本日、18時から20時で予定された技術会議はなんと30分で強制終了して「安全宣言」をしようとしました。

質問に関してまともな回答もせずに!


もちろん傍聴者は怒っています。


そのことを、メディアは明日、どう報じるのでしょう??


そして、東京都側の記者会見に続いて、市場を考える会と学者、都民代表からの記者会見がありました。


ここで取り上げられた恐るべき事実を、メディアは報じるでしょうか?


幹事社共同通信で、20時8分から20迩45分まで都庁にてあった記者会見の詳報です。

ぜひ、ご確認ください。


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20:08開始
司会 東京都中央区 小坂区議
市場を考える会 斉藤さん、山崎さん
畑先生、坂巻先生
都民代表


山崎さん挨拶
今日は6時からということで築地の魚市場で働く者に長い一日。
朝1時から働いている。
食の安心安全を守るために、働く同士のためになんとしても
この技術会議に出席して先生方の話を聞き漏らさないようにと思ったが
今日の先生方の話を聞くと我々が想定したような、通り一遍の報告で終わったと
感じているし、こういうことが行政の中で行われていいものか、
つくづく、不審をより一層感じた。
これからも豊洲の土壌汚染問題、消費者、築地で働く大勢の方々に対して
頑張っていきたい。


小坂区議
日本環境学会の両先生から。


畑先生
今日の技術会議で先週22日以降、質問状を1週間で出せと言ったが
質問に対して回答がほんのちょっとだけ主な意見があったのみ。
専門家会議では表にはなっていた。
議論もなくたった30分で終わった。
とても専門家の会議ではない。
専門家のうち、1人は東京都OB。
矢木さんはバイオの現場を見ていない。
議論する素養もない。
案の定、こういうしゃんしゃん会議になった。
わたしが出した質問は配付資料にある。
ポイントだが、前回の報告書に対して、
初期値と既往値の問題、まとめてデータを出すという結論になったが
3月10日に中間報告で43000倍がきれいになったと言っているが
それに対して反省もない。
議会対策として中間報告。意図的。詐欺的行為。
2番目。値の差。サンプリングの場所が違ったと。
裏返せば既往値は10mメッシュから真ん中。今回5地点の平均。
初期値のほうが低いことが多い。
土が10センチ違った場所で値が違う。
100立方メートルに5サンプル、土の状況を反映しているのか?
これまでのものも反映しているとは思えない。基準超えたところだけ対策する。
見落としが沢山あるだろう。
深いところなど調査していない。表層土壌と地下水だけなので深いところに
沢山残されている。サンプリングの誤差を裏返せばいままでの調査が意味ない。
それに対策してもきれいにならない。
ベンゼンの問題。
ほっておいても蒸発する。微生物によらないかもしれない。
自然揮発。空気を吹き込んで温度を上げれば当然蒸発する。
微生物による浄化とは言えない。
DNA鑑定してベンゼンを食べたりイオウと食べたりするバクテリアがあるが、
鑑定されていない。
単に減ったから(自然揮発かもしれないのに)処理できているとは化学的でない。
4つめ。洗浄処理。3割~半分の濃縮残渣。水の中の泥水。そちらに有害物質が移行するので
残った砂がきれいに見える。かさとしては半分以上の泥が出てくるがこれをどこに持っていって
処理するのか。どこかに廃棄処分場に持って行ったり再処理する必要がある。
これまで泥水我出てくるとコストアップと期間。
5番目は話したので割愛。
6番め。ヒ素が処理できたから六価クロムやPbが処理というがヒ素は半金属。
水に溶けやすい。ヒ素で処理できたからPbなどは処理できない。科学的でない。
次、43000倍にならないので20万倍にしたと。土にベンゼンを、ご飯にかけるように
振りかけた。これは室内実験であり、現地処理にならない。
ベンゼン単独で存在せず、油に溶けやすいので油分やタールに含まれる。
そのベンゼンと純水のベンゼンでは効果が違う。模擬実験で処理できたからといって
現地の4万倍が残っている可能性があるが処理できない。
8番目。地下水の処理。今回、ベンゼンシアンと重金属。地下水は鉛を重金属代表。
凝集沈殿処理をしている。浮遊粒子になる。この粒子状は凝集沈殿しやすいので
鉛ができたので他の金属もと。これは間違い。地下水にはイオン状のヒ素がある。
これにはまったく触れていない。★ヒ素と鉛の使い分け
都合いい結果が出るような恣意的な実験。これで豊洲土壌がきれいにならない。
上から2mの土をきれいにするだけ、その下に汚染土壌と汚染地下水が残っているから
実験できれいになることは証明できない
盛り土の再汚染は地下水ではないか、持ち込まれたものにもあるとは思うが、
同じ物質があるから地下水ではと思った。
東京都は地下水が上昇しないから再汚染しないと言っていたが今回少し認めている。
地下水を下げないと再汚染がある。
豊洲は雨が降ると地下水位が0mになりどっぷりと浸る。
批判したがその通りになっていたと思う。
6000検体やればもっと汚染土壌が出てくるだろう。
繰り返せば新たな汚染が次々出てくると危惧。
地下水を下げるのは、泥状の中の水をポンプで汲み上げられない。
今でも数m高さが違う。汲み上げても再汚染が起こる。
今回の実証実験や対策案は問題があり、うまくいかないと思う。
あと、今日の論文を過去の歴史的なことも含めて書いているので配布したので
見て下さい。


