教育三法が衆院教育再生特別委員会で与党の賛成のみによって採決されました。

今日は病院のロビーのTVで、教育再生特別委員会の国会中継を通りがかりに見かけました。

ただでさえ疲弊している中で、アベが何かを語り今日また暴挙が行われようとしていること、その現場を見届けられないこと、とても「憎いし苦痛」です。


そして、アベが勇気を奮うことは、常に当事者のためではなく、戦争という巨大産業イベントで儲かるお取りまきに「よくやった」と短期的な成果に対する賞賛を求めるため、というもくろみがあるからに他なりません。

あえて言えば、お題目として唱える曖昧な「美しい国」に期待する方の意も当然のように裏切るものだと考えます。


時事ドットコム 2007/05/17-13:08

安倍首相「勇気持ち改革を」=教育3法案、午後採決-衆院特委
 衆院教育再生特別委員会は17日午前、教育改革関連3法案に対する一般質疑と締めくくり総括質疑を行った。安倍晋三首相は最重要課題に掲げる教育再生について、「変えるべきことは勇気を持って大胆に変え、守るべき点については守るためにも、改革は前進させなければならない」と述べ、改めて強い意欲を示した。河村建夫氏(自民)への答弁。
 特別委は午後も3法案の総括質疑を続行し、同日夕ごろに採決を行う。18日には衆院本会議で可決され、参院に送られる見通し。

もしそうしたもくろみでなければ、自ら「国家百年の計」とした教育を、国民市民の反対や真の識者からの根本的な問題提起を押し切ってまで、「勇気」を持って改革を目的にしながら改変しようとするでしょうか。

それでなければ、改憲を「私の内閣」の実績と位置づけ、国民市民や世界、真の識者からの根本的な問題提起をせせら嗤ってごり押ししようとするでしょうか?


このまま行けば、早晩、昨年東京都で定められたように、職員会議での採決や挙手すらもできなる日は近い。

[AML 6686] 【都教委News33】職員会議での「採決禁止」 都教委が異例の通知/校長権限強化へ

(2006/4/16)


教育基本法が改悪されたとき、すでにこのような事態が間近に訪れることは予想していたけれど、あまりに浅はかで、狡猾で、下品で、見境なく、取り返しがつかないものです。

時事ドットコム 2007/05/17-20:10
070517教育への政治の暴力的介入

教育3法案、特委で可決=18日に衆院通過
 衆院教育再生特別委員会は17日夕、政府提出の教育改革関連3法案と民主党対案について採決を行い、政府案を与党の賛成多数で可決した。18日には衆院本会義で可決し、参院に送付される見通し。「教育再生」を掲げる安倍内閣が今国会の最重要法案に位置付けた3法案は、会期内成立が確実になった。


教育基本法改正情報センター

第166国会情報
参院での教育3法案の審議日程
5月21日(月)12時開会。本会議 教育3法案(政府案・民主党案)の趣旨説明、質疑(自民10分、民主15分、公明10分)明日(18日)、文教科学委員会理事懇談会が開催され、今後の審議日程が協議される見込み(5/17 18:00)
教育3法案が衆院・教育再生特別委で与党の賛成多数により可決
学校教育法等の一部を改正する法律案、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案、教育職員免許法及び教育公務員特例法の一部を改正する法律案に対する付帯決議 (5/17衆院教育再生特別委員会)


東京新聞(共同) 教育3法案を特別委で可決 教員免許更新制導入
070517伊吹文科相・塩崎官房長官・菅総務相 2007年5月17日 19時50分
(写真: 衆院教育再生特別委員会で教育改革関連3法案が可決され、一礼する(右から)伊吹文科相、塩崎官房長官、菅総務相=17日午後)

 教員免許更新制などを盛り込んだ教育改革関連3法案が17日夕の衆院教育再生特別委員会で自民、公明の与党の賛成多数で可決された。同法案は18日午後の衆院本会議でも可決、参院に送付され、今国会で成立する見通しだ。民主党提出の対案は与党や共産、社民、国民新3党の反対で否決された。
 政府、与党は7月の参院選をにらんだ安倍内閣の実績づくりのため、同改革法案を最重要法案と位置付けており、審議を加速させる方針。これに対し、野党側は徹底審議などを主張して抵抗を強める構えだ。
 安倍晋三首相は採決に先立つ締めくくり審議で、民主党の笠浩史氏の質問に対し「教育改革に対する国民の要請は強く、私の内閣の使命は教育再生に取り組むことだ」と言明。今国会で法案成立を目指す意義について「緊急に必要とされている改革であり、決して拙速ではない」と強調した。(共同)


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そしそうしたもくろみでなければ、この時期に、人々と自然の叫びを無視し愚弄し、辺野古に自衛隊を送り込むことですごんでみせる必要があるでしょうか?

