CrocodileShopGaudieのブログ

東京都蔵前のCrocodile Shop「GAUDIE」のスタッフブログです。


テーマ:

いよいよ花粉の全盛期に入りました。


皆さまいかがお過ごしですか?


GAUDIEではスタッフ、職人の小川さんと
花粉症が大流行で


顔を見るのも辛いほど(笑)


日々苦痛の日々を過ごしています。


さて早いもので、もうすぐ3月も中頃に差し掛かり、


名古屋での「クロコ塾」開催


http://gaudie.jp/salon/school-croco.html


それに合わせて「キングオーナーズワンサービス」
お披露目と


毎日その準備に忙しくしております。


「くろこ塾」は仙台での会場も決定し、


今月25日よりホームページからご予約
お受け致しますので、


仙台及び東北地区のクロコダイルファンの皆さま


そしてこれからクロコダイル製品をお考えのビギナーの方々

ふるってご参加をお待ちしております。


宜しくお願い申し上げます。


さて前々回のブログに引き続き、


GAUDIEだからこそお伝えできる

「クロコダイル革の現状」


今回はいろいろな意味で一番有名な
「スモールクロコダイル」について


改めてご説明させて頂きます。


まずは基本的なところからのおさらいになりますので、


そんなことは聞き飽きたという方々には
申し訳ありません。


以前もブログで「見分け方」などお話しさせて頂いておりますので、

ご興味のある方はご覧ください。


http://ameblo.jp/gaudie-shopstaff/entry-11080100592.html


スモールクロコダイル、正しくは「スモールスケールクロコダイル」
別名「イリエワニ」と言います。


それよりも「ポロサス」と言ったほうが

ご存じの方が多いかと思います。


「ポロサス」というのは、学術名で「Crocodylua porosus」
「クロコディルス ポロサス」というところから


俗名「ポロサス」あるいは「ポロソス」
と呼ばれるようになりました。


野生の生息地はパプアニューギニア、オーストラリア、インドネシアなどの

海の水と川の水が混じるところに生息しています。


私がパプアニューギニア滞在中


パトロールと呼ぶ村々を訪問して、

皮を買い付ける仕事をしていたとき




パプアの悪役商会?人相の悪いメンバーでパトロール クロコもビビりますね(笑)


ごく稀に 比率で申し上げると
20枚に1枚くらい「ポロサス」に出会いました。


初めのうちはどれが「ポロサス」かも
見分けが付きませんでしたが、


何枚も見て経験を重ねるうちに

自然とわかるようになりました。


私にとって「ポロサス」は
「ラージクロコ」と同じくらい


若かりし頃を懐かしく思い出させてくれる
そんな存在なのです。


現在「ポロサス」がどんな状況になっているかと言うと


皮(革)の価格は過去に例がないくらい高止まりし、
日本のマーケットでも


今では数年前のおおよそ3倍くらいとなっております。


やはり最大の原因はスーパーブランドの買い占めによる
相場の上昇


そして養殖がメインの状況下で


特に私たちGAUDIEの主力商品である無双長財布のための


http://gaudie.jp/SHOP/34223/931017/list.html


束入れ用サイズ(20/24)は価格以前の問題として


サイズが小さいために


養殖場からの供給が圧倒的に少なく

とても手に入れにくい状況にあるのです。


なるべく大きくして売りたいという養殖業者の

意図があるからです。


※クロコダイル皮(革)の取引は横幅で行います。


なぜこのサイズ(20/24)にこだわるのか


やはり玉腑と竹腑がバランスよく入ってはじめて
クロコダイル革の価値、美しさがわかるものです。




スモールクロコダイルグレージング仕上げ20/24サイズ


いくらポロサスでも竹腑しかないお財布では
ポロサスの価値がないも同然なのです。


モノの価値は少なくなれば高まり
値段が上がるのはやむを得ないのかなと思いますが、


それでも便乗値上げのようなことは極力しないように
ならないように、これから考えていかなければなりません。



※スモールという名前から革自体が小さいと思われる方が多いのですが、

革の大きさは関係ございません。



私として出来ることは、これからも「ポロサス」を含めた
クロコダイル革の正しい情報をご提供し続けること


そして現実に即して正しいと思われる適正な価値観を
皆さまと共有させて頂ければと思います。


依然として日本のマーケットにおける
クロコダイル革の状況は良いとは言えませんが、


お伝えすることが大切だなと思う今日この頃です。



GAUDIE店長 南澤



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春が近いかなと思っていましたら、
急にまた寒い日が続いております。


