和室の改装とガラス。 | ほぶりっくさんのブログ

和室の改装とガラス。

半年前位に西尾市吉良にあるカフェ fico さんの
物置になっていた和室の改装をお手伝いさせて頂きました。
 
少し間が空きましたが、ようやく写真も撮れたので…
 
 
和室は、和室でいいと思うんですがね。
ゴローンと出来るし、香るい草の匂い。
 
いろいろと先の夢や展望もあり
お手伝いさせて頂くことになりました。
 
せっかくやるなら、糧にしてほしいので
道具や資材は調達させて頂き
そんなべらぼうに難しいことをやるわけでもし
やれることは体感して頂くカタチに…
 
畳を外して
まずは、養生。一応養生。。
ざっと(笑)
 
まだ結構きれいな聚楽の壁でしたので
シーラーを塗ってイタリア漆喰で白っぽいの塗り壁に。
 
まぁ、塗ろうとすれば誰でも塗れるもんです。
こうやって物事のプロセスを知るという機会は
とても重要。
 
 
そして、遊びも大切なひとつ。
 
こうじゃなきゃいけない なんてものはないので
好きなものを埋め込んだり。
 
壁紙だって 要するに 紙が貼ってあるんだから
楽譜の紙が入り込んだって壁紙だ。
 
木もガラスも埋め込んじゃってもいい!
 
 
よくあるサッシの窓は
格子状に。
 
昔の窓のくたびれたガラス止めのように
マスごとに粗くコーキング。
 
簡単な作業だけど
自分に無関係だったことを知るというのは
とても楽しいことだ!
 
 
ちょっとしたことで雰囲気はがらり。
 
 
吐き出し窓の襖の場所に格子窓を作らせて頂き
視点の変換を。
こうすれば、既存の窓もそう気にならなくなるもんだ。
 
床は、板張り。新品杉板足場材を色水塗装。
入り口は、フランステラコッタタイルをべちゃり。
 
引き戸も薄いベニアを貼って
黒板に。黒板塗料なんて使いません。
黒ペンキで十分。黒けりゃチョーク付くに決まってるし
要は、下地も木材の表面だ。
取っ手は、アメリカのアニマルトラップを代用。
あの、ガシャンと足がはさまるやつ。
 
オーナー画伯もご満悦のようで…。
 
 
 
他にも少し
外装
 
内装
 
イベント什器も制作させて頂きました。
ありがとうございます。
 
 
現在、2/28日まで
作業も手伝ってくれた
~ひかりみち~ボロシリケイド ガラス作家の
なるちゃんの作品展が行われています。
中も ひかりみちさんの個が光り
自然のチカラを感じるような素敵な空間に。
 
光りもあり、透き通るガラスもあり、煌めきもあり、
 
陽も注ぐ良い場所に。
 
黒板が良いメッセージボードに。
画伯の絵は、消えたが
活用されていることはとてもうれしい〇
 
 
作品展のお手伝いも少しだけ
参加させて頂きました。
 
入り口の誘い込みから
力強くとても惹きつけのある通路に。
 
 
 
そして、ガラスのこともあまり知らずの世界で
とても興味があったので
先行してWS(ワークショップ)の体験をさせて頂きました。
 
轟轟と火柱をあげるバーナー。
自分も鉄屋だったのでこの感じは久しぶり。
怖さとワクワクは表裏一体紙一重。
 
また、写真とは違って
グラス超しに見る世界がとっても不思議で面白くて。
 
少しだけコツを掴んだりすると
また発見があり、不思議な世界に引き込まれます。
 
ものがくっついたり、カタチを変えていく
原理と道理があり。
 
特別に自分らしい歪な作品に仕上げてもらいました〇
 
光りの根から飛び出す魂たちの様。。。
 
ひとつの作品を作り上げるまでのプロセス。
楽しさも知り、大変さも知る。
そこから奥深さ、難しさを感じ
また、ひとつ文明の知恵・工夫に触れさせて頂きました。
 
3月にこの場所でWS(ワークショップ)も開催されます。
是非、体感してあの神秘に触れて頂けたら…!
 
 
ひかりみち 作品展
~森のヒカリ~ ~2/28まで ※日・月休み
11:00-15:30
@fico 
ワークショップに関しては、店頭またはひかりみちさんに!
 
 
ficoさんの苺のチーズケーキやあんこのショコラなんちゃらも
めっちゃおいしいですよ。
ぜひ。