養護施設の子供達を週末だけ、夏休みだけ等々

短期で預かることをショートというようなんです。

 

うちは関わり方が難しいという理由からお断りしたのですが。

 

ショートという仕組みは子供達にとって

良い経験?仕組み?なのでしょうか。

短期で家庭を経験するのって

私は残酷な気がしてしまう。

 

週末だけ動物園に行ったり、同行するんですよね。

子供がいない里親家庭に行くのであれば、

良い経験だと思うのですが。

子供がいる家庭だと、自分にはない家庭を

見せつけられているような思いはないのでしょうか。

 

私は幼少期、人のいない家庭に育っているので、

自分から友達の家に行って、

ひな祭りや誕生日を経験することができました。

楽しいという思いと、なんでうちは同じようにして

くれないんだろうと羨ましい気持ちが混在。

 

「これから、〇〇へ行くの。遊べないからバイバイ」

なんて、よくお友達から言われて、羨ましく思いましたが…

養護施設の子供達も里親家庭で、自分がいない日程を

見たり、聞いたりすると思います。

〃羨ましさ〃が大きくなって、つらくなりませんかね。

 

私も入り浸っていた家で、そんな経験がありました。

 

ご飯をみんなで食べた。

でも、夏休みの旅行は行けないんだ…

誕生日に自転車買ってもらったんだ…

私はパチンコの景品。いいな。

 

そんな思いを持ちつつ、

よく遊びに行ってました。

自分の中に葛藤があるけど

それが何なのかわからず、やりきれない

扱いきれない思いを抱えていたと思います。

 

それでも友達の家に行ってしまうのは

〃羨ましい〃よりも誰かと一緒にいたい気持ちの方が

強かったということか。

 

今となれば冷静に自己分析出来るのですが…。

 

実親の想いとか、それぞれの部署の考えも

あるかと思いますが、

出来れば里親になる前提でのショート預かりとか

ショート預かりで終わらない仕組みとなれば

いいなと思っています、勝手ながら。