CrocodileShopGaudieのブログ

東京都蔵前のCrocodile Shop「GAUDIE」のスタッフブログです。


テーマ:

以前からお話ししていますように
我々の背景つまり関連会社は
日本でも有名なクロコダイル商社です。


http://www.horimicals.com/


そのため日本だけでなく世界のクロコダイルマーケットの状況を
だれよりも早く正確に知ることができる立場にあります。


いま世界中のクロコダイルマーケットでは
全体的に革が不足しています。


それは何故なのか?


一番の原因となっているのは、
世界的金融危機の引き金となった2008年のリーマンショックにあります。


リーマンショックによる不況によって
世界中のクロコダイルファーム(養殖場)で経営が悪化し、
稚ワニ(赤ちゃんワニ)を殺してしまったり、
育ったワニを投げ売りしたりして、
ファーム経営を放棄してしまったケースが多いのです。



CrocodileShopGaudieのブログ

養殖場のワンショット


その後少しずつ回復してきているとは言うものの
その影響は大きくて、いま現在も革が少ない状態が続いています。


日本のマーケットは極端なデフレから抜けきらずにいます。


一方世界じゅうのクロコダイルバイヤーは
少なくなったクロコダイル革を確保するために
高い値段をだして、革をおさえてしまっています。


クロコダイルだから、高級素材だからと言って売れる時代はもう終わりました。




CrocodileShopGaudieのブログ

新しくオープンした上海のショッピングセンター


革が足りない今だからこそ
日本人だけが出来るきめ細やかなもの作りとサービス精神
付加価値を高め、不得意な宣伝力(ブランド力)を克服するしか
これからの生きる道はないと思います。



クロコダイルレザーショップ/ガウディ  http://www.gaudie.jp/





いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:


CrocodileShopGaudieのブログ-ホールカット
クロコダイルの醍醐味を余す事無く感じる事の出来る「ホールカットシューズ


片足にクロコダイル革を1枚使用し左右の腑柄をなるべく揃うようにしています。


流れるようなクロコダイルの腑柄の醍醐味を感じる事の出来ます。


製法は「グッドイヤーウェルト製法」


グッドイヤーウェルト製法の良いところは、

・型崩れしにくく、長い時間履いていても疲れにくい。

・中物のコルクが緩衝材の役割を果たすとともに、履かれる方の足の形に合わせて    「沈み」履かれる方の足にフィットするよう変化する。

・革底の交換修理が他の製法に比べると多く出来る。

反面

・革底が馴染むまで「返りが悪い」

・マッケイ製法に比べると重い。


という事もありますが、それぞれの場面に合わせて、製法選んで頂ければと思います。


またお気に入りの靴を長年履いて頂くためには、

革底交換が出来るというのは、とても重要な事だと思います。


日々のお手入れとヒールやつま先部分に気を使う事で、長くご愛用頂けます。

もちろん靴を履く時は「靴ベラ」を使う!これもまた長くご愛用頂く秘訣です!!


クロコダイルの革は一枚、一枚腑柄が違うのでまさに履く方だけの一足になります。


この靴はまだホームページには載っていませんが、近々掲載予定!ご期待下さい!!


Staff 河本



クロコダイルレザーショップ/ガウディ  http://www.gaudie.jp/

いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)

テーマ:

今週に入り上海での販売パートナーである台湾人の
若い夫婦の訪問を受けました。


二人とも革製品については、有名ブランドの製品を
常日頃見ている程度です。


クロコダイル革についてや
どのように作られているかなど
製作面についてはほとんど知識がありません。


そんな二人が自分たちの理想の商品を製作して
販売したいということになり、
その製品打ち合わせが主な目的でした。


まず二人が強烈に望んだことは、
ブランドロゴを製品の目立つところに箔押しすることでした。


ご存知の方も多いかとおもいますが、
某有名ブランドのクロコダイル革ハンドバックでは、
前胴の一番上(クロコダイル革表面)にブランドロゴマークが押されています。


クロコダイル革の他の素材にはない特徴として
表面の凹凸感があります。


つまり凹凸があるために、上からブランドロゴマークを押しつけても
ボコボコなため、はっきり綺麗に押せないのです。



CrocodileShopGaudieのブログ CrocodileShopGaudieのブログ


そこで考えられるのは、ハンドバックに加工するために
革を裁断してから、高温のプレス機で革をプレスすることによって
なるべく平らにしてしまうことです。


平らになればブランドロゴマークが比較的綺麗に押せるようになります。

我々日本人は基本的に素材を大切に考えます


無理に平らにしてしまうことによって
クロコダイルが本来持っている独特な素材感を殺したくないのです。


平らにしてしまうことによって
一見して牛革の型押しのように見えてしまいます。


前回のブログでお話しましたボンベイ加工などは、
凹凸感を更に増すようにする加工ですから
ブランドロゴマークなどは、余計に写りにくくなりますね

http://ameblo.jp/gaudie-shopstaff/entry-11151336851.html


最終的に折り合ったのは、ブランドロゴマークを押す部分だけ
意識的に竹腑(四角くて細長い部分)を使用し、
うまくロゴマークが谷間の部分にかからないようにすることです。


ただ製品によっては、そうすることによって製品全体の柄模様が
あまりよく見えなくなることもありますが、
それ以上にブランドロゴマークを押すことが重要ということであれば
仕方ないことです。


これはほんの一例にすぎません。


自分が一番大切にしていること
販売するにあたってお客様が望まれることとの折り合いをいかにつけるか
とても難しいことです。


日本人は高級品を作ることが下手だとよく言われます。
何が高級品なのかは意見が分かれるところです



結局日本人の物作りを大切にしながら、良い部分は取り入れる姿勢が

大事なことですね



クロコダイルレザーショップ/ガウディ http://www.gaudie.jp/




いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)