

でも、これは個人(ご両親)の努力の上なんで今後はわかりません

 

ざっとでいうとこんな感じ

 

で・・今思うのは

減ったと言ってますが、今ダンス沼にどっぷり浸かってはまっている人達

そうそう辞めないでしょう

衰退と言ってもこの人達が消えるのはまだもう少し時間がかかるでしょう

・・あ・・・・年齢的には私は危ない世代ではあります

 

後はヒロちゃんよろしゅうに~

 

追記です

社交ダンスは衰退しているのではなくて

時代に合わせて変化・変容しているのではないでしょうか?

以前に比べると社会は豊かではなくなっていると思います

でも

上手くなりたい、上手くなったと誰かに認めてもらいたい

という自分の承認欲求を満たせるもの

それに加えて、人との関わりがもてるもの

そして踊るって最高に気持ちいいこと

 

形をかえつつ社会に合わせていってるとすると

ダンスってなかなかしぶといじゃないですか?