2月25日の築地水産仲卸の「東卸組合」の理事会があり、理事長選の方法を決めるだけで選挙はしない・・・はずが、なんと4回目の挙手投票が行われ、また豊洲東京ガス工場跡地への移転推進候補と移転反対候補の得票数が15対15の同数だったそうです。
次回3月4日の理事会で、次の決定手順が話し合われるようです。

~~~

二つ前のエントリーで、移転推進理事長候補が、

(豊洲に移転が決まった場合に)経済的に難しい状況にあり廃業することになる業者に関しては、財政的支援をするよう、東京都にかけあう


という、非実在の札束を繰り出してしまっている(ようにわたしには見えてしまう)ことを書きましたが、この件について、今月発行された書籍にも、過去の経緯を知るための詳しい記載があります。

まず書籍の紹介から。

岩波書店『貧困都政――日本一豊かな自治体の現実』
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0245070/top.html


永尾俊彦さんの5年間にわたる取材、岩波の『世界』などの記事や新規取材も加えて構成されたものです。
もちろんこれはイシハラ都政のネガキャン目的などでなく、民衆はガラス張りで監視されて虐待されている実験都市首都東京で現実に起こってきた日本全体の破壊への実態に警鐘を鳴らす描いた著作です。

地方の疲弊と表向き相反する東京の一極集中の中で、どんな暴虐が「国に先駆けての実験」としてなされてきたか、ぜひ、皆様、少なくとも都知事選の有権者の方々は必ずお読みいただきたいと思います。

「編集者からのメッセージ」と目次を引用します。
 数兆円に達する予算規模をもち,域内GDPは多くの先進国を上まわる「世界都市」,東京.多くの大企業の本社などが集まり,その税収などで日本一豊かであるはずの東京都で「年越し派遣村」が現出したのは2008年の年末でした.老人ホームの火災で失われた命,身近な場所から消えていく都立病院,「トップダウン」の掛け声のもとで硬直していく都庁職員…….「勝ち組」と称されもする東京都のもうひとつの現実を,小社の月刊誌『世界』などで書きつづてきた永尾俊彦さんが,1999年から12年間にわたった石原都政の「晩年」にあたって報告します.
 本書のタイトルはすぐに決まりました.貧困や格差が放置され,異議を唱えようとする人を強圧的に押しつぶすような,そういう貧しい都政であっていいのだろうか,そんな問題意識がこめられています.
【編集部:熊谷伸一郎】

目次

まえがき

第1章│福祉炎上
厄介払い/「たまゆら」が頼られる理由/「たまゆら」の人々/捨てられた姥を拾う「神様」/底辺の底辺の状態/「行政の貧困」

第2章│病院が消されていく
ダウン症の娘に育てられる/無形の財産/小児病院は命綱/民営化で患者中心の医療は可能か/裏切り

第3章│将軍様の銀行
「首くくってもおっつかない」責任/中小企業家の声を無視したマスタープラン/一般行員の夢と執行役の「底意」/ノーガードのボクシングのようなスコアリング/責任転嫁する元執行役/「仁司独裁」の謎/「真犯人」/乱脈経営と表裏一体の社内いじめ

第4章│オリンピック招致とは何だったのか
「オリンピックファシズム」/招致経費のごまかし/「オリンピックを買う」/御都合主義と欺瞞/オリンピズムと対極にある姿勢/「石原オリンピック」という破廉恥

第5章│築地市場は誰のものか
産地も消費者も守るせり制度/圧迫と命綱/「官製地上げ」/組合のねじれ/汚染を知りながら土地買収/「サカナなんかやんないでくれよ」/仲卸の統廃合と臨海開発のための移転/自分の首を締める仲卸の豊洲移転/生命の尊厳を脅かす行為/不公平な人選/知事も「ぶったまげた」追加調査結果/元東京ガス労働者の証言/平田健正座長に聞く/データ改ざんの疑い/科学を装い毒を食わせる論理/「液状化」と数々の隠蔽/「便所で握った寿司は食いたくねえ」

第6章│夜間中学からの抵抗
夜間学級の風景/中国人生徒の怒り/不起立「する」ということ/二重の抗議/夜間中学に通う人々と「国旗・国歌」/「盗人猛々しい」/差別・選別という「教育改革」/連なっていく杭

第7章│トップダウンに「自治の花」が咲くものか
石原都政のリアルとバーチャル/市民の知恵で地域の復興を/都民の声を耕す/品と格のある東京を

あとがき
膨大な取材による証言と事実から、失われた12年というよりは、東京から日本のありようを失わせるために派遣された都知事だった(目的的にか結果的にかは措いて)、と再度つくづく思い知らされます。

~~~

上掲書の第5章で、築地市場移転問題(官製地上げ)についても、数十ページにわたって詳細な事実が記されています。
東卸組合も、1999年からの伊藤理事長(現在は、理事選に落選しているので前理事長であり、今回も候補者ではありません)時代、築地市場再整備から豊洲移転への舵が大きく切られました。

しかし、組合員の9割以上が実際には反対しているというのに、推進する側はどんな思いでいるのか、上でご紹介した本にインタビューがあるのでお読みください。

 その頃(引用者注:現在地再整備から移転を番所市場長が就任した95年頃)、当時東卸で築地再整備の担当者だった副理事長の伊藤宏之氏が番所氏に「本年を聞かせてよ」と相談に来たという。伊藤氏は、移転問題で組合員に様々な意見があり、苦労していた。そして伊藤氏も築地での再整備は難しく、市場の将来を考えて移転論に傾いていった。
 
その後、前述のように伊藤氏は99年の理事長選に立候補し、現在地再整備の立場で強硬に移転に反対していた増田誠次氏を破り、理事長に就任した。番所氏は移行、「伊藤が仲卸をまとめられるように時間をかけよう」と考えたそうだ。

