CrocodileShopGaudieのブログ

東京都蔵前のCrocodile Shop「GAUDIE」のスタッフブログです。


テーマ:

今日はポカポカ陽気ですが、


快晴だったり、雨模様の日があったりで、
安定しない天候が続いています。


皆様いかがお過ごしでしょうか?


こんなときは体調も崩しやすいので、
睡眠と水分補給だけはしっかりと摂りましょう


さて今日は新しい職人さんとの出会いによって
巡り会った素晴らしいお財布のご紹介です。




1枚しかなかったマット仕上げ「ダークネイビー」の「センターどり」




平らに置いたときの被せの開き具合にも拘りがある




従来から私たちGAUDIEのお財布と言えば
小川さんや比留間さんという代々爬虫類皮革製品


もっと言うとクロコダイル革製品を専門に手掛ける
素材を知り尽くした専門の職人さんによる製作がメインなのですが、


そんな方々も溜息をつくほどの手間と技術によって生まれた
本当に見事な作りのお財布が誕生致しました。


実は今年1月に打ち合わせ
革を用意しお渡ししてあったのですが、


待てど暮らせど仕上がってこない


なんと3ヶ月後の今日私の手元に届きました。


それだけ手間と時間がかかるものということは
現品を見てみれば納得するしかない


それほど美しさを通り越して
芸術品とも言える本当に見事なまでの作りのお財布です。


特筆すべきことは、いくつかありますが、


今回クロコダイル革と腑柄の指定以外のことは全て
職人さんにお任せしたのです。




最高級の質感「イタリアンカーフレザー」


その方がこちらからあれだこれだ指定するよりも
匠の技を産み出しやすい


実はここが最大のポイントで


一流の板前さんが食材まで自分で選ぶのと同様


腕の良い職人さんが自分で選んだ素材
というところに価値があると思うわけです。


表革のクロコと絶妙に調和しているイアリア製カーフレザー


コードバンかなと見間違う程スムースで透き通るような光沢感と
なんとも言えない靱やかな手触りです。


小銭入れの袋には反対に柔らかさを重視した
ソフトレザーを使用し、




コインポケットの手触りが良く柔らかいソフトレザー


これでもかと思うくらい選び抜かれた素材を
使用しております。


更にそんな選び抜かれた素材を
極限まで薄く漉き


一見して重厚感があるように見えて肝心なところは
薄くスッキリしています。


そしてあり得ない程見事な「切り目コバ仕上げ」




見事な「切り目コバ仕上げ」


丁寧さを通り越し、見事な技術で


時間をたっぷりかけ


カードポケットのへり一つ一つのコバにまで
丁寧なコバ仕上げが施されています。




カードポケットの一段一段まで丁寧にコバ仕上げを施している


ここまで見事なコバ仕上げが出来るのも
時間だけでもなく、技術や経験だけでもなく
素材選びも重要なのです。



つまり全ての要素が積み重さらないと
ここまで見事な作品が出来上がらないものなのです。


そして言うまでもなく欠かせないのが、
GAUDIEの革と「センターどり」です。


一期一会でこんな素晴らしい技術をお持ちの職人さんは
そうそう巡り合うことは出来ません.


これから大切にしていきたいと思っています。


以前として私たちの業界全体としては
とにかく安くないと、安くしないと売れない


という空気が大勢です。


業界のためにも、メイドインジャパンの革製品の
付加価値を少しでも高めるためにも


道は険しく厳しいかもしれませんが、


世界にも胸をはれる素晴らしい技術をお持ちの職人さんのために
頑張っていきたいと思っています。


GAUDIE店長 南澤


名刺入れスプリングセール開催中です。

http://gaudie.jp/SHOP/1016817/list.html


今月のQ&Aも是非ご覧になってください。

http://gaudie.jp/hpgen/HPB/entries/181.html


読者の皆様へ Facebookも頑張っています。

是非【いいね!ボタン】を押してください。http://www.facebook.com/Crocodile.Leathershop.Gaudie






いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:

