いつもブログを見ていただき誠にありがとうございます。
近年、うつ病などの精神疾患が急増しており、
「原因は何か?」といろいろ問題になっております。
うつ病に関しては、
食事が大きく関係していることはわかってきています。
今回は、姫野友美(心療内科医)の「成功する人は缶コーヒーを飲まない」から
引用させていただきます。
『医学的にうつ病は、「定型うつ病」といい、新型は定形に当てはまらず「非定型うつ病」と
分類される。この非定型うつ病は、20~30代に多く見られ、
主な症状として本人が苦手な環境や相手といると身体的疲労や不調を訴えることが多い。
一方でその環境から離れたり、楽しいことがあったりすれば元気になったりするので、
本来のうつ病というより適応障害に近いと考えられている。
「定型うつ病」は食欲低下に陥る傾向が強いが、「新型うつ病(非定型型うつ病)
は過食になりやすい。
しかも、
甘いものや炭水化物に偏った食事をすることが多く、ランチは麺類ばかりで
残業の度にお菓子を買い込んでいたりする。
実は、新型うつ病(非定型うつ病)は、糖質に偏った食生活をしていることで、
脳のエネルギー不足が原因ではないかと私(姫野氏)は考えている。
脳を車に例えるなら、脳が働くのに必要なものは、バッテリーとガソリンである。
このうち、バッテリーは脳の神経伝達物質であり、
原料はタンパク質とビタミン・ミネラルである。
ガソリンはブドウ糖である。
しかし、
甘い物や炭水化物ばかり食べていると、
低血糖症を起こし脳はブドウ糖が供給されない。つまり、エネルギー産生に必要な
バッテリーもガソリンも足りないから、思考のパワーも行動力のパワーも湧いてこない。
ちょっと職場で厳しい状況になったり、そりに合わない上司に注意されるだけで、
落ち込んでしまい、やる気がなくなってしまうのだ』
現代人は飽食の時代でありながら、栄養失調までいかないにしても
栄養バランスが失調している人傾向が強いようです。
このように殆どの人々が満腹に食べているのに栄養バランスを崩し、
更に、甘いものや炭水化物などの糖質過多の食事が中心になれば、
急激な血糖の上昇を抑えるために、インスリンの過剰分泌が起こり、
低血糖症となる人が増えているようですね。
この二つの条件、
①栄養バランス失調と
②糖質過多による低血糖症が
重なると、
現代の「新型うつ病」となるようですね。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました
最近、私の周りにもかなり多く見られます。年間100万人突破されたと言いますが、
どうやら根本には食事が大きく関与しているようですね。
この状態から化学薬品を飲み始めると、本当に「うつ病(定型型うつ病)」に
なってしまいます。
もし身近でおられましたら、病院に行く前に食事をほんのちょっと変えていただきたいですね。
あっさり治ってしまうかもしれませんよ。(*^_^*)