自分の首を締める仲卸の豊洲移転
 東卸の伊藤理事長はどう考えていたのだろうか。理事長室で話を聞いた。

―理事長は、番所元市場長と協力して移転に向けて行動したのですか。
伊藤 一緒にはやらないよ。ただ移転の打診があったのは事実。

―理事長は深谷代議士の後援会に入っており、東卸が1999年から2007年までの9年間に1000蔓延もの献金をしているのはなぜですか。
伊藤 深谷さんは古い友人。献金は政治家と折衝する窓口になってもらっているから。一度移転の相談に行ったことはあるが、こんなことで政治家は動かない。

(略)

伊藤 (中略)都が大家で金を出して豊洲でやりますって行っているのに、東卸だけが行かないよと言ってすむだろうか。市場当局と六つの業界団体で構成する「築地市場再整備推進協議会」で議論して決まったんですよ。それが民主主義でしょ。それから、移転に際して体力のない業者には支援も必要でしょうし、廃業する人もいるでしょう。そういう人も築地を支えてきた。だから、廃業するなら手当も必要だ。そのためには都と折衝しなきゃならない。「オレは行かないよ」じゃあ、都に「援助してよ」とは言えないでしょう

(中略)

―そもそも理事長は、なぜ移転がいいという考えなのですか。
伊藤 わたしは築地市場再整備の担当者として、工事を完了させるために組合員さんの様々な意見を調整してきた。分割しながら工事をやるんで、最後に残った区域の業者が工事現場に取り囲まれてつぶれそうだからと、生活援助のためにみんなで拠出して10億円の基金も積んだ。
 しかし、96年に本工事に着工した段階で、都の再整備の基本計画が変更されてしまった。市場の立体化や地下の開発がなくなり、水産、青果それぞれのエリアで建て直すことになり。面積も従来通りとなった。それでそれまで積み上げてきた新しい市場への夢がなくなっちゃった。これがわたしの考えが百八十度変わる要因となった。
 その後、都は修正案を提示したが再整備推進協議会にすべて拒否されたり、東卸も独自案を提案したが他の五団体から拒否された。それで都としても打つ手がなくなってしまい、方針が移転に変わり、業界六団体の考えも移転に変わっていった、というのが大まかな経緯です。
 それから、量販店を誘致するには大量の台数が停められる駐車場を持たなければならない。そういうスペースを確保するのは狭い築地では無理でしょう。

伊藤理事長の苦悩は伝わってきた。ただ、廃業する人のことも考えて都と折衝する必要上、豊洲に移転しなければ支援を養成できないという陸地は、底知れない豊洲の汚染の実態を知ると首肯できない。また、最後の築地は狭いから広い豊洲へ移るべきだというのは石原知事、猪瀬副知事や番所元市場長も異口同音に指摘している理由だ。そしてそれは、大手流通資本のための市場に移るということであり、仲卸の役割が限りなく骨抜きにされることにつながりかねない。自分で自分の首を締めることになりかねないのだ。・・・

後半部分、本当に書かれている通りです。

また、取材から読み解く限り、伊藤前理事長の説明には、まず前提として、
移転に際して体力のない業者には支援も必要でしょうし、廃業する人もいるでしょう。そういう人も築地を支えてきた。

という、一見すると、仲間思いの浪花節的な言葉が並び、その帰結として、

だから、廃業するなら手当も必要だ。そのためには都と折衝しなきゃならない。「オレは行かないよ」じゃあ、都に「援助してよ」とは言えないでしょう

という論理が来るのですが、そもそもこの流れ自体が矛盾に満ちていると思います。

だって、まずは
(1)「廃業する人イコール豊洲移転に際しての廃業、だから支援」ということが実態なのでしょうか?
違いますよね。

(2)移転で廃業者数がさらに増えるのだということなら(そう予見されています)、わざわざ再整備でなく移転で自らの仲間の淘汰を加速していることになります。しかも、移転にその犠牲を凌ぐメリットもないのに、「仲卸の円滑なリタイアを助長」(農水省の関連資料にあった言葉そのまま)、しかしそこには東京都からお金を出そう、その折衝もしよう、ということでしょうか。
無理な移転を仕掛け、潰れるならお上がいくばくかのお金を出す、これぞまさに官製地上げです。

また、
(3)築地にいても廃業してしまうかもしれない人も、豊洲に行くとさえ言えば支援をしてもらえるかもしれない、ということをもしも誰かがほのめかしているのだとしたら・・・。
「商売困ってるんでしょう?この再開発で立ち退き料が出れば楽になるでしょう?だからまず賛成しておいたほうがいいに決まってますよ」という、あのバブルの時代にもあったような口上を思い出してしまいます。
なのでこれも官製地上げですね。

再生しなくてはならないものをあえて破壊しておき、かつその行政のやり方に従順な人にだけはお金を充当しましょうとする(できるのでしょうか?)、少なくとも公金の使い方として異常極まりありません。

そもそも、過去の神田などの市場移転でも、移転の関わる廃業(実際に小さな業者ほど潰れされてきました)にあたっての支援などはなされませんでしたが、激甚汚染地への移転の今回は、東京都の市場会計から支援が拠出されるのでしょうか?もしこのお金が出されるのだとしても、それは築地以外も含む東京都全体の市場利用料からであり、巡り巡っては生産者販売者消費者のお金です。さらに、その結果作られるのが、大手流通や外資、外食チェーンのための広域流通センターで、TPPの流れともまさに符合します。

===

◆今日ご紹介した本:
岩波書店『貧困都政――日本一豊かな自治体の現実』
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0245070/top.html

◇こちらも先日出版されています:
宝島社『黒い都知事 石原慎太郎』
http://tkj.jp/book/?cd=01763201


===

ブログランキング
(よろしければクリックをお願いいたします。ランキング:ニュース全般)

AD
昨日、イシハラ都知事「不出馬」というリーク報道?が流れました。

なおもこの人物に居座られる懸念の払拭自体は大歓迎すべきことですが、この12年間の「東京からの日本破壊」と、蹂躙、断ち切られた人と人の絆からすれば、「パンダが東京にやって来て、イシハラ都知事が去りました、めでたしめでたし」、といったおとぎ話で終わる筋の話では到底ありません。