坂巻先生
基本的なことは畑からあった。
3月10日の中間報告で済み塗りのデータで初期値を消して以来これは科学ではない。
そこにどんな値を入れようともっともらしい解釈をしようと客観的な意味を
持たせられない。
この問題を科学者としての体裁を作ってもこれは科学ではない。
これは、Natureが世界に広げた。これは日本の科学の恥さらしになる。
Natureはブログでも事態が改善されていないと伝えた。
原島先生はロボット工学の専門家というが都政のロボットになっていると理解している。
そういうことから、今後、安全宣言を振りかざしていろいろなアクションがあると思う。
マスコミの方々も事実をしっかり見据えて行動してほしい。
行政の声が大きく伝えられて一般の方々に反対が届きにくくなる。
わたしたちは分かっていることは何でもお話する。
汚染については都民の方から。


都民代表
都民として取り組んできた。
コアサンプル訴訟、汚染を知りながら購入した公金支出賠償訴訟の
2つの裁判を抱えている原告。
今日の技術会議で気になったことをまず申し上げたい。
60万m3に対して調査すると結論付けた(報告書p.16)、
土地区画整理事業で搬入された土について発表した。
しかし持ち込まれた土はどうだったか。
都市整備局に搬入時の記録を開示請求したが、
区画整理事業全体でトラックが適当に入っておいていくので把握できていないという
清水課長の話だった。
全体で60万m3、東ガス43万m3
管轄しているところが分かっていないと言っている。まず判別できるのか。
100万m3あるなら全部調査しなくてはならないのではないか。
記者会見で申し上げたいことをカラーの配布資料にまとめた。
技術会議のあり方。何のために行われたか。
22日に長谷川委員、元東京都環境局総務部長だが、発言内容に驚いたので書き込んだ。
初期値と既往値の関係は「今みたばかりで申し訳ない」と報告書を所見だったと言ってている。
しかも4万3000倍を43万倍と言っている。2階も間違っている。
数字は正しく言っているので環境基準そのものが頭に入っていないと思った。
その後20万倍の検体と言ったが気づかず訂正しなかった。
初見で見た報告書の1~2時間後に「問題なし」と結論付けた。
技術会議メンバーはそこで判断してOKとした。
長谷川委員は東京都のことに積極的に発言した。
最初から決まっていたのではないか。
都知事は「有数の権威ある人が判断するから問題ない」というが、最高の権威が
この程度か、これでいいのかと思う。
専門家会議と技術会議の違いは表に出てきて議論しない、したことがない、
一度だけ経済港湾委員会に参考人として来たが議論になっていない。
必要な議論をすべき。
技術会議は必ず東京都の陰に隠れて東京都はその陰に。
なすりつけて最終的に酷いものを通そうとしている。
結果については先生がおっしゃっていた。
彼らが何を認めたか?
「汚染は局所的」
「地下水再汚染」
このことは大きいと考える。AP(海抜)2mより上は除去するが取ったり取らなかったり。
依然としてブラウンフィールドが残り、汚染地下水、汚染が残る。
何も解決していないことがこの図から分かると思う。
しかも、H18年に液状化解析をしたが、その中身を図に書き込んだ。
東京都が出した解析書ではやじるしを付けたところまで対策と言ったが、
東京都は赤い所から下は不透水層でやらないと。
液状化して、ブラウンフィールド。
その時一体誰が責任を取るか。
専門家会議、技術会議、東京都、誰も責任を言わない。
豊洲に行く人が管理することになる。非常に悪質な会議である。
ついでに、いかに汚染が見つかりにくいかを図示したので見てほしい。
表層土と地下水で、該当調査をする。
しかし地下水は常に移動しているのでそうそう汚染が見つからない。
地下水汚染は後ろのほうにも書いたが1ヶ月単位でこんなに汚染が上下する。
あてにならない、表層土でもあたったりあたらなかったり。
次ページ、汚染が局所的なのに100m3の一箇所しか調べない。
10tで15杯分にあたる。局所的なら汚染が残る。
実証実験の結果からしても汚染は残り、危険は残る。何の安全宣言も出せない。


質疑応答
20:40

記者から特にないですか?

斉藤さん
専門の先生方からご説明いただいた。
わたしは築地市場で豊洲移転反対、現在地再整備を主張している業者として、
今日は怒り心頭である。
あの会議を終わった後で雑音を出したがあれがわたしたちの本心。
皆さんご存じのように最初から欺瞞と隠蔽の中で進んできた。
体裁よく専門家会議、技術会議などとしてこんな安全宣言を納得できるはずがない。
首都大学学長というお土産をいただいて公正公平な判断ができるか?
7人中2人欠席。2人は良心的だろうと思う。
こんな曖昧な安全宣言に抵抗があったのでしょう。
魚河岸には役割がある。評価、最大のことは信用。
安全で都民消費者が食べられることを日々心がけて仕事をしている。
こうした汚染状況の中でこうしたことが守れるか?
都民の皆さんに安心して魚を提供できない。それで反対している。
皆さんも家庭で築地で買う魚、豊洲から来る魚を比較対象してみてどうか。
きれいな魚を食べてくださいよ。
まったくおかしい
日本はおかしい。上においしいものを頂けば頭があがらない。
魚河岸、江戸っ子として容認できない。
汚れた土地を2.5mどかすと。良いことかなと思った。
しかし盛り土からも汚染が出ている。しかも地下水からも。
これからどう対応してどうきれいにしていくかを発表してから安全宣言を
出すべきじゃないか。
皆さん、水俣病の問題も50年かかって解決していない。
こういったものに我々はタッチできない。
そういうことはすべきではない。
皆さんも正しく消費者に情報を提供していただくことをしてほしい。


~20:45
記者質問はない。後は個別にご質問ある記者が集まった。