辺野古から緊急情報


東京新聞 普天間移設 事前調査 施設庁、海自に協力要請
2007年5月17日 朝刊 (トップ記事)
 米軍普天間基地の移設工事に伴い実施される海域現況調査(事前調査)について、防衛施設庁が防衛省を通じて海上自衛隊に協力を要請していたことが十六日、分かった。海自の掃海母艦「ぶんご」が既に十一日に横須賀基地を出航し、沖縄近海に進出。同艦乗員による潜水調査が、一両日中にも始まるとみられる。沖縄では調査への自衛隊関与に強い反発があり、地元と自衛隊の信頼関係が崩れる可能性が指摘されている。
 「ぶんご」は久間章生防衛相の命令を受けて作業を開始する。艦長(二佐)のほか掃海隊群司令(海将補)と複数の幕僚が乗艦しており、任務の重大性を裏付けている。
 事前調査は普天間基地を沖縄県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部に移設するのに必要な環境影響評価(アセスメント)に先駆けて行われる。名護湾などの調査ポイントに、サンゴの産卵を調査するための着床板や水中ビデオカメラを設置する。
 作業は防衛施設庁が業務委託した民間の調査会社が行うが、反対派住民らによる作業の妨害が予想される。このため、海自にも調査会社と同じ作業を行うよう要請した。「ぶんご」にはゴムボートや空気タンクがあり、海自潜水士による民間ダイバーとの共同作業が想定される。
 自衛隊の活動は、民間企業の仕事を奪わないよう、自衛隊以外にできない作業であることを意味する「非代替性」が要件の一つとなっているが、防衛省は「運用にかかわることなので公表できない」と「ぶんご」の活動そのものを明らかにしていない。
 海自関係者は「防衛相の命令に従うしかないが、自衛隊に民間業者のような環境調査の経験はない。海上保安庁が行う警備もできない」と戸惑いを隠さない。
 沖縄の地元メディアは連日、「自衛隊投入」を伝え、仲井真弘多沖縄県知事は記者団に「何のためにくるのか分からない」と不快感をあらわにしている。

参院選ではアベとその周辺システムは、憲法”見直し”や教育”改革”を争点にするのではなく、「これからの国家運営では、国民や在住者を戦争に駆り出しますよ、よろしいですね」、ということを正直に争点にすべきです。


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教育三法採決へのサポーターとして、「親」なるものがいかに愚かという政府都合のメッセージを、やっぱり電波でみのもんたが垂れ流しています(想像に難くなく)。

東京新聞 2007/5/17朝刊 芸能・ワイド欄より

◆「おもいっきりテレビ」(11日・日本)への読者投書

 教育再生会議の子育て提言見送りを報じた際、男性司会者(引用者注:言うまでもなくみのもんた)は「今のバカ親」を二回繰り返した挙げ句、「何で見送りになったのか理解できない」と発言していた。諸々の理由で実践できない国民が多いのに、「バカ」だと言う彼の方が世間知らずの非常識に見えた。(千葉市・64歳の方)


衆愚を印象付ける時間があれば、割り当てられた電波の有効活用法が別にあるでしょう。

いろはの「イ」の文字を最初にブラウン管に映した高柳先生 がこの時代を見たら、どれほど怒りを持たれるでしょうか。


ところで、みのもんた追記: 「思いっきり水道水飲んでますよ!」  「東京都水道局水道ニュース第17号


まったく利益のにおいがするところでどんな発言でもしますね、この水道メーターニッコクの社長 は。

「思いっきり水道水飲んでますよ!」


なんとか還元水を飲んでいるわけではないとでも?

これがウィットや誠実さの象徴になると考えたのでしょうか。


まさか知事をパートタイムでなさっている作家先生の肝いりではないでしょうね。


いずれにせよ、ろくでもないアイデア・駄作ですが、住民がはまたもこのような愚かな人物を広報に載せることを許していると思われそうで(さすがに被害妄想)、非常に非常に心外です。


都税を使って新聞に折り込まれて自宅の中までやってくることはもっともっと心外です。


テレビでは、インチキ女性占い師すらにもまだ一定の需要があるらしいことを考えると、「たたきあげの知識人もどき」を装うみのもんた的な手合いのろくでもなさを知っていただくのは簡単ではなさそうですが、ただ、野党支持者または積極的無党派層としてはこの発言のウソや登用のうさんくささについて、意見は割れにくいところだと思います。

この夏の参院選挙に向けて考えておくべきことのひとつを再確認した気がします。


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