なお、わたし個人は、この不出馬話をまだ確信していません。
後出しじゃんけんに関しては他の追従を許さない都知事のこれまでの行状を思えば、容易に信じがたいところがあります。

それに、もし本当に彼が出馬しないとしても、もちろん安心していません。

イシハラ都知事の暴言や権力の専横による人権蹂躙(心身・経済面・社会的立場など多面的被害を数限りない人に与えたこと)や、押すたびにコインの落ちてくる破滅的危機を招くスイッチの乱打が今後なくなったとしても、無数に埋め込まれた地雷とトロイの木馬とこれから闘って行かなくてはなりません。

教育破壊(生徒と先生への弾圧)や、福祉破壊(「福祉は贅沢」の思想による)や、青少年健全育成条例に代表される人権弾圧政策、その一方での200億円をドブに捨てたオリンピック招致騒動やおよそ素人発想のモデルで大火傷を都民に押し付けた新銀行東京(公共事業での不動産証券化の受け皿、との噂も)などの放蕩パフォーマンス、兆円単位の天文学的な赤字を隠す臨海都市開発、高尾山へのトンネル、大深度の外環道での地下水脈断絶、築地市場の官製地上げと激甚汚染地への移転構想などを初めとした、乱開発による有形無形の共有財産売り飛ばしのツケと環境破壊・・・これらの負の遺産、反物質とも言うべき遺産と向かい合うには、途方も無い努力が必要となります。

さらに、この頃は多くの方に知られるようになりましたがさらに東京の問題が根深いのは、東京都知事とは、12兆円を超える一般・特別会計からなる国家の大統領選にあたる権限を有する(地方自治法)ことです。

そして、この濁流のような利権により毒を盛られた皿となっている首都には、地方から召し上げたお金で、美しい砂糖菓子のような装飾が施され、一部の人の懐が肥え太り、これもまた、中央と地方との連帯を断ち切る仕組みとなっています。

ともかく、過去からの一定の経緯はあるものの、利権と博打とモラル破壊の場にこの首都を持ち込んだことにイシハラ都知事12年が果たした役割(ある側から見れば功績)は計り知れません。

大げさに聞こえるかもしれませんが、12兆円の潜在的利権に食い入ろうとする勢力と闘うには、まさに命をも惜しまない信念、戦略、それに狡猾なやり口に騙されないための知恵ないしブレーンも必要です。

よしんばイシハラ都知事がもう出馬しないとしても、暴走イシハラ列車の後に、ご丁寧にも同じ地獄行きの線路を走る「振替輸送候補」もすでに名乗りを挙げています。
純正振替輸送候補には、松沢神奈川県知事(ご存知の通り、郵政民営化研究会の呼びかけ人です
ね)の名前がニュース(リーク報道)にあがっています。非純正の、イシハラ政策を踏襲する候補も、多数見て取れます。