寒さももう少しの辛抱かと思います。


皆様どうかお風邪などお引きにならにようにご注意ください。


さて久しぶりですが、クロコダイル革の状況について
お話したいと思います。


やや専門的なお話になりますので、

もしおわかりにくいこと、お知りになりたいことございましたら、


ブログからでも、GAUDIEホームページからでも

ご遠慮無くお問い合わせください。


一番のニュースは去年の秋に


パプアニューギニアで長い乾季があり、

野生のワニ皮がたくさん集まったということです。


親会社堀内貿易には現在溢れんばかりの
たくさんの皮があるようです。


パプアニューギニア原産のワニは「ラージクロコダイル」
別名「ニューギニアワニ」とも呼び


淡水の沼や川に生息しているものです。




GAUDIEショールームに展示している大判のラージクロコ


私が昔パプアニューギニアに赴任していた頃
現地で「ラージクロコ」の売買が行われていました。



休みの日に狩りに行きました。


当時私はまだ若く、半人前でしたので、
買付けと言ってもたいしたことは出来なかったのですが、


それでもパプアニューギニアの奥地に住む人々にとっての
貴重な財源であったことは今でのよく覚えております。


野生のワニは「サステーナブルユース」という言葉があり、


持続可能な使用、つまり増えすぎても生態系の問題になったり、
人間の生活を脅かしてしまったり、


また減りすぎても種が絶滅してしまう危機になる


というようにあくまでも未来永劫に種を守るという
ワシントン条約の基本理念に基いているのです。


世界じゅうの野生のワニの大半はこの「ラージクロコ」で
皮(革)のお値段も一番こなれていて


それが理由として昔から価格訴求型製品
つもり比較的お安いハンドバックなどに
使用されています。


そのためテレビ通販など数をまとめて製作する
商品などに使用されるケースが多いのです。


そうであるからと言って「ラージクロコ」が
他のクロコダイル革と比較して劣るかと言うと


決してそんなことはないと思います。


養殖された皮に比べるとコストがかからない分
安いのですが、


毎年の天候に左右される(乾季と雨季のタイミングや長さ)ので
不安定であること


最近では奥地まで行くための燃料代などが高騰しているため
一昔前程安くないことなど


「ラージクロコ」の置かれている状況もかなり変化してきているようです。


それよりも皆様が一番ご関心があるかと思います柄模様ですが、

「ラージクロコ」は一番わかりやす


腑の形状が大きく特にお腹の竹腑はほぼ正方形なのです。




ラージスケールクロコダイル「GAUDIEシャンパンゴールド」


よく一般の方々で「ラージクロコ」イコール
革全体が大きいという誤解をされていることが多く


実は腑のことをスケールと言いまして
腑が大きいことで「ラージスケールクロコダイル」と呼んでいるのです。


これから皆様もテレビ、雑誌或いはどこかの店頭で
「腑が大きいな」とお感じになったら、


もしかしたら「ラージクロコ」かもしれませんね


いったい種類は何だろうと想像しながら製品を見るのも

クロコダイルの楽しめる要素だと思います。


お話は変わりますが、最後は宣伝を少しだけ


GAUDIEホームページやフェイスブック等でご覧頂いているかと思いますが


「南澤店長の出前クロコ塾」いよいよ来月よりスタートします。


まずは名古屋からですが、


やっと会場も決まり、3月1日よりホームページより
ご予約をお受付致します。


予約が埋まり次第打ち切らせて頂きますが、

出来る限りおわかりやすくご説明させて頂きますので、

クロコダイルビギナーの方々でもご遠慮無くご参加ください。


皆様からのご予約を心よりお待ちしております。


GAUDIE店長 南澤



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革を検品しているところ







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寒い寒いと思っていたら
今日東京に積雪があるという話題で持ちきりです。


いま現在は雪止んでいますが、


ここ数日は普段朝5時起きの私も
さすがに布団から出るのに勇気がいりました。


皆様はいかがお過ごしですか?


