札幌市H様邸工事レポート  レイズドベッドの花壇と菜園 | ガーデニングおじさんのつぶやき日記

ガーデニングおじさんのつぶやき日記

苫小牧市を中心にガーデニング・エクステリア工事をやっている中で、日々の出来事や感じた事をだらだらと書いていきます。(参考HP http://www.cgkikaku.com/ 「クリーン&グリーン企画」で検索)

植物好きの高齢のお母様が、草花の世話や家庭菜園を楽しめるように、化粧ブロックで囲った正方形の花壇2か所と、東側のブロック塀に沿った長方形の菜園を作りました。北側には、庭木と宿根草の防草シート+ウッドチップでほとんど除草のいらない花壇としました。

花壇周りの土舗装の仕上がり予定高さ-40cmの高さで幅50cmで掘削し、10mmの異形鉄筋鉄筋を組みます。その後幅50cm、厚さ20cmの基礎コンクリートを打設します。基礎コンクリートの上には、普通ブロック150Cを1段積みます。

普通ブロックの上に化粧ブロック2段+スリムキャップを積みます。

積み上げたブロックの内側に厚さ5cm、H=30cmの発泡スチロールを入れます。冬の寒冷期に花壇内の土が凍結して膨らみブロックを外側に押す力を緩和する為です。

北側の花壇は、基礎砕石を敷き均し転圧し、ピンコロで囲いました。

花壇周りは、グランド用土を10cmの厚さで敷き均し転圧の後、塩化マグネシウムを散布。散水して塩化マグネシウムを溶かして土に浸透させます。

塩化マグネシウムは、吸湿性があり、空気中の水分を吸収しグランド用土表面の乾燥を防ぎ、若干締まった状態とします。グランド用土は、黒土に川砂を混合している為、水はけが良く、植物の発芽の抑制をします。

土舗装は、歩行しやすく車いすの走行もし易いので、ご高齢のお母様も永く花壇、菜園を楽しむ事が出来ます。