どう考えていいのか、混乱とともにがっくり来ることおびただしいですが、それでもわたしたちも、白馬の王子・王女の登場と新知事の胸のすくような活躍を待つような、「お任せ民主主義」のスタンスではいるわけには当然いきません。

~~~

なお、このイシハラ都知事という存在をキラーコンテンツ(?)の材料として抱える産経(^^;など、未練たっぷりの御用報道を垂れ流していますので参考のため、引用しておきます。

産経
都民に驚きの声 なお翻意求める意見も
2011.2.22 23:44
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110222/tky11022223450019-n1.htm

 22日、突然伝わった石原慎太郎知事の次期東京都知事選不出馬に、都民から驚きの声が上がった。だが、この日は知事から正式な表明はなく、行政や議会関係者は戸惑いもあり、なお出馬を求める意見も出た(管理人注:どれだけ?)

 大田区の自営業、横沢史和さん(66)は「風見鶏みたいな政治家ばかりの中で、石原知事のようなりんとした人が必要だ。ブレーンをうまく使い、自分が立てた政策を実現させる力がある石原知事は、都のリーダーとしてよかったのだが。残りの知事候補者は心もとない」と心配そうだった。

 都内のある小学校長は「石原知事は公立小中学校の国旗国歌問題などで毅(き)然(ぜん)とした態度をとり、最後のとりでだった。絶対にはしごを外さない人で、私たちも安心して教育を進められた。せっかく都全体の教育が正常化に向かっているのに(管理人注:うわーすごい。土肥先生、お読みになっているでしょうか?)、あと1期くらい頑張って」と惜しんだ。

 土屋敬之都議(日本創新党)(管理人注:これまでの言動と民主党除名の経緯などについてはWikipediaにも詳細あり)は「都官僚を制御して、ディーゼル車の排ガス規制、東京マラソンの開催、認証保育所(管理人注:これも検索でいかなる代物か分かります)の設置などのアイデアを出すブレーン(管理人注:こんなブレーンはいらない)を持つ人材は他にいない。石原さんのような国家観(管理人注:口先の勇ましさと行動は日本売り、というのが国家観)を持った指導者が担わなければ、日本崩壊(管理人注:その張本人の一人なのに)の序曲が始まる」と憂いた。
(管理人注:いけません、ついコメントが熱くなってしまいました(苦笑))

 この日、都内のホテルで行われた自民党都連の総決起集会に出席した同党豊島区議団の村上宇一幹事長は「石原知事に出馬を求める言葉が数多く出て、会場は割れんばかりの拍手だった(管理人注:へえそうですか)。23区の幹事長会も文書で出馬を要請している。(知事は不出馬を石原伸晃自民党幹事長を通じて支援者に伝えているが)親子の会話(管理人注:非実在会話じゃないでしょうねえ)の細かいことはわれわれには分からない
」として、多くの自民系区議らは、知事の翻意に期待をしているはず(管理人注:この人に期待しなくてはならない自民党)だと述べた。

 五輪招致などで行動をともにしてきた山崎孝明江東区長(管理人注:盟友で息子の選挙応援にも都知事が応援。なお、豊洲新市場開場でもろもろ期待中ということです)は「石原知事はまだ国や都の先行きを憂えている」と話し、出馬の可能性は否定できないとした。



TOKYO MX (←管理人注:東京都が大株主です)
自民党都連「総決起の集い」 石原知事、ここでも進退に触れず
2011年2月22日
http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/201102227.html

 都知事選をめぐって各党のけん制が続く中、自民党都連は「都知事選・統一地方選挙総決起の集い」と称した大規模な集会を開きました。渦中の石原知事も出席しましたが、自らの進退には一切触れませんでした。
 都内のホテルで開かれた集会には国会議員や都議会議員、支援団体などおよそ4000人が集まりました。集いの名前にも付けた知事選について谷垣総裁は「自民党にとっては命綱の選挙。首都・東京で頑張っていただく。何よりも心強いのは、石原都知事が来て自民党を励ましてくれるのは本当にありがたい」と述べました。一方、石原知事は「再生を期するための大きな取っ掛かりになる統一地方選挙です。谷垣総裁、頑張ってください。幹事長も俺の言うこと少し聞いて乱暴なこと、やれ」と述べるも、この席でも自らの去就には触れませんでした。
 都連会長でもある石原伸晃幹事長は党全体への支援を呼び掛け、都知事選そのものには触れませんでした。

 一方、きょう一部報道で「石原知事が出馬しない意向を固め、息子で自民党幹事長の石原伸晃氏が関係者に伝えた」と報じられました(管理人注:リーク)
 「決起の集い」に出発する前の石原知事は報道陣の問い掛けに「知らないね。読んだこともない。(新聞報道に)出てるの? ニュースソースはどこなの?」と答え、息子の石原伸晃幹事長(都連会長)が支援者に伝えたと報じられていると聞くと「伸晃? きのうは『出ろ』って全然逆のこと、電話がかかってきたよ。もういいよ、決めるときは決めるから」と述べました。その、自民党都連会長でもある石原伸晃幹事長は「僕は誰にも聞かれていないし、(不出馬という)話ももらっていません。きのう、都連の幹部と話をしに行って、そのときの感触は先週よりは悪くなかった」「(石原知事本人は、出馬するかどうか)決めてないと思いますね」と述べました。(管理人注:スピンの様相)
 先週末から“出馬準備”“不出馬”との報道が錯綜する石原知事周辺ですが、知事はこれまでに自らの進退を来月11日の都議会最終日までに明らかにする趣旨の発言をしています。


産経
都庁「誰が来ても都政厳しく」
2011.2.22 22:09
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110222/tky11022222310017-n1.htm

「不出馬は事実なのか。都政はどうなる」。3期12年を強烈なリーダーシップで牽引(けんいん)してきた石原慎太郎知事の不出馬情報で都庁内は22日、大きく揺れた。(管理人注:都職員の7割強がイシハラ都知事の続投を願っていないという調査や、表立っては都政を強行に推進する部門で、特段政治的活動に興味のない方も都知事にそうした思いを持っていない方が多数いるという事実を、ここに付記しておきます)

 折しも、8日に開会した都議会定例会の本会議が同日も行われた直後だった。

 石原知事は職員を前にした訓示などで、ことあるごとに「東京は日本の頭脳で心臓。現場を持っている東京都がしっかりしないといけない」と発言。石原知事のリーダーシップに影響を受けた職員は多く、「石原知事以上に指導力がある人はいない。誰がきても厳しい都政運営になる」(都幹部)と漏らした。

 22日の退庁時には、多くの報道陣が石原知事を囲んだ。

 不出馬の報道に対して、「知らないねえ。ニュースソースはどこ?」と“逆質問”。自民党の石原伸晃都連会長の名前が挙がると、「昨日も出ろと言っていたし、さっきも言われた。全然逆のことで、電話かかってきたけどね」とかわした。

 その後も進退についての質問が続いたが、「もういいよ。決めるとき、決めるから」と話し、足早に都庁を後にした。

ここからはさらに参考:
朝日
石原都知事、4選不出馬の意向 3月上旬にも正式表明
http://www.asahi.com/politics/update/0222/TKY201102220206.html

 東京都の石原慎太郎知事(78)が、4月の都知事選に立候補しない意向を関係者に伝えていることがわかった。自民党などが4選出馬を求めているが、3月上旬にも正式表明したい意向だという。不出馬が確定すれば、同党は新たな候補者選びが急務となる。民主党などの人選にも影響を与えそうだ。

 石原知事は22日までに「出る気はない」との意向を親しい関係者らに伝達した。ただ、長男で自民党幹事長の石原伸晃氏や自民支持団体が出馬を要請しており、こうした事情も考慮して最終的に判断するとみられる。

 石原知事は衆院議員を1995年に辞職後、99年の都知事選で初当選。2003年は308万票で再選、07年も280万票余りの大量得票で3選を決めた。07年に立候補する際、「最後のご奉公」と3期での引退を示唆したが、昨年春以降は「政治は一寸先は闇」などと述べ、進退についての明言を避けていた。

 石原都政を支えてきた自民党は1月、4選をめざして立候補を促す方針を決め、今月18日には同党を支持する業界団体などが知事に出馬を要請。伸晃氏も「ぜひ出て欲しい」と自ら立候補を求めているが、知事は「結局は私が決めること」などと繰り返してきた。

 石原知事が不出馬を最終決断すれば、自民党は新たな候補者の人選を進める。民主党は「勝てる候補」と目される蓮舫行政刷新相(43)の立候補が不透明な中、複数の人物に打診している。石原知事の不出馬で選挙情勢が大きく変わることから、今後の人選にも大きな影響が出るのは確実だ。

 都知事選をめぐっては、前参院議員の小池晃氏(50)=共産党推薦=と、外食チェーン大手ワタミ創業者の渡辺美樹氏(51)
が立候補を表明している。東国原英夫前宮崎県知事(53)や松沢成文神奈川県知事(52)らの名前もあがっている。

===

ブログランキング
(よろしければクリックをお願いいたします。ランキング:ニュース全般)

AD
2月17日、イシハラ都知事を提訴する住民訴訟の記者会見がありました。

イシハラ都知事が推し進める築地市場の官製地上げ移転(しつこくなりますが、移転ですらなく「廃止」し、国内・外資の大手流通や外食産業のための1都6県の「流通センター」機能を激甚汚染地に作るもの)のための1260億円の土地購入予算差止めの住民訴訟です。
原告は、住民監査請求に参加してくださった都民から、47名です。

都議会民主党も、この件では今回の議会代表質問などで徹底してイシハラ都政を批判していますので、ぜひ継続して徹底追及をお願いします。

また、このイシハラ都知事提訴は、都知事選直前とあって、過去の2つの裁判以上にメディアからも注目を浴びているようです(NHKでも報道があったということです)。
下記に記者会見に関する報道例を引用します。
テレ朝
築地市場移転めぐり反対派業者が石原知事を提訴(02/17 21:03)
 (↑管理人コメント:都民が入っていて「反対派業者」だけじゃないんですけれどね)
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210217047.html

東京・築地市場の移転に反対する仲卸業者らが石原都知事を相手取り、移転予定地の購入費1260億円の支出の差し止めなどを求めて提訴しました。

 築地市場の移転が予定されている豊洲地区では2008年、高い濃度の土壌汚染が発覚しました。その後、東京都は、移転予定地の3分の2にあたる23.5ヘクタールの購入費として2010年度予算に約1260億円を計上しました。移転に反対する築地市場の仲卸業者らは石原都知事を相手取り、この支出が違法だとして差し止めを求める裁判を東京地裁に起こしました。東京都は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。
~~~

それと、この一つ前に、『築地市場東卸組合・移転に大きく関わる理事長選挙は第3回も同数です(次回25日は選出方法の検討)』のエントリーを書き、そこで、

イシハラ都知事は、「業界団体はほとんど賛成でこの1団体だけが反対」といった趣旨を述べ立てますが、しかし、仲卸の方々は激甚汚染地域への移転反対は9割を超えています。
ただ、この東卸の場合も、総代、理事となっていくにつれ、1割未満の少数派である移転推進側の割合が高くなり、理事では半々に至ります(そうなったのも善戦です)。
こうした構造に、「何か特別な力が働いてはいない」と考えるほうが難しいことです。


とした点に、「何か特別な力ってどんな?」という質問をしばしば頂きます。

一言で表すのは難しいですが、たとえば東京都OBの会計士や、その知人?の弁護士が組合に派遣されてきていることなど多数あります。また、その枠組の中で、東卸(唯一、移転反対を機関決定していて、イシハラ都政がなんとしてでも切り崩したいとしている)の特定調停(※)という大変大変不可解な出来事もありました(※後ろに過去エントリーからの部分転記を置きます)。
この特定調停でも、

このたびのこの東卸理事長選で、拮抗している移転推進側の候補の主張(マニフェスト)の中で特筆すべき点としては、(伝え聞いたので正確な表現ではないですが)なんと、

(豊洲に移転が決まった場合に)経済的に難しい状況にあり廃業することになる業者に関しては、財政的支援をするよう、東京都にかけあう

といった内容がポイント=売り、のようです。

驚愕です。

まず東京都でこうしたものは予算化されていないしされ得ないのに、どこに財源があるのか、という疑問があります。
過去、神田市場にしても、移転に際して廃業にあたっても一切そうした支援がなされたことなどありませんでしたから、無理筋に他ならないのではないでしょうか??

あるいは、(お東京都様の言い分がもし)の築地の現在地再整備なら勝手に破綻しろ、しかし移転を飲むのなら経済的な支援に応じてもいい・・・などと考えており、そうした財政的支援のプランに応じる(←超控えめ表現)のであれば、もう喩えでもなんでもなく普通に地上げ以外の何ものでもありません。

だから、東京都はそんなことに公金が使えるとは、口が裂けても言えないはずです。
となると、もうこうした主張は(誰が考えたのであれ)、非実在札束で頬を殴るようなものだと言わなくてはならないでしょう。

詳しい動きなどが分かればまたこちらにも書きたいと思います。

===

(※)補足
この、築地東卸組合特定調停の(比較的)早わかりを書いたエントリーとして、

2010-10-03
『築地移転反対に圧力となる「特定調停問題」の重要点(9/22築地市場を考える勉強会から~その2~)』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10666136495.html

から抜粋します。


特定調停→借金の返済に苦しむ借主について裁判所が借主と貸主の話し合いを仲介、
返済条件を緩和し経済的な再生を支援する手続き(FACTA記事より)

ポイント 抜粋:
(1)そもそも債務超過に陥っていたとされる東卸の決算にまつわる疑惑
(2)組合員に対する相互扶助活動の一環として行われてきた融資事業の実態
(3)帳簿上の評価損で経営が破綻するのか? 粉飾決算疑惑
(4)本当に回収不能だったのか? 回収実績にまつわる疑惑
(5)約26億円分の組合員向け融資債権の評価額を巡る疑惑(1億5千万で売却)
(6)まるでだまし討ちによる強行突破? 理事会運営を巡る疑惑
(7)計画の総てに関与した弁護士(杉山真一)への疑惑
(8)決算や債権評価に関与した会計士への疑惑
(9)何故東京地裁? 特定調停の申請を巡る疑惑
(10)そもそも特定調停とは?
平成12年2月施行「特定債務等の調整の促進のための特定調停に関する法律」に基づく新制度
(コイズミ改革とともに米国から入ってきた借金踏み倒しの新手法?)


Like a rolling bean (new) 出来事録-特定調停説明補足図

勉強会を聴きながらのメモです。

20:59:28 次が東卸組合の特定調停問題。FACTAに記事が載った内容です。

 

21:01:09 東卸組合の特定調停問題:築地魚市場移転に「大密謀」というFACTA記事。反対の中核をなしている水産仲卸組合の経営破綻。理事長自らが相互扶助のお金が回収不能として全部損失計上して破綻、特定調停というものをした。債権を売り飛ばしてしまったがその先がなんと★移転派6人がたった1.5億円

 

21:02:51 東卸組合の特定調停問題:安く買って仲間から元の額で取り立てる。監事がダメといったのに、理事に説明しないですぐ回収して強引に推し進めた。また不透明なのは、簡易裁判所で扱うのに地裁「特1号」でという異例さ。もろもろ異例。これをたった1人の弁護士が動かしていた。懲戒請求をした。

 

21:04:47 東卸組合の特定調停問題:移転反対の人をばらばらにする動き。弁護士がとんでもなく不正なことをしたことが図面に。杉山弁護士、高井弁護士。杉山弁護士はもとが外資系の取り立て会社のコンサルティングもしていた(!)。毎年2~3億円返されている債権を5000万、顧問弁護士が自分の会社に。

 

21:06:52 東卸組合の特定調停問題:(まるで粉飾決算・・・)。借金減免をするが、特定調停とは、組合財産を売り払って返せということになる。25億円の債権が1.5億円、それを移転派の理事6人、弁護士が請け負う会社が債権回収。利害対立の倫理規定のもっとも大事なところ。弁護士法26条違反で懲役もの。

 

21:08:20 東卸組合の特定調停問題:この弁護士さんは二弁の弁護士会代表の方。こんなことに手を染めている。犯罪性の高い、前代未聞。認定されたことのない倫理規定違反。それくらいに築地移転反対をつぶすような無理な動きがあり、本件はその最たるものではないか。

 

21:10:31 東卸組合の特定調停問題:特定調停では銀行借金棒引きというが、財産のほうも移転派の理事に売り渡され、元の26億円で取り立てられる(!)。もこれが助け合いの融資で行われるとは、仲間内で斬り合うとは・・・。230くらいの組合を信じて借りた方は移転推進理事から借りたことになってしまう。。

 

21:12:44 東卸組合の特定調停問題:生殺与奪権。こういったことが説明されない。同席した会計士、弁護士も異議を言わない。移転問題の中心が壊されるかどうかの防衛戦。移転を推進しているのは東京都だけなのか?特定調停とは★コイズミ時代に作られたアメリカからの制度。借金踏み倒し倒産の手法。

 

21:14:08 東卸組合の特定調停問題:日本ではなじみがないやり方。ハゲタカ、GSがゴルフ場を再生したやり方。調査した弁護士もリーマンの担当。ハゲタカ外資のやり方が持ち込まれているのではないか?という非常にデリケートな話。真相究明をしなくてはならないのでこれからもよろしくお願いします。



===

ブログランキング
(よろしければクリックをお願いいたします。ランキング:ニュース全般)





AD
昨日15日は築地市場の鮮魚仲卸組合「東卸」の理事長選の3度目投票でした。
※東卸は、業界団体で唯一、移転反対をすでに機関決定していています。

30人の理事による投票ですが、今回も移転推進派・移転反対派が15対15の同数でした。

理事長候補の方針もしっかり確認され、しかし3回も結果が変わらないので、今後のあり方、ならびに議長の運営方法にも異議が出て、計5時間の討議となり、結果、次回25日には、4たびの理事長投票ではなく、選出方法を議論することになりました。

今後の選出方法には、中小企業等協同組合法に沿って、理事会から組合員全体に諮る流れがあります。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S24/S24HO181.html

そして現状の意見は、理事会で継続か、全体に戻すにしてもその方法に対して、移転推進派と反対派で意見が分かれています。

イシハラ都知事は、「業界団体はほとんど賛成でこの1団体だけが反対」といった趣旨を述べ立てますが、しかし、仲卸の方々は激甚汚染地域への移転反対は9割を超えています。
ただ、この東卸の場合も、総代、理事となっていくにつれ、1割未満の少数派である移転推進側の割合が高くなり、理事では半々に至ります(そうなったのも善戦です)。
こうした構造に、「何か特別な力が働いてはいない」と考えるほうが難しいことです。


たとえば今まで、伊藤理事長体制の10年で、東京都からの介入としか言えない事態は多数あり、体表的には、会計士として都のOBが送り込まれています。
おまけにその体制のもとで、ありえない無理矢理破綻(≒組合の売り飛ばし)事件=特定調停事件、が起こっていることも、ここで書いてきました。

とにかく、イシハラ都知事やその補完候補の都知事選出馬に際し、この官製地上げである築地問題は大きな争点となるでしょう。
(現行路線を踏襲する候補も、異議を申し立てる候補も、それぞれ乱立する模様、そこでポピュリズム選挙となり、真の政策と遂行力が評価されないものになるの恐れは、都民として頭が痛いですが)

イシハラ都知事のこの3期の間、東京からの日本破壊は、ある側の思惑からすれば「極めて順当に」進んでいます。
築地市場の官製地上げも、青少年健全育成条例での規制も、イシハラ都知事の手に残された大きなミッションであり、それらが遂行されない可能性が残ることなども、自民党がイシハラ都知事に4期出馬の打診をする理由なのかもと疑います。

引き続き、日本全体、世界全体から応援していきたいと思います。

~~~

この件に関連して、築地市場移転とTPPについて、わたしは非常に強い関係を思うのですが、ちょうど先日の築地問題シンポジウムで、その件に関連する重要な意見を記載します。
当日メモしたものですので概略的です。
シンポジウムではジャーナリスト岩上安身さんの動画配信があり、近々当日の動画もYouTubeにアップされるものと思います。

★築地市場の労働組合から:羽根川さん
4年前のこのシンポジウムから、今はいよいよ詰めの段階に来ているというが、労働組合でも制度・流通に対して農水省に要請交渉を続けてきた。
新市場計画は農水省が2005年に整備基本計画。築地市場の廃止、新市場開設とした。
そこに至る前に、農水省は用意周到に計画を準備している。
1999年、2004年に卸売市場法を改定している。(※管理人注:ちょうどイシハラ都知事が突然移転宣言をした99年とリンクしていますね)
そのころから、コイズミ政権、新自由主義経済に基づいて規制緩和を進めた。
卸売市場制度でも、取引形態の大幅な変更があり、
  せり制度から相対取引へ
ということで、公共市場の大事なところを骨抜きにされてきた。
突然、豊洲市場の話が出てきたのでなく、従来より用意周到に進めていた。
しかし、本来は2007年、笠井亮衆議院議員が質問主意書を提出。そこへの答弁書が今でも生きている。
答弁書の中身:
・ 消費者・関係者の合意形成は前提
 (東京都に対して消費者も含め幅広い関係者の合意を)
 ・食品の安全・信頼のための科学的見地での検討を
これは当時の福田総理の名で出されていて、今でも農水省はこの範囲を出ない回答をしている。
国では、合意形成がないと許認可しないと当時の総理は答弁した。
この答弁書を最大限活用しながら、早期に豊洲新市場計画を廃止させる。
また、TPPについてだが、
豊洲新市場計画はまさにTPPに対応する市場である。
(※管理人注:これまでの卸売市場でなく、大手や外資のための加工配送の流通センターとして広域拠点市場を、わざわざ東京都が作り、価格決定権もそちらに移転するもの)
食の安全・安心の観点からすると、移転早期中止は当然だが、なぜTPPと豊洲新市場が関連しているのか考えていくべき、ということで意見した。

★豊洲新市場建設事業の環境アセスや形態にうちて、アセス都民連の方から:
今度の環境アセスでは大論議になっているための地盤柱状図が一件もない。
こんな環境アセスに遭ったのは初めて。
柱状図を見たら液状化が誰にでも理解できるから示していないのだと思う。
市場の建物を作るが、根切り工事がある。
何mまで掘り下げていくのかも示されていない。
このとき、大量の汚染土壌が出るが、土壌は新界面処分場の環境基準にあえば
廃棄すると。総計80万m3になる。
また、洗浄した水は処理して公共下水道に流す。
汚染物資を汚染処理場に移転させる計画、
つまり汚染を拡散させる計画である。

こんなべらぼうなことは絶対に許してはならない。
しかも今回は単なる築地の移転でなく「広域拠点市場」で、1都6県を対象。
どうして莫大な財政を使ってその市場を作る必要があるのか。
いくらなんでもイシハラ都知事はやりすぎ、でしゃばりすぎだ。
こういうことを許していいのか。
たくさんの人に理解してもらうために。環境影響評価書案をPDFにしている。
東京都が報告したものに基づいてみんなの認識にしていくことが
大切だと思っている。
アセス都民連を作った。ぜひ資料のお買い求めを。

===
【2/11更新】 当初より2日延長します。2月12日までに投函をお願いします!

東京ガス豊洲工場跡地を卸売市場用地として購入する(それも破格の、汚染などないという前提)、そのために1260億円の土地購入予算を執行することを差し止める、住民監査請求が通らず、1/20付にその通知があったので、住民訴訟を2月中旬までに行うことになっている点、お知らせしていました。

今回、該当者(東京都が監査請求人と認めて、取りまとめて事務局が把握できた方)に、郵送で、住民訴訟の原告になっていただくための資料を送っています。その内容についてTwitterでも連続ツイートしましたので、取り急ぎ、こちらにその一覧を転記します。

togetterでも随時更新してきます。
『110205「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)』http://togetter.com/li/97308

築地市場(利権の仲間垂涎の、銀座や汐留の近く)を官製地上げして、激甚汚染地である東京ガス豊洲工場跡地へ持って行き、そこを外資や大手の単なる食品流通センターにして目利きである仲卸を排除、価格形成権奪おうという構想があります。
TPPの動きとも怖いくらい合致します。
今回の住民訴訟は、その激甚汚染地の2/3を、汚染がないはずの法外な坪単価で、1260億円ものお金をかけて東京都が買うという予算の執行を差し止めるものです。
監査請求に参加いただいた都に住民票がある方と都に登録した法人1000人・社以上(有効900余り)には、裁判を起こす権利があります。
ぜひ原告団へ。よろしくお願いします

00:16:58 【拡散:10日までに投函を!「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)】1.お知らせの封書が届いた方、住民訴訟です!同封の委任状など書類3通に記入(2通は捺印)の上、所定送付先にお願いします。都が住所氏名等確認し監査請求人とした方に送付しています。

00:19:29 【拡散:10日までに投函を!「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)】2.都は住民票など監査請求人の要件をチェックしたそうで。拒否のお知らせの送付先に今度は裁判を起こすための法的手続きの書類を事務局から郵送しています。

00:24:36 【拡散:10日までに投函を!「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)】3改.原告団参加Q&Aや関連書類が茶色の縦長の封筒(原告団事務局)から送付されていると思います。委任状、連絡シート、第二次監査請求署名用紙、カンパの郵便便振替用紙があります。

00:26:44 【拡散:10日までに投函を!「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)】4.詳しくはQ&A資料をお読みください。裁判を手続き途中で都が汚染地土地価格を決めると裁判が成り立たなくなる恐れがあるので第二次監査請求署名用紙も同封、こちらもお願いします。

00:28:54 【拡散:10日までに投函を!「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)】5.裁判の原告になっても傍聴は義務ではありません。その逆に、原告以外も当然傍聴可能です。費用はかからないですがカンパは(原告になるか、都内外か関わらず)広くお願いしたいです。

00:30:35 【拡散:10日までに投函を!「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)】6.もちろん、原告参加費用としてのカンパではなく、ご理解のほどよろしくお願いします。サポーターとして幅広くお願いします(一口1000円です)。こちらは10日締切ではありません。

00:32:00 【拡散:10日までに投函を!「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)】7.なお今回の訴訟の原告側弁護士(代理人)も、これまでの築地問題裁判と同じく、東京千代田法律事務所の梓澤先生らにお願いしています。

00:35:01 【拡散:10日までに投函を!「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)】8.改めて、弁護団への委任状記載注意事項(受領された方は)ぜひお読みください。個人と法人の場合の内容や印鑑について説明しています。ご不明の点の問い合わせ先も同封物にあります。

00:36:59 【拡散:10日までに投函を!「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)】9.ご家族複数名が茶封筒宛先にある場合、「訴訟委任状」と「原告連絡シート」はコピーしてお使いください。難しげになってしまいましたが送付物をご覧頂くと分かるようになっています。

00:38:23 【拡散:10日までに投函を!「豊洲市場用地購入の予算執行差止のための『東京都職員措置請求』提訴(裁判)】10.それでは、連続して大変失礼しました。イシハラ都政の暴挙、激甚汚染地への市場移転と、生鮮品の流通の改悪(大手・外資への売り飛ばし)反対のために、皆様よろしくお願いします。
東京からの日本破壊、都知事選でのイシハラ都知事の再選を絶対に阻止です。


築地市場「東卸組合」の理事長選は、今回も移転推進と移転反対が同数でした。
もともと9割は移転反対ですが、理事は半々、崩されることなく拮抗しています。
食の安全と供給の破壊され、外資や大手に流通が寡占されて良いはずがありません。
来週15日にまた選挙が行われます。

この、築地市場官製地上げと軟弱地盤の激甚汚染地への移転、土地購入に関する裁判(準備段階含め)は、2つあります。

(A)すでに高値で購入してしまった1/3分への不当な公金支出返還

そして、もう1つがこれから起こす、

(B)2/3の分の土地購入(1260億円)の差し止め

です。
※この(B)の裁判の原告になる方、1つ前エントリーにも書いているように2月10日までに必要書類のお願いします。


そして、すでに高値で購入した差額の160億円の公金だけはまず返せとイシハラ都知事らを訴えている(A)の裁判は今日午前、東京地裁で第3回の公判が開かれます。

以下に、原告団からのメールを転記しますので、ぜひとも傍聴のほどよろしくお願いします!!

~~~

 【転送歓迎】

築地市場移転問題-豊洲汚染土地購入に関する公金支出金返還請求訴訟 第3回公判

昨年9月に公判が開始された、石原慎太郎東京都知事ら6名に対する、公金支出返還請求訴訟ですが、明日2月8日、第3回公判が開かれます。すでに購入した汚染地の汚染除去費用相当額160億円を東京都に返還するように求める訴訟です。訴状では、本来ならば、汚染が残っていないことを確認するか、汚染の除去費用を差し引いた価
格で購入すべきところ、それらのことをせずに、汚染地を「汚染なし」の高い価格で購入したことは、適切な公金支出ではないと訴えています。

まだ入り口論の段階ですが、都は議会で「残った汚染は東ガスが対策する」と答弁をしてしまっているので、この点をどう突破するつもりなのかが今回の見どころです。

「汚染対策は終了した」と説明してきたにも拘わらず、原告に対して「汚染が有ることは分かっていた筈だ」などの開き直りもみられ、被告の議論は既に矛盾に満ち満ちています。

 出来るだけ多くの皆さんの傍聴をお願いします。口頭弁論が終わった後に集会もあり、裁判の手続きやこの問題の解説と議論の場もありますので、ぜひご参加ください。

豊洲汚染地購入の公金支出金返還請求訴訟 第3回公判
日時:2月8日(火)午前11時00分~
場所:東京地方裁判所522号法廷
 公判開始前30分に地裁1階ロビー集合です。
(公判後の報告会は弁護士会館で。)

~~~
築地東卸組合の理事長選は、激甚汚染地への移転をめぐって同数、2/7の再選挙になっています。

なお、以下に2/13(日)に日本科学者会(公害環境問題研究会)、日本環境学会(土壌汚染問題ワーキンググループ)の共催、市場を考える会などの協賛で開催される、「築地市場移転問題総合シンポジウム」のご案内チラシの本文を転載します。
多くの方に知っていただき、お誘い合わせの上ご参加いただきたいので、ご周知お願いします。
取り急ぎお知らせします! 地図などまた後ほど貼り付けます。


~~~

築地市場移転問題総合シンポジウム

★私たちが、築地市場の豊洲汚染地への移転問題を巡つて、最初に学術シンポ
ジウムを開いたのは2007年2月11日でした。そこで述べられた切実な意見は、
さすがの石原都知事も無視できなくなり、知事選に当たっては、「学者にきちん
と調べて貰う」と言わざるを得なくなりました。
★その後4年間、大任に当たつた「専門家会議」と「技術会議」は、追加調査で
次々と表面化する深刻な汚染実態をことさらに軽視、行政の筋書どおり、「浄化
可能」という見せかけの答申を作り上げました。石原都知事はこれを「錦の御旗」
として、莫大な土地買収費・設計費を予算計上し、計画案を既成事実化して強
行突破を図りつつあります。
★事態は、緊迫しています。都民の食の安全・安心を、築地での営業を、そし
て、そこで育まれた伝統ある魚食文化を守り通すために、今の時点で、この移
転問題を基礎から再検証しようではありませんか。そして、そこで明らかにな
った真実を探求する力を、ぜひ、都民のための真の都政を創造する機会にあた
って、結集しましょう。
★ご参加。ご発言を、心からお待ちしています。

日時 : 2011/02/13(|ヨ) 13:10-17:00
会場:築地市場厚生会館会議室
東京都中央区築地6-20-6 TEL:03-3541-7731 地図・裏面
(都営地下鉄大江戸線築地市場駅下車、Al出口から、
または東京メトロ日比谷線築地駅下車、各徒歩約9分<約750m>。
勝国橋西詰手前。市場勝関門を入り左側すぐ)

共催: 日本科学者会議(公害環境問題研究委員会)
日本環境学会(土壌汚染問題ワーキンググループ)


協賛: 特定非営利活動法人市場を考える会
・環境アセスメント問題都民連絡会
・防災問題を考える首都圏懇談会・ほか

会場費500円 事前申込不要。満員札止めの節はご容赦下さい。


★★プログラム★★

第一部:研究者から見た市場移転問題
◆基調報告:豊洲移転問題一この4年間の推移
畑 明郎(大阪市立大)

◆市街地土壌汚染と環境リスク 佐藤克春(一橋大)

◆ 「科学的データ」とはどういうものか
坂巻幸雄(元・地質調査所)

第二部:都民から見た市場移転問題
――指名発言とフロア・コメントーー
●市場当事者から ●消費者から ●議会から
●市民運動団体から ●ジャーナリストから ほか