リアル女子非モテ分類(6) 自分の世界非モテ | ☆ゲイと負け犬のセレブな日常☆

リアル女子非モテ分類(6) 自分の世界非モテ

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第6回のセグメントは

自分の世界非モテ

・低ビジュアル×そこそこ収入
・あるいは、低収入×そこそこビジュアル

【特徴】
・非モテは十分に自覚している
・が、モテに対する執着は乏しい
・モテという社会通念を超えた「自分の世界」から満足感を得て生きている

【このセグメントに属するのは】
(ビジュアルイメージのみで)
・森三中の黒沢さん

【生息エリア】
・中野新橋
・江古田
・板橋本町

このセグメントは

(1) 低ビジュアル、でもそこそこ収入はある
(2) 低収入、だけどそこそこのビジュアルである

という、2つのセグメントをまとめたようになっていて、その意図は

ビジュアルとか、収入(←学歴とか、他のことでいいけど)、割と公になりやすい=周囲から感知&認知されやすい項目で

あーー…自分は人より劣っているんだ…

ってな"見えやすい"”自覚しやすい”点があると、人間はコンプレックスを抱えやすいもので。

ここで具体例を示しましょう☆

C子は35歳の非モテ女子。中央線沿線の東京郊外で育ち、短大を卒業して就職し、今は中野新橋に一人暮らし。

C子には、3歳年上の姉=D美がいて、姉は

「美人」「頭脳明晰」「スポーツ万能」

って3拍子揃っているから、ご近所、親戚、同級生等々周囲は

D美ちゃんは凄いね!
(それに引きかけ、妹のC子は・・・)

めいて、幼少期から常にC子は姉のD美と比較されることが多かったため

どうせアタシなんか…

という思いを抱えながら育ったD美。見た目は確かに、モテるかわいい系統じゃなくて、天然パーマで特濃の顔だから


ラモス


ってあだ名で呼ばれていて、思春期にC子は迷うことなく

アタシはブスでモテない

という確固とした自己認識が形成されて。

時は経ち☆

流されるままに生きたきたC子も就職をして数年が経ち、姉のD美が、「高収入」「高学歴」「高ビジュアル」な男を捕まえて結婚し、幸せな(幸せとされる)結婚生活を割に近所で送っており、嫉妬心は無いけれども、大人になってまで比較されるのに、面倒くさく、うんざりして、一人暮らしを始めて。

一人暮らしで、周囲の「姉と比較される面倒くささ」から解放されたC子。特に趣味も無く、仕事と家の往復めいた毎日を送っていたある日、ふとしたきっかけで彼女が手に取ったのが


JUNE
(ジュネよ!ジューンじゃないわよ!)

画像でお分かりかと思うけど、JUNEはボーイズラブの雑誌。C子ったら、読み進めていって

これだ!

って思って、そこからは怒涛の腐女子街道まっしぐらな生活が始まり…(以下略)

さて、読んでいただいたらわかる通り、全くモテ要素の無いC子さん。モテ視点で言えば、完全にLa Traviata(道を踏み外した女)なんだけど、いくつかの分岐点がありまして。

分岐点(1):実家を出て一人暮らしを始めた

実家住まいって面倒だけど、実はモテとか結婚にはプラスに働くように思いますの。C子の場合は、姉と比較されるストレスが凄かったんでしょうけど、逆に周囲のおせっかいババァが

姉=D美と比べて結婚が難しそうなC子ちゃん
 ↓
アタシがC子ちゃんの結婚の世話をするわ!

めいたことをしてくれたりと、意外に結婚チャンスに溢れているので、実家にいたほうが結婚のチャンスは多くなるもの。そのまま実家に住んでいたら、ひょっとしたら、C子は今頃、結婚していたかもしれません。

分岐点(2):趣味にボーイズラブ(BL)を選んだ

皆さん、とっくにお気づきだと思うけど、趣味にBLってのはモテには致命的。BL好きな男なんて皆無なので、出会いのチャンス全喪失!マニアック(?)な趣味でも、鉄道、気象とかのほうが出会いがあるし、「どっちつかず非モテ」で書いたとおり、趣味を共有する男性との出会いって、進展率は高いので、脱非モテの良い手段。

BLという「自分の世界」の殻に閉じこもってしまったC子、しかもその殻の中には出会いは全くないという脱、非モテの可能性が皆無なC子さん。まるで、エア彼氏充で自己完結して、出会いを放棄しているアタシのようで!

そんC子への脱非モテ、アドバイスは

そのままで、いいんじゃない?
別にC子、モテたいと思ってないし?

C子含め、このセグメントの人って、良くも悪くも「自分の世界」に楽しみを見つけて、それを生き甲斐にしているので、別にモテる必要なんて無いと思うの。

自分の幸せを規定するのは自分であり、「モテ」「結婚」みたいな、社会で良しとされているものが自身の価値判断に、うっとうしいとは思うものの、影響され辛いのも「自分の世界非モテ」の特徴。たとえばこれが、どっちつかず非モテ女子だったり、白馬の王子様非モテ女子だったりすると、「モテ」「結婚」をかなり気にするんだけどね。もし、C子含め、自分の世界非モテの女性がモテたいと思ったのなら、「どっちつかず非モテ」でのアタシの処方箋を参考にしてもらえばいいわけで。

「モテ」の価値観強要から「自分の世界」な楽しみを見つけて、上手に逃れたC子はある意味、幸せな人生を送っているのでは?

一方で☆

また、そういう「自分の世界」が見つけられていないと、価値観や人生の楽しみ方の軸がぶれてフラフラしてしまうのよね…それについては次の「自己卑下非モテ」で書くことにいたしますわ。