CrocodileShopGaudieのブログ

東京都蔵前のCrocodile Shop「GAUDIE」のスタッフブログです。


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ゴールデンウィークを利用して台湾に行くことにしました。


台湾は私にとって第二の故郷の様なところ

昔から縁があって、いろいろな台湾の方々にお世話になりました。


久しぶりなので、とても楽しみです。


さて「なぜ牛革製品の職人さんがクロコダイル製品が出来ないのか」シリーズ第二弾
今日はグレージング(シャイニング)クロコダイルの加工についてです。


メノウの石でピカピカに磨き上げるグレージング仕上げのグレージングとは、
glaze(光沢をつける)の進行形でgalzingということになります。


まさに宝石のように光り輝く状態になります。


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発色が綺麗なGAUDIEのグレージングクロコダイル2つ折れ財布




革の表面にバインダーを塗り、メノウの石で圧力をかけて磨きあげますので、
光沢感がでる反面、表面は繊細で折り曲げたりすることによって
皺になりやすい性質があるのです。


ハンドバックや財布、靴ほとんどの製品で
革を「返す」簡単に言うと折り曲げる工程があるものです。


グレージング加工したクロコダイル革を「返す」ことによって
取り返しのつかない皺が発生してしまうのです。


この皺は修復不可能な皺なのです。


この制約によって出来るデザインと出来ないデザインがあると言うことになります。


ベテランのクロコダイル職人さんなら、企画する製品の絵型(デザイン画)を見ただけで
グレージング仕上げのクロコダイル革で出来るかどうか判断してしてしまいます。


以前私たちが企画した製品でも一部型紙を変えたりして、
グレージング加工で考えていた製品も問題なく出来たことがありました。


何も知らない若いファッションデザイナーが自由にデザインをして
製品化しようとして、相手にされないケースもよくあります。


「クロコダイルって面倒くさいなぁ」と思われますが、

デザイナーたるもの まず素材の特性くらい理解して欲しいものです。


前回のブログでご説明しました凸凹した谷間と並んで

http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=11228410116
グレージング仕上げのクロコダイルの加工も


同じくらい難しく長年の経験と勘が必要なものなのです。


素材あっての製品、素材の使い方ひとつで、

製品の良し悪しが決まるものだと思います。


店長 南澤    クロコダイルレザーショップ/ガウディ  http://www.gaudie.jp/



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GAUDIEクロコダイル手帳カバー(クオバディスエグゼクティブ対応)FK1202




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今日は皆さんに嬉しいお知らせがあります。


5月に新宿の小田急百貨店で私たちの製品をお披露目できることになりました。


CrocodileShopGaudieのブログ 新宿西口 小田急百貨店


5月の23日(水)~5月28日(月)までの期間「特別企画 男の厳選手仕事市」

ということで本館11階の催事場で行われます。


今日はそのための打ち合わせをバイヤーとして参りました。


日本では、どこにも負けないクロコダイル革の品質の良さ
そして丁寧な物作りをするクロコダイル専門職人の拘り


普段なかなかお見せすることができないので、
こういう機会が出来てとても嬉しいです。


私も時間の許す限り、この期間は売り場にいるつもりです。


いつもブログでは、クロコダイル革への拘りをブログで書いていますが、
今回は直接に日本一のクロコダイル革に触れて頂けるチャンスです。


そして型入れのことなど、直接ご説明するつもりです。


ご興味のおありの方々は是非是非お立ち寄りください。


そしてブログ見てるよと声をかけて頂けると、
さらに嬉しいです。


何か特典があるかもしれませんよ


26日(土)と27日(日)の2日間では、時間を決めて名入れサービス(製品にイニシャルを印字する)やるつもりです。


また内容が煮詰まりましたら、改めてブログで詳しくお知らせしたいと思います。


店長 南澤    クロコダイルレザーショップ/ガウディ  http://www.gaudie.jp/



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GAUDIE クロコダイルラウンドウォレットとトートバック「アルバート」

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この世に存在する革の中で
クロコダイル革ほど加工のむずかしい素材はないとよく言われています。


前回のブログでご説明しました

http://ameblo.jp/gaudie-shopstaff/entry-11225643265.html


クロコダイルの職人さんの仕事の中で

縫製に入る前の下準備となります
革そのものの加工にかなりの神経と手間、時間がかかります。


クロコダイル革の一番の特徴は
表面に無作為に存在する 凸凹なのです。


この凸凹の凹んだ部分を私たちはと読んでいます。


谷の深さは革の場所によって違うものなのです。


バック、靴、ベルト、財布
何を作るにしても
革を薄く漉かなければなりません。


まず全体を薄く均一に漉くことからはじまり
折り重なる部分やヘリ返しと言いますが、
ヘリを折り返す部分は
さらに極限まで薄く漉くのです。


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幾重にも折り重なる部分を手作業で薄く「漉いている」ところ


皆様ご想像して頂ければおわかりのように
何も考えずに薄く漉けば
深い谷の部分は間違いなく切れてしまいます。


この革を薄く漉くという行為に
長年の経験と勘が必要になってくるわけです。


まさに「漉く」がクロコダイル製品作りのキーワードなのです。


漉きがきちんと出来ていない製品は

すっきりとした綺麗なフォルムにならないものです。


よくクロコダイル革を一度も扱ったことがない牛革製品の職人さんに製作を依頼すると
「失敗して弁償するのが怖いので、勘弁して」と言われるものです。


そのくらい「漉き」で職人さんたちの頭を悩ませてしまうのです。


そんな誰にでもできない、扱うことがむずかしい素材であり、
長年の蓄積された技があるからこそ
高級素材としてのクロコダイルの地位があると思います。


修行中の若い職人さんたちも是非「漉き」「好き」になって欲しいものです。
最後は寒くてすいません。



店長 南澤


クロコダイルレザーショップ/ガウディ  http://www.gaudie.jp/


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ガウディ クロコダイルトートバック「アルバート」

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