出産記録⑥: 緊急帝王切開「手術台の上で (2)」 | ガリ子の美味しいパンに出会いたい〜‼︎

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(需要がないのは重々承知ですが、記録のためにアップさせてください。)

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アメンバー記事にするかどうか悩みましたが妊娠高血圧症候群の恐ろしさをお伝えしたいと思い、一般公開にしています。

 

オペ開始。

「今切られているんだ」とか思うとなんだか不思議な感じ。

だって痛くないのについ立ての向こう側では開腹されているなんて!

(グニョグニョした感覚はありましたが、痛みは皆無)

なんとなく落ち着かなくて、首を右に左に動かしているとガラスに反射した自分の姿がぼんやりと見えました。

(視力が0.01以下でよかった、目のいい人だったら絶対自分の姿、見えちゃうよ...)

 

どれくらいそうしていたでしょうか、5分、いや、10分くらい?

👨‍⚕️「赤ちゃんもうすぐ出ますからね。」

そう言われてお腹から何かが引っ張り出される感触。

「あ、でた」と、本能的にわかりました。

そして数十秒後...

👶「オギャー、オギャー」

テレビでよく見聞きするような元気な声ではありませんでしたが、だけどしっかりとした泣き声が足元から聞こえてきました。

その瞬間、私の両目から大粒の涙。

 

無事に泣いてくれて本当に良かった。だけどごめんね、お母さん、産んであげれなかった。

まだ準備できていなかったのに私の都合で外に出されちゃったね、ごめんね。

 

確かに嬉しかった、だけど半分以上は急にこの世界へと放り出されてしまった息子への懺悔でした。

元気に泣く息子と、わんわん声をあげて泣く私。

そんな私の涙を、助産師さんたちは優しく、拭いてくれました。

👩‍⚕️「頑張ったね、お母さん、頑張ったよ。」

 

👩‍⚕️「元気な男の子ですよ。」

そういって私の隣に連れてこられた息子は、まだ血まみれ。

さっきまで泣いていたのに、私の隣に来た瞬間、寝ちゃったみたい。

小さな頭でしたがしっかり髪の毛はあって、顔はまるで猿のようにくしゃくしゃでした。

オハヨー「ちっちゃい...」

それが息子を見た私の第一声でした。

👩‍⚕️「お母さんの匂いがわかるのね、隣に来たら寝ちゃったね。安心したんだろうね。」

憧れの指ぎゅ!を実行するため人差し指を差し出すも寝てる息子は無反応...

結局起きないまま、再度連れて行かれました。

 

だけどいいや、元気で無事なら。

それ以上、何も望まない。

ようこそ、この世界へ。私たちのところにやって来てくれて、本当にありがとう。

 

まだ涙は止まりませんでした。

 

 

<一応、続きます...>