CrocodileShopGaudieのブログ

東京都蔵前のCrocodile Shop「GAUDIE」のスタッフブログです。


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松坂屋名古屋店の常設記念イベントに合わせて


先週末名古屋に行きました。





名古屋は2回目になりますが、今回荷物がたくさんあったので、

名古屋駅からタクシーで松坂屋のある栄地区に向かいました。





前回は地下鉄だったもので、あまり町の風景や雰囲気を


感じることが出来ませんでした。




今回タクシーを利用したことで、名古屋中心部の町並みを


見て感じることが出来ました。





さすがに名古屋 大都市だなと実感しました。





名古屋駅から栄に至る通り沿いは、東京の銀座さながらでした。





名古屋ではスタッフ河本が松坂屋6階紳士用品売場でのイベントを担当し

私自身はと言うと、別に会場を用意し、インターネットを通じて知り合いになった名古屋近隣の個人のお客様をお招きしました。







名古屋松坂屋正面







6階紳士用品売り場でのイベント風景





初めての試みでしたが、お顔を見ながらいろいろとご説明やお話できて

とても有意義でした。





普段からブログやメールでのやり取りを通じて

出来る限り私たちの人間の部分がお客様に伝わるように

私たちなりに工夫して頑張っているのですが、





それでも現実にお会いしてみると

人間同士、顔が見えるか見えないか、全然違うなとつくづく思いました。





お客様からも「行ってよかった。南澤さんに会えてよかった」と言われ

そういう場を設けてよかったなと心から思えます。







別にアレンジした会場





これからも機会があれば、別の場所でもトライしてみたいと思います。





話は変わって、今朝久しぶりに大丸のバイヤーさんが来社され、

いろいろとお話をさせて頂きました。





聞くところによると、多くの革製品が値上げされているようで、

20%くらい値上げしているブランドもあるようです。





でも値上げ後もブランドによっては、売上に影響がないようで、

そこは知名度、ブランド力による信頼感なのでしょうね





私たちは現在のところ値上げは予定しておりませんが、


実際、肝心のクロコダイル革はドラスティックに値上がりしていますし、

牛革をはじめとする副資材類は全て値上がりしています。





いま私たちに与えられている課題は、

世の中値上がりが普通な状況であればあるほど、

他社製品との違い、私たちの強みを


以前にも増してわかって頂くことかと考えています。





どんな製品でも製品を見ただけでその違いがわかる人と


わからない人がいると思います。





ビジュアルでわかりやすいデザイン性であったり、値段であったりであれば

容易に判断できるかと思いますが、





ことクロコダイル製の製品に限っては特に

判断できる材料が少ないものです。





であるからこそ「クロコダイル製品ってピンキリだよね」


という声が多いのではないでしょうか?