東京はサクラも満開で本当にポカポカ陽気になりました。


私は依然として花粉症で目が痒く
しばらくは続きそうです。


さて先週京都のお得意様のところへ
お打ち合わせに行きました。


暖かさのせいか 普通の日にも拘わらず

観光客さんがとても多く




境内正面からでも歴史と伝統を感じました。


伏見稲荷大社前駅(駅名は違うかも)では

たくさんの外国からの観光客さんが降車されていました。

正に京都は国際都市だなと感じました。


そのお客様は駅前の商店街にあります

「ちりめん山椒 庵」を経営されているオーナー様で



小さいけどとてもオシャレなお店




入りにくいほどお客様がひっきりなしにご来店されていました。



2年くらい前にお問い合わせのお電話を頂いてからのお付き合い


大のクロコダイルファンでGAUDIEのお得意様であると同時に


陰ながら私たちGAUDIEを支えて頂いている強い味方


正にGAUDIE親衛隊とも言えます。


売れれば何でもいいという風潮が強い世の中で


ご自分の事業にプライドを持ち
商品とお客様に真摯に向き合う姿勢は


本当に見習うところが多いです。


奥様は初めてお目にかかりましたが、

とてもしっかりとした印象の良妻賢母タイプの女性


ご主人と時間も忘れお話に夢中になり
気がついたらなんと夜の9時


奥様が私の新幹線の時間を気にして頂けたから
無事東京行きの最終に乗車することが出来ました。


奥様本当にありがとうございました。


やんちゃなご主人としっかりものの奥様という感じで
とてもとても良いご夫婦でした。


これからも宜しくお願い申し上げます。


正直なご商売をすることで

大変なことも多いかと思いますが、

お互い頑張りましょう


さて話は変わりまして今日はクロコダイル製品の華とも言える
「グレージング仕上げ」について


マット仕上げと比較することによって


その特性、ご注意頂きたいこと

改めてご説明させて頂きたいと思います。


最近特に、グレージング仕上げ」のお財布を
ご購入頂きました何人かのお客様から


「届いてから何日もたっていないのにこんな状態になっちゃった」という
お問い合わせを頂くことが増えてきております。


まずグレージング仕上げの製品の場合


ご使用過程での細かいシワや擦り傷等が
マット仕上げに比べて目立ちやすいということです。


それだけグレージング仕上げの革表面は繊細で
例えるなら窓ガラスと同じ


鞄の中で何か鋭利なものと一緒に入れておき、


それが表面に触れる(あたる)ことによって
擦れて白くなってしまったり、


細かいキズが増えてしまったり、


お尻のポケットに入れて

出し入れするする度に擦れ


お財布の表面かなり広い範囲に

擦れが見られるようになる


そしてシワや擦り傷が多く発生することによって


グレージング仕上げの最大の特徴である

光沢感(艶)が急激に損なわれていきます。


専門的に申し上げると、シワやキズそのものによって
光沢感を損なっているというよりも


シワやキズによって出来た革表面の凹凸によって
光が乱反射し、人の目には艶がないように見えるのです。


それとマット、グレージング問わず
雨や汗、その他の水気はシミの原因になりますので
ご注意頂きたいことは言うまでもありません。


ここまで申し上げると


自分でも「グレージング仕上げ」はやめておいて下さいと
申し上げているような気がしますが、


それでもグレージングは昔から「革の宝石」とも称され
「クロコダイル=グレージング」と言っても過言でないくらい


その存在感は抜群なものです。


そして付け加えさせて頂く重要なことは


あくまでも大切にお使い頂くことが、

条件になりますが、


「グレージング仕上げ」製品は、

マット仕上げとはまた異なる

独特な味のある「経年変化」をするものです。


それをお楽しみ頂くことも

グレージング仕上げの魅力の一つなのです。


私たちが出来る事


それはプロとしてその素材の特徴

そのメリット、デメリット


出来る限りの情報をオープンにして
皆様にご提供させて頂くことかなと考えています。


最終的にお決めになるのはお客様ご自身ですが、


1枚1枚腑柄模様の異なる
とても貴重なクロコダイル製品ですから、


くれぐれも皆様、人生のお供として


大切に末永くお使い下さいます様
お願い申し上げます。


GAUDIE店長 南澤


ご参考までに私の「今月のQ&A」も合わせて

ご覧になってください。


4月のテーマは「クロコダイル革の等級(キズ)について」です。


http://gaudie.jp/hpgen/HPB/entries/181.html




読者の皆様へ Facebookも頑張っています。

是非【いいね!ボタン】を押してください。http://www.facebook.com/Crocodile.Leathershop.Gaudie













いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)