さて私の「今月のQ&A」も更新させて頂きましたが、


不思議なものでクロコに関しては次から次へと
自分の頭の中に話題が浮かんできています。


「今月のQ&A」だけでは発信手段が足りないと感じています。


2週間くらい続けてスタッフにも協力してもらい
「ショールーム在庫情報」をブログでもあ知らせ致しましたが、


今回はクロコの話題にさせて頂きます。


「ショールーム在庫情報」も引き続き、
スタッフ中心に更新させて頂きますので、


皆様どうぞ宜しくお願い申し上げます。


その前に昨日のフェイスブックでもお伝え致しましたが、


去年の12月にいろいろとオーダー頂きました

3人の愉快な仲間たち いや お知り合い同志3名のお客様が


ご注文商品のお受け取りにショールームまで来て下さいました。




12月のご注文時にGAUDIEショールームにて 私が老けてみえますね



昨日の仕上がり商品お受け取り時 皆さんニコニコ


皆さんとっても喜んで頂き、記念写真まで取らせて頂きました。


先程もメール頂戴し、そのまたお知り合いが
自分も欲しいとおっしゃられているそうで


こんなにありがたく嬉しいことはありませんでした。


モノづくりは難しく、時としてお客様にご迷惑をお掛けしてしまうことも
正直あったりするものですが、


嫌なことも忘れてしまうくらい
嬉しいひとときを過ごさせて頂きました。


愉快な仲間の皆さん いや素晴らしいお仲間の皆さん
本当にありがとうございました。


さて今日のメインテーマ「スモールクロコダイル(ポロソス)もいろいろ」ですが、


まず「ポロソス」でも「ポロサス」でも呼び方はどちらもありですが、
今回は「スモールクロコ」と呼ばせて頂きます。


どうしてこの話題にしようかと思ったかと言うと


特に最近お問い合わせ等でお客様から
「スモールクロコ」でお願いしたいというお声を良くお聞きします。


どこまで「スモールクロコ」の特徴を理解されて
お求めになられているのか


疑問に感じることがよくあります。


「スモールクロコダイル」でという理由で一番わかりやすいのは

スーパー有名ブランドで取り上げられているからという理由だけの方


もしそれだけの理由だけだとすると、


「高級素材クロコダイル革」とか「革の宝石 クロコダイル」などという
買わせようとする枕詞に騙されてしまう可能性がある。


その次に「取り上げられるくらい柄模様が細かくて綺麗」だから


この場合の方が「スモールクロコダイル」の特徴を理解されている分
まだいいと思います。


よくある具体例ですが、


お考えの製品が小さいもの(長財布よりもっと小さい)の場合


「スモールクロコダイル」を使用させて頂いても

小さすぎて、クロコの特徴がわからない


小さくなくても靴やベルトでもそうだと思います。


その場合、よくご提案するのは、

クロコダイルの種類よりも製品に合う腑柄模様かどうかです。


本来であれば「スモールクロコダイル」の
素晴らしい柄模様が活かされるような製品にのみ使用すべきかと思います。




セカンドバック用の「スモールクロコダイル マット仕上げ ダークブラウン」


さらに付け加えるさせて頂きたいこととして


革の本質が「鞣し」であること


どんなに腑柄模様が細かくて綺麗であっても
「鞣し」の技術が伴っていない革は


良質な革とは言えないと思います。


今の時代、お金さえ出せば何でも買える


でも買えないものもある


それが技術、


技術という意味でクロコダイル革の場合は「鞣し」だと思います。


「鞣し」は鞣製工場(タンナー)が長い年月をかけて失敗も繰り返し
苦労して蓄積されたものなのです。


種類に拘わらず、しっかりした「鞣し」に支えられて
製品にして素晴らしい柄模様で存在感を示せるような革


そんな革が理想だと私は思います。


どうしてそんなことをお話するかと言うと


毎日のようにいろいろなクロコダイル革に触れていると

手触りや風合い、表面感


そしてモノづくりをする職人さんの作る上での感覚など



目利きサービスの馬蹄型コインケースを裁断する小川さん



GAUDIE店長 南澤の「究極のクロコダイル目利きサービス」

                 ↓
http://gaudie.jp/hpgen/HPB/entries/172.html



目利きサービスの長財布無双裁断する比留間さん


詰まるところ、「鞣し」がイマイチだなと
感じる革もあるものなのです。


無条件に「スモール、スモール」とお考えにならず


信じてお任せ頂ければ、ベストなご提案をさせて頂きます。


スーパーブランドのクロコダイル熱も少しずつ冷めてきているように聞きます。


こんなときこそ、本当の意味での「高級素材クロコダイル革」で
心を豊かにされてみてはいかがですか?




追伸:私の電子書籍「クロコダイル製品を買う前に読む本」

    お役に立てれば幸いです。

    是非ご一読ください。


http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00JL1YGYK




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鞣製工場での打ち合わせ








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