イチョウ並木

今年は10年に1度の紅葉と言われるように山間部だけでなく街の中の紅葉も見ごたえがあります。

ブログを更新していなかった夏の間、色々考えていました。
ぶっちゃけ「もうがん患者はやめよう~」って思っていました。

がん発覚から大きな手術して、後遺症で辛い時期もあったけど、3年が過ぎて、客観的に自分を見たら、年相応に痛い所もあるし、体力も衰えてきているけど、がんが原因で具合の悪い所なんてどこにもないんですよね。
それなのに、いつまでも“がん”を引きずって、思うようにならない事を“がん”のせいにしていたような気がしました。

これは日々「夫」を見ていて思うわけです。このブログの中にも書いているけれど、私の夫は昨年の夏に大腸がんになり手術をしました。でも本人はがんになって大きな手術をしたことなんか、もう忘れちゃってるんですよね。

夫の手術記念日に「あれから1年たったね」と言うと「そうだったっけ?忘れてた・・・」って感じです。男の人は「あれから何日・・・」なんて数えたりしないものなんですかね?

一度がんになると体調のちょっとした変化に敏感になったり、生活習慣の見直しとか必要になるけれど、がんだったから、できない事なんてないし、自分の思うような生き方をすれば良いと思うのです。
「どうせ私は“がん”だから」と知らないうちに思っていることに気が付いてしまったのです。

経過観察中ではありますが・・・自分で「がん患者やめます!」と思えばいつでもやめられるんだと思ったら急に勇気がわいて来ました。それで、私は密かに「がん患者やめます」宣言をしたのでした。


ところが・・・3月の肺がん疑惑が収束したのもつかの間、今度は再発疑惑が・・・


(つづく)






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