最近即プログラマな広告をよく見かける。そんなに甘い業界ではない。広告信じた人の多くが業界で伸びる事なく終わるだろう。宝くじレベルで運が良ければ経験活かして稼げるかもしれない。IT業界のお客様は他業界なのでその経験と知識が活かせれば重宝される。
IT業界にも暗黙の階級がある。パンチャ、コーダー、プログラマ、アナリスト、コンサルタントなどなど。上級はそれぞれの目指す所もあり肩書違っても同等の扱いになる。国家資格は受験する暇無いエキスパートが多く資格は参考まで。資格持っていても使えねぇ〜って人も多い業界。逆に資格持っていると良く受けられたね?会社が?いい会社にいたのねぇ〜!個人で?よく時間作れたねぇ〜!暇だったのねぇ〜!となる。
ちなみプログラマって、飲食で掃除など雑用こなして皿洗いになったレベルと同じと個人的認識。物凄く下っ端。意見なんて言えても既に時遅く決まった後なので言われた通りにこなすしかない。
IT業界を日本語にすると情報処理業界。
情報の流通に関してはインターネット並みに早い!
乙さんがA社で粗相したことになり契約終了したとしよう。1ヶ月しないうちに数十社に氏名と粗相での契約終了の情報が広まっている。運良く情報を得ていないB社に乙さんの経歴書がまわりA社に紹介されてしまうと、A社から過去経緯を理由にお断りの連絡がいく。B社は乙さんの責任有無に関わらずお客様であるA社の言い分を受け他社への提案を控える。そこからまたA社かB社から乙さんの悪評が広まる。さらにA社に海外国籍の方が居ると海外での横繋がりで乙さんの悪評が広まる。この悪評は契約元や一緒に働く下請の人々にも広まり、日本の現場でも広まる。まして業界の構造上、孫請け、曾孫請けと絡む会社は多く情報が伝わる相手も多い。たとえそれが冤罪だったとしても業界での悪評は相当広まっている。
IT業界に入るには、相手の要望を聞き出せるコミュニケーション能力、自分に割当られた仕事をいかに進めるかの管理能力、できないことをできないと言える発言力(手遅れでも言う事)、などもコーディング以外に必要。会社員であろうとフリーであろうと最終的には個人が評価される業界。もちろん、コンプライアンスやハラスメント、秘密保持を守る事も必要。
そもそも、CPUとかメモリ、bitやら二進数とかコンピュータの仕組みが解らない状態で足を入れないでほしい。業界全体のレベルが下がる。あえて言うとIP通信のプロトコルも概要くらいは知っていてほしい。スマホアプリにしろ業務用プログラムにしろメモリの使い方や通信の仕方で挙動が大きく変わるから。
言語が分かり書けるからでフリーランスで入ってこないでほしい!と、言いたかった。