政変(?)のことにはあまり触れたくないのですが、おかしな記事を書く新聞社です、やっぱり。

読売 小沢代表、会見で「誹謗・中傷報道」批判を撤回
特集 小沢ショック

 民主党の小沢代表は7日の記者会見で、「大連立」をめぐる報道に関し、「私を政治的に抹殺し、明白な誹謗(ひぼう)中傷報道だ」などの表現を4日の記者会見で使ったことについて、「私の言葉や、言い回しが過ぎていたとするなら、そこは撤回する」と述べ、事実上撤回する考えを示した。

(略)

 また、小沢氏は、10月30日の最初の党首会談の直前にも、首相の代理人と接触し、大連立をめぐって協議していたことを認めた。

 具体的には、小沢氏は、首相の代理人から「首相も是非連立をしたい」と言っていると言われ、「首相から直接、話を聞くのが筋だ」と答えたことを説明した。ただ、小沢氏は「私から(党首会談を)持ちかけ、積極的、主体的に党首会談をしたかのような報道は、全く事実に反する」と主張した。

(2007年11月7日22時6分読売新聞)


071107_22時_読売


誹謗中傷そのものを撤回したわけじゃなくて、記者さんがそう質問されたのですよ。


現場で取材をし、おそらくは全文を改め、再度映像も見ながらも、「発言内容の撤回」と読み取ってしまうような日本語力の方に、報道は任せられません。


偽装報道の上塗りは、その相手が誰であっても許されないことです。


なお、全文は以下のasahi.comのサイトから読むことができます。


【11/8朝追記: SOBAさんにご指摘いただいた のですが、リンク先が間違っており、修正しました(ありがとうございます)。

最近、HTMLのインターフェースからコピー&ペーストすると自動的に?ドメインがblog.ameba.jpになってしまうようです。以前はこうしたことはなく、先日のメンテナンス以来の現象のような気がします】

asahi.com 07/11/7

    「むげにお断りできず」 小沢代表一問一答全文(上)

    「気力がぷっつんした」 小沢代表一問一答全文(中)

    仲介役「名前言えぬ」 小沢代表一問一答全文(下)  


(略)

 ――連立構想を小沢代表がもちかけた、という報道が「事実無根の中傷」であるとの発言を撤回していただきたい。報道が間違っていると言うのであれば、その経緯を小沢代表から明らかにしてほしい。


 私は当事者の一方のはずであるが、私には取材の申し込みすらありませんでした。複数の関係者からの情報に基づいて、と書いているが私や民主党のことを含んでいない。それは公平ではないのではないか、という意味で申し上げました。


 私は政治家同士で内々で話したことについてこれまで一切外部にもらしたことはないが、2カ月前だったか、さる人からお呼び出しをいただき、食事を共にしながらお話をした。


 「お国のために大連立を」というたぐいの話だったが、私はまず、「われわれ民主党は、参議院選挙で国民のみなさんから大きな議席を与えて頂いた。全党、衆議院も力をあわせてがんばろう、勝てる、という雰囲気の中であります」と申し上げた。それから「そういうたぐいの話は現実に政権を担っている人が判断する話であって、私どもからとやかく言う話ではありません」と申し上げた。


(略)

――仲介役は読売新聞の渡辺恒雄氏か。報道に対する抗議の中での「誹謗中傷」発言は撤回するか。


 具体的な名前は私の口からは言えない。私から主体的に党首会談で連立の話をしたかのような報道は、その意味においては事実と反するので、それについては撤回するつもりはないその他について、私の言い回しが過ぎていたのなら撤回します。


(略)

もちろん、今は政治ゴシップに興ずる機会ではないでしょう。

ましてや、これまで「護憲左派」でないことがわかってもいた(「よりまし」で選んだ人もいれば、選ばなかった人もいる)民主党代表の行動について、わたし自身の言葉として語るべき内容は持ち合わせていません。


ただ、天木直人さんが8月に、「テロ特措法に小沢氏はこだわりすぎるな」書かれていたとき、わたし自身、強い違和感を持ったのですが、この事態を捉えた点で、たしかにきわめて慧眼であられたと思い返さざるを得ません。


【11/8夜追記: このような波乱に至ったことを予期されたのは慧眼であったとは思うのですが、とくらさんからTBいただいたエントリー『「大連立の構想」から「安全保障政策の転換」へ(スピンしたい。) 』を拝読し、たしかに、論点に実態とのずれがあるように思えてきました。大連立が問題とされていますが、やはり最初に首相側からの政策転換の示唆があったはずでした↓】

また11/7の、天木さんのエントリー『「恥をさらす」ようだが、前言をひるがえしてもう一度書く 』から一部引用します。

何が深刻な問題なのか。それは今度の騒動の結果、わが国の対米従属が一気に固定化してしまうということだ。その事によってわが国の安全はもとより経済も我々の生活も崩壊させられていくという事だ。

軍事経済体制に向かっての生活の崩壊を食い止めるために、野党内の良心の方々の団結を強く心から願います。


~~~


監視社会の靴音が聞こえます。

以下は今日(11/7)の東京新聞の夕刊トップ記事です。


東京新聞

交番警官にGPS携帯 立川女性射殺で管理?対応強化
2007年11月7日 夕刊


 交番に勤務する警察官の位置確認や活動状況の把握のため、警視庁が衛星利用測位システム(GPS)機能付き携帯電話の導入を検討していることが七日、分かった。二〇〇八年度の東京都予算の概算要求に、開発費約三億二千万円を盛り込み、同年度中に一部の警察署で試験導入する予定。将来的には都内全警察署の交番・派出所に勤務する地域課員全員への配備を目指すという。

 GPS携帯を導入する目的について、警視庁は「緊急配備などの初動措置や、応援要請をする際に敏速に対応するため、約五年前から導入を検討していた。(警察官の)管理強化を進めようということではない」と説明するが、八月に立川署富士見台交番に勤務していた友野秀和巡査長=当時(40)=が知人女性を射殺して自殺した事件を踏まえて、交番勤務の警察官の管理を徹底する狙いもあるとみられる。

 同庁地域部によると、ビル街や地下街などに多い警察無線の不感地帯でも、携帯電話なら連絡が取りやすいため、無線機能を補完する目的もあるという。携帯端末はGPS機能のほか、一一〇番情報が確認できたり、トランシーバーのような同時に多くの人が通話内容を聞ける機能を搭載したりした警視庁専用端末の開発を予定している。

(東京新聞)

警察官の起こした陰惨な殺害により亡くなられた、前途ある女性のご冥福をお祈りします。

この事件を、後に禍根を残す監視システム導入への契機にしたことに対していったいどんな議論があったのでしょうか。


◆弊ブログ関連エントリー

07/11/4

【日常】小児科医の講演で考えさせられたこと・【時事】防衛省GPS携帯導入が目指すものに妄想


管理人、飛ばしすぎか、少し静養を言われているため(気力はありますが)、各種レスポンスが遅れるかもしれません。

いましばらくご容赦ください。


~~~

UNPLUG KASHIWAZAKI-KARIWA

引き続き、柏崎刈羽原発停止への署名↑をお願いいたします。

被災された方々の不安と風説被害に心よりお見舞い申し上げます。

同時に風説被害解消を挙げつつ安全宣言をいたずらに急ぐ政府・企業方針に懸念を覚えます。


ブログランキング

(よろしければクリックをお願いいたします。ランキング:ニュース全般)


---

トラックバックピープル「自民党」 に参加しています。

トラックバックピープル「郵政民営化法案の凍結」 に参加しています。

トラックバックピープル「M&Aをやめろ!キャンペーン」 に参加しています。

トラックバックピープル「衆議院選挙 野党共闘に参加しています。

トラックバックピープル「自民党政治」 に参加しています。

News for the People in Japanリンク集 に登録していただいています。