私たちに出来る事は一つしかありません。





それは「私たちにしか出来ないことって何なんだろう」を突き詰め

その世界観の中で勝負していくこと





きっとそれは洒落たデザインにクロコダイル革を使うということではなく、


クロコダイル革の良さが充分伝わるような製品(デザイン)を考えること




日本じゅうのクロコダイルファンのために、


製品を世の中に送り出すことなのだと思います。




馬鹿みたいに「クロコ クロコ」という人間たち、


ブランドがあっても面白いかなと思います。





値上げするもしないも、来春には嫌でも消費税が上がり、

その先々も製品価格は上がっていくかと思います。





どんな状況になっても、常にクロコファンに愛される

そんな存在であり続けたいものです。






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強い日差しのポルトガル・リスボンの海辺







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今週はじめに中国上海に行きました。


目的は足掛け2年日本の革製品の販路を切り開くために、
常設して頂いておりました展示場の撤退と
それに伴うイベントに参加するためです。


CrocodileShopGaudieのブログ 盛大に行われた最後のイベントで紹介された



結論として、現状の中国市場で日本の革製品を販売することは難しく
まだまだ浸透するには、時間がかかりそうです。


CrocodileShopGaudieのブログ 人気投票箱に入れられたカードの中から抽選で1名に財布のプレゼント


日本のニュースで最近よく「中国バブル崩壊間近」とか
あまり景気の良くない話をよく聞きますが、


今回上海を訪れてみた肌感覚でも、
1年前より元気がないように感じました。


いろいろな人から「高額品の購入を控えるように」とか
「役人への賄賂は禁じられている」とか
政府から言われているとも聞きました。


いずれにせよ、しばらく様子を見ながら
将来チャンスがあれば、またトライしたいものです。


CrocodileShopGaudieのブログ お疲れ様ということで最後に皆で記念写真撮影


今日はあるお客様からの相談で知った他社の

「クロコダイル製品」についてです。


「人のふり見て我がふり直せ」という意味と
皆様の何かのお役に立てばと思い、お話したいと思います。


ブランド名は伏せて、B社とします。


日本のブランドでインターネットで調べた限りでは、
「クロコ」をはじめ、コードバン(馬の尻)とか
特殊な素材の製品を取り扱われているようです。


東京の一等地にお店もお持ちのようでホームページを見る限り、
オシャレ感を演出して、ヨーロッパっぽい雰囲気を醸しだした上質感もあります。


私どものお客様はこのブランドの名刺入れやキーケースを購入されました。


まず言われたとおりに代金を振込、商品を待つていたところ
なかなか送られてこなかったと


この間の事情はお客様からのお話で、

何か行き違いがあったのかもしれませんが、


少なくとも、発送日については、あまり連絡がなかったことで、
不信感を抱かれたようです。


そんなことがあったものの、無事商品が届き、
見てみると、一見して想像していたもの(おそらくインターネットの画像と比べて)
何か質感の差を感じられたようです。


先日そのお客様とお目にかかったとき、現物を見せて頂きました。


仕事柄革に一番、目が行ってしまうのですが、
客観的に申し上げて、革の質があまりよくないのがすぐにわかりました。


ここで言う「革の質」とは、革になる前の原皮のコンディションが良くないこと


そして鞣し(皮を革にする)の技術もよくないということです。


原皮のコンディションが良くないとは、原皮の保存状態がよくないために、
時間の経過とともに、皮が劣化してくるのです。


通常ワニ皮の産地では野生でも養殖でも、皮によく塩を与え、
冷却した倉庫で出荷まで保存しておくものなのです。


クロコダイル皮の良し悪しは、この保存状態で決まると言っても

過言ではありません。


それが鞣しにも影響を与え、最終的に革としての質感が悪くなるのです。


他社製なのでここで画像をお見せすることは出来ないのですが、
革の質が悪いという意味では、他に「谷」(腑と腑の間の凹んでいるところ)

が擦れている


そして「イレギュラーパターン」(ごく稀に腑柄が奇形になっている)

が見受けられる。


これは50枚くらいの革のうち1枚あるかないかで
普通革を販売するときは悪い等級を付けて販売しています。


一方このブランドのWEB-SITEを見てみると以下の様な説明があります。(原文のまま引用します。)


「商品の素材には、B社が世界中から厳選を重ねて選んだワニ革のナイルクロコダイルを使用しています。

1匹から取れる革の面積が小さい為に非常に希少価値の高い高級革として注目を得ています。

またその希少価値の高い革を60日以上もの鞣し工程にかけ手作業で仕上げ、
クロコ 革の持ち味を極限まで活かした最高の素材感を作り上げています。


上記の説明な中で


①世界中から厳選を重ねて選んだワニ革のナイルクロコダイル

私どものお客様が購入した商品がたまたまだったのかもしれませんが、
あまりにも表現から想像するイメージとは違うものです。


②1匹から取れる革の面積が小さい

私にはよく意味がわかりませんが、おそらく贅沢に丸々使用しているということなのでしょうか?

そのわりに現品は明らかにクロコダイル革の尻っぽを使用したものでした。
別に尻っぽがダメだとか言うつもりはありませんし、尻っぽであっても
ベルトなどに使用すれば、見事な柄を演出する筈です。


最近問題になっている「食材偽装」もそうですが、
おそらく販売している人たちに自分たちが取り扱っている

商品の知識がほとんどないために、
悪気はないけれども、結果的に詐欺のような販売として、

受け取られかねないのではないかと思います。


悪口ばかりになってしまいましたが、高級品としての演出や宣伝の仕方は
いろいろと勉強になるところもたくさんあります。


日本人は総じて宣伝が下手だと思いますし、

私たちは正直すぎるのかもしれません。


でも長い目で考えたときに、必ずお客様が付いて来てくれる筈


それを信じて、これからも正直で誠実な販売を心がけていきたいと思います。




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そのお客様からのご注文 手帳カバーマットネービー
CrocodileShopGaudieのブログ 牛革イエローとクロコネービーの相性バッチリ






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上海に行ってきました。


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日本の森ビルが運営していると言う高層ビル


今回の旅行で日本と現状の中国社会の違いをはっきり認識しました。


中国と言えば誰しもが、世界有数の大きなマーケットであり、
富裕層もどんどん増えているというイメージが強いと思います。


それを当て込んで私たち日本の皮革産業に携わるものたちが、
中国進出を試みているのです。


ところが、現実は想像していた以上にむずかしいマーケットでした。


日本の革製品市場は絶対的な幅の広い中間層に支えられています。


もちろん最近の不景気とデフレにより、物の価格が下がっているというものの
依然として少し無理すれば買いたいものが買える世の中です。


有名ブランドにはない価値観にお金をだしてくれる人がたくさんいるのです。


これに比べて中国マーケットは一部の富裕層(いわゆる成り金)は、
自分の金持ち度をアピールしたいがために
派手なカラーで目立つものや誰しもが知っている有名ブランドものを好みます。


つまりわかりやすいものでないとダメなのです。


日本人のように気に入って長く使うとか

経年変化を楽しむとか

富裕層でさえ、見た目以上の価値感を理解しないようなのです。


それ以外は極端に安いものしか買えない
つまり安かろう悪かろうを地で行く人が大半なのです。


その分食べることには時間とお金を注ぎ込み
残念ながら日常の耐久消費材ではない

日本製の革製品などにはあまり価値を見出さないのです。


上海在住の日本人いわく
「中国人にとってパンツの値段はいくらでなければ買わない」と


こうなると長期戦を覚悟しなければなりません


10年後なのか20年後なのか
出来れば私が存在しているうちに
私たちの想いが凝縮された製品の良さを伝えたいものです。



クロコダイルレザーショップ/ガウディ  http://www.gaudie.jp/



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