監督:庵野秀明
製作:日本
時間:121分
評価:
ジャニタレメインのゴミ映画よりましなゴミ
仕事の付き合いで入手したインビチケットで鑑賞してきました。
終始、「特撮テレビドラマ」の仮面ライダーと「石ノ森原作」の仮面ライダーの
どちらに寄せるのかフラフラしたものを観せられてる感じの映画でした。
更に厄介なのは、中心軸には緑川ルリ子を主人公としたオリジナルプロットがあり
反復横跳びで特撮と石ノ森プロットを出すので、もう何が何だかの作品でした。
多分、庵野監督が「あれ格好良かったよねー」というオタク目線での画を撮りたかった
だけなのに、商業的な成功を背負わざる得なかったので、世間的に期待されてる監督庵野
が持つ庵野構文を入れ込んだが故に行きついた作品なのではないかと思います。
作品としては、TheFirstの方が全然良く出来てますね。
何か残念なのは、オリジナルプロット部分では凄く良いアングルの映画的な画があるんですよ。
緑川ルリ子と本郷猛の2人のシーンのカットが沢山あるんですが、ホント良い画があります。
なので、映画的にはオリジナルで突っ走って作られた作品を観たかったですねぇ。
個人的にはハチオーグの「あらあら」というセリフ回しはキャラ立ちしてて良かったです。
まぁ昔の仮面ライダー好きには堪らんシーンは随所にあるのでそれなりに楽しめるかもです。
「お見せしよう!変身!」が分かる人向けw