「なんで、、、こんな辛い思いしなきゃいけないんだよ!!」
私は小林由依。
学校でもいじめられてるのに、家でもお父さんに虐待される。
先生だって気付かないふりして、助けてくれない。
私には誰も助けてくれる人なんていないんだ。
家にいても学校にいても、心身ともに疲れる。
どこにもいたくない。
私なんかこの世にいなければいい。
家にいるのも嫌だ。だから、今日は外をぶらつく。
少し歩いたところに路地裏があった。
今日はそこに入ろう。
路地裏に入って私は感情が爆発した。
「もう辛いよ!限界だよ。なんで、、こんな辛い思いしなきゃいけないんだよ!!」
はぁはぁはぁ
久しぶりにこんな大声出したなって思った時、、
??「おねえさん大丈夫?」
と、急に黒いパーカーのフードを被った人に言われた。
由依「あなたも私の事いじめるの?」
??「ふふっ。そんなことしないよ。あなたが今まで何されてきたのかはわかんないよ。けど、私はそんなあなたを助けたいと思った。」
由依「どーして」
??「わかんない。けど、一目見てあなたのことが気になったんだ。」
由依「そーなんだ。」
??「ねぇ、おねえさん。私があなたのこと守るから、私のおうち行こ?」」
由依「いいの、?」
??「もちろん。まず着いてきて。」
由依「うん。」
そして、名前も名乗らない不気味な人について行くことにした。
こんなの危ないって思ってる人もいるかもしれない。
けど、ついて行きたかったのだ。今まで傷つけられてばっかの人生で声をかけてもらうことなんてなかった。だから、嬉しかったのだ。
不安もあったけどね。
そして、数分歩いた時。
??「ここが私のおうち。どーぞ、あがって」
由依「ありがとう」
??「お風呂入れるからお風呂入りな。そして、お風呂上がったらあなたに何があったか教えて、私でよければあなたの子と守るから。」
由依「ありがとう。なんで、あなたは私のためにここまでしてくれるの?」
??「さー?後で教えるね笑先お風呂行きな。待ってるから。」
由依「ありがとう。」
変な人だなって思った。でも、優しい人だ。私にとってかけがえのない存在になってほしい。
出会ってすぐ言う言葉じゃないんだけどね笑
そして、お風呂はいった。
久しぶりにこんなにお風呂はいったなーって思いながら、上がり、服を着た。
由依「お風呂ありがとう。」
??「あ、うん。じゃ、ちょっとお話しよう?」
由依「うん。、」
??「じゃ、まず自己紹介。私は平手友梨奈。好きに呼んで」
由依「あー、うん。、じゃ、ゆりなで。私は小林由依。ゆいってよんで」
平手「おけ、ゆいね。もーさ、単刀直入に聞くね?今まで何があったの?」
そして、ゆりなに全てを打ち明けることにした。
学校でいじめられてるのに、先生にも見放され、家帰っても虐待される。
こんな人生もう嫌だ。って。
そして、
平手「そーだったんだ。辛かったね。もう私がゆいの事助けるから。一緒に住も?」
由依「え、?私なんて、、」
平手「私なんてじゃない。私はそんな答え望んでない。いいかダメかを聞いてるの。」
由依「ここに、ここに住みたいです。」
平手「うん、ありがとう。」
由依「こちらこそ。さっきも聞いたけどさ、なんでこんなに私に優しくしてくれるの?」
平手「うーん、私でもあんまわかんないんだけどね、なんかね、、由依のことが気になったの。いや、、好きになった。」
由依「え、?好き?」
平手「うん、私もあんまりこーいう経験したことないからわかんないけどさ、なんか気になるんだよね。だから、好きだってことだと思うの、」
由依「ごめん、私はそーゆー風には思ってなかった。」
平手「ん?そんなことぐらいわかってるよ笑だから、一緒に住もとか、色々言ってんの。ゆいのためにこれから色々頑張るから、一緒に住もう。」
由依「うん。ありがとう。」
平手「で、明日荷物取り入って正式にここに住もう。」
由依「うん。ありがとう」
平手「うん。」
そして、数ヶ月過ぎた頃。
由依「ゆりなー、伝えたいことある。」
平手「なに?」
由依「今好きな人誰?」
平手「ん?ゆいだよ。」
由依「ありがと!私も好き!付き合ってくれませんか」
平手「え、いいの?!ありがとう!」
由依「待たせてごめんね、ゆりなのこと大好きだよ。」
平手「私もー!」
あの、いじめられていた人生とは違い、友梨奈に助けられたことで私の人生は変わった。
あの時あそこ行かなかったら私の人生は変わんなかったと思う。
ゆりなに出会えてよかった。
わたしなんかを助けてくれてありがとう。
ほんとに大好きだよ。
さぁ、これはリクエストじゃないんですけど、さいきんてちぽんのリクエストが多くて、てちぽんの小説書いてみましたー
ほんとは、りさぽんにする予定だったんですけど、急遽変えました笑
なんか、話が急すぎた部分もあるかと思うんですけど、ご了承ください。笑