そもそも私達は、決して一人の力だけで生きていられるものではありません。
毎日、口にするお米一粒にしても、未だ人間の力だけでは作りえないのです。
太陽、空気、水…という大自然の働き(=万物を生み育てる生命の根源力)なくしては植物は実らず、また人間は一日たりとも生き長らえることはできません。
更に、
現在の私達が便利で快適な生活をすることができるのは、
多くの先人の積み重ねた努力や犠牲があればこそであり、身近な人を含めて、計り知れない多くの恩恵を受け、生かされている存在なのです！
しかし…
多くの現代人は、そのことを「あたりまえ」と考えております。時には「不足の心」すら感じてしまいます。
言い換えると、それは先人や周囲の努力を正しく評価していないことであり、無意識のうちに道徳的な過失を犯していることになるでしょう。
自分を生かせてくれているあらゆる恩恵に対し「感謝の心」を持たないということは、人間としての当然の道徳的義務を果たしていないことになります。
日本人は、元来、こうした目に見えない恩恵に敏感で、感性豊かな民族です。
例えば、
「もったいない」「いただきます」は、大自然への畏敬の念と作り手への感謝を表す日本人独特の習慣で、先人が身をもって果たし伝えてきた道徳的義務なのですね。
こうして、
私達日本人の心は受け継がれ、私達の遺伝子の中に刻み込まれております。
ですから、
自分自身を信じて、あらゆる恩恵に感謝して生かせて頂きましょう！
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
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