新銀行東京の400億増資にあたって、住民の損害を行政訴訟にできないものかと考えます。
(繰り返しになりますが、2000年以降の公共投資の損失は1兆円で、それがこの1日でさらに4%増えたわけです)

さらに、同じ東京都が処分しようとしている根津先生のことが重なると、そのインモラルに対する怒りは単純な「無駄遣いをして」というものにはとどまりません。

道路財源についてのフクダ氏緊急会見についても書きたいのですが(どう見ても何らかの、というよりは衆院再可決への布石作りで、そしてイブキ氏までも冷淡に切り捨てられているとは)、時間がないので、ひとまずこちらでは今は置いて・・・

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柏崎刈羽原発の地質調査結果が発表されました。

従来、さんざん、

 ・短い断層しか存在していないからM7未満の地震しか発生しない
 ・褶曲は断層と無関係(!)

などといった「有識者」談話が流されてきましたが、今回、独立しているとされてきた3つの断層の連動によれば、なんどM8クラスの地震が発生しうる、という見解が示されました。
毎日
柏崎刈羽原発:地質調査で巨大地震の可能性 東電報告書

 東京電力は27日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)周辺の地質調査の報告書を発表した。原発東側の三つの活断層が連動してマグニチュード(M)8級の巨大地震が起こる可能性が判明。東電は原発建設時は連動を否定し、M6.9しか想定していなかった。中越沖地震の震源断層の可能性が指摘される「F-B断層」も、従来より約10キロ長い最大30キロと結論。重大な過小評価で、今後の原発の耐震安全性評価に大きく影響しそうだ。

 東電は昨秋から、国の新しい原発の耐震指針に基づき、同原発の耐震性を再検討するため、周辺の詳細な地質調査を実施した。その結果、原発から最短で約20キロ東をほぼ南北に延びる角田・弥彦断層(54キロ)、気比ノ宮断層(22キロ)、片貝断層(16キロ)が連動し、M8.1程度の地震が起こる可能性があることが判明した。建設時の想定では、3断層連動の可能性を認めず、気比ノ宮断層(建設時の評価では17.5キロ)によるM6.9の地震が最大だと考えていた。

 また、F-B断層についても、海底地形などを考慮すると最大で30キロになることが判明。東電は、03年当時の評価(長さ約20キロ)が過小評価であったことを認めた。

 東電広報部は「地下構造などから、3断層は別々に動くと考えていた。今も基本的な認識は変わらないが、連動の可能性も否定できない。今回の結果に基づき、原発の耐震性を慎重に評価していきたい」と説明している。【河内敏康】

毎日新聞 2008年3月27日 20時43分

M8クラスと言えば、アメリカ地質調査所によると、巨大地震というカテゴリに属します。

* M8~:Great(巨大)
* M7~7.9 : Major(大きい)
* M6~6.9 : Strong(強い)
* M5~5.9 : Moderate(並)
* M4~4.9 : Light(軽い)
* M3~3.9 : Minor(小さい)
* M0~2.9 : Micro(微小)

以下が、東電の資料です。
TVCMで、「目に見える問題箇所はありませんでした」「地盤調査は3月に終わります」と日程表が示されている、あれです。

「総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会 耐震・構造設計小委員会 第5回地震・津波、地質・地盤合同ワーキンググループ」における当社説明資料の配布について
平成20年3月27日 東京電力株式会社

  -敷地周辺陸域の地質調査結果 -長岡平野西縁断層帯を中心として-(PDF 6.28MB)


「地質調査推進本部による長岡平野西縁断層の評価」
(クリックで拡大)
080327東電の地質調査(断層)資料p.4

ここで、約83kmの長さに相当する断層は、最大マグニチュード8の地震を起こす、とあります。

これらの3つの断層の同時活動については、後のほうで、「それぞれ個別の断層として評価する」とあるのに、「同時活動についても、不確かさの検討としして、念のため、考慮する」という、きわめてお役所的では切れの悪い説明がなされています。

(クリックで拡大)
「長岡平野西縁断層の評価」
080327東電の地質調査(断層)資料p.41



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地質評価とともに行われている(まだon-goingです)点検評価の、中間まとめにあたる資料一覧にもリンクを張っておきます。

「総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会 中越沖地震における原子力施設に関する調査・対策委員会 運営管理・設備健全性評価ワーキンググループ 第7回設備健全性評価サブワーキンググループ」における当社説明資料の配布について

 ・柏崎刈羽原子力発電所7号機 新潟県中越沖地震後の設備健全性に係る点検・評価


  に関する中間取りまとめ(報告書)(案)(PDF 1.43MB)
 ・添付資料(抜粋)(PDF 5.96MB)

年度を超えたら、内容をチェックすることができそうですが、
http://www.tepco.co.jp/cc/direct/images/080327e.pdf
には、主に目視点検や正常作動の確認と加速度応答スペクトル(すべての観測地点で大幅に基準を上回っている)を、広い範囲で実施した結果が(=「設備健全性の総合評価」)示されています。

(クリックで拡大)
080327東電設備点検中間まとめより
このフローで気がかりなのは、「基本点検」で異常なしとされた場合、その検査項目や検査方式、検査条件、それらの組み合わせに漏れや逸脱があっても、追加点検の流れには乗らない、というところです。

検査項目自体は、上に挙げたように今は目視中心なので、確認できる部位は限られ、また歪みや内部の微細なクラック(亀裂)確認する内容にはなっていないように思えます。
それらに対し、添付資料(http://www.tepco.co.jp/cc/direct/images/080327f.pdf)の内容はこまでチェックしようとしているのか、第三者による客観的なレビューが望まれます。

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UNPLUG KASHIWAZAKI-KARIWA

引き続き、柏崎刈羽原発停止への署名↑をお願いいたします。

被災された方々の不安と風説被害に心よりお見舞い申し上げます。

「運転再開は白紙」と所長が年頭会見で強調されたそうですが、動向を見守りたいと思います。


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