〜山形県高畠町の妖怪スポット・爺婆石〜




安久津八幡(あくつはちまん)神社の入口付近には、二本の巨大石柱が放置されている。



使用目的はよく分かっておらず、石の先端には穴が開いている。





伝説によれば、これは付近に住む老夫婦が、神社に鳥居を奉納しようとしたときの石材だという。





爺と婆が苦労して石柱をどこからか運んできたのだが、それを天邪鬼(あまのじゃく)が執拗に邪魔するので、とうとう爺と婆は諦めて、そのまま石柱を放ってしまった。


それが爺婆石(じじばばいし